【目次】

「ウエスタンブーツとは?」


 

アメリカ西部のカウボーイたちが愛用していたウエスタンブーツ。そのため、カウボーイブーツと呼ばれることもあります。尖ったつま先、斜めになったヒール、脱ぎ履きしやすいV字の履き口に加え、飾りステッチが特徴。クラシカルなデザインのほかに、昨今ではファッション性の高いモダンなデザインも多数登場しています。

「大人に似合うポイント」は?


 

ウエスタンブーツコーディネートの大人らしさを高めるなら、下記の3つのポイントを押さえてみて。

【1】色合わせに迷ったらシックな「モノトーン」に任せる

コーディネートの色合わせに迷ったら、引き締め効果のある「モノトーン」を頼りにするとシックなムードをまとうことができます。

【2】「きれいめアイテムをミックス」して上品さをキープ

シャツやスラックスなど、上品さ漂う「きれいめアイテムをミックスする」ことでクラスアップを実現。

【3】「筒幅にゆとり」のあるブーツでモダンさを意識

トレンド感を獲得してモダンな趣を醸すなら「筒幅にゆとり」のあるウエスタンブーツをリコメンド。足元に重厚感が生まれ、大人の余裕漂うスタイリッシュさを演出することができます。

「パンツ」コーデのクールさを高める


デザインが特徴的なウエスタンブーツは「パンツ」コーディネートのアクセントになり、クールな趣を醸してくれます。参考にしやすいデニムパンツと合わせた着こなしのほか、きれいめパンツとの実例をピックアップしました。

爽やかな着こなしに適度なスパイスを加えて

 

フレンチスリーブが爽やかさを助長する白シャツに、ブルーデニムパンツを合わせクリーンな面持ちへ。そこに黒のベルトとウエスタンブーツを投入すれば、ほんのり辛口ムードが漂い小粋な印象に着地。

ヘルシーな脚出しスタイルを格好良く誘導

 

デニムショートパンツが幼い印象に傾かないのは、黒を選びつつ清楚な白シャツを合わせているから。ロングブーツ投入で肌見せ面積を調整しつつ、ウエスタンブーツなら格好良くまとめることに成功します。

黒レザー小物でカジュアルをクラスアップ

 

プリントTシャツとライトブルージーンズのカジュアルワンツーも、ヘイリー・ビーバーの手に掛かればこなれ顔。Tシャツの裾を結びシルエットを引き締めたら、ローライズパンツを合わせることで今っぽさをオン。そこに黒のチェーンショルダーバッグとウエスタンブーツを加え、クラスアップを叶えて。

オールブラックでマチュアなオーラを振りまく

 

ウエスタンブーツの全貌を見せるなら、やっぱりショートパンツ合わせがおすすめ。全体を黒でまとめ、マチュアなオーラを振りまいて。ピンストライプのジャケットにサテンパンツ、そしてウエスタンブーツで表情をつければ、ワンカラーでものっぺりしません。

足元を重く仕上げてメリハリアップに繋げる

 

ベージュのオフタートルボーダーニットに、アイボリーのトレンチコートを重ね柔らかく。メリハリが付くよう、ボトムと小物は黒で統一。筒幅にゆとりのあるウエスタンショートブーツで重厚感を作れば、都会派ムードが高まります。

バイカラーのウエスタンブーツをアクセントに

 

黒を基調としたシックなコーディネートは、ショートパンツの中にシアーなストッキングを忍ばせ、間延びを防止。そこにバイカラーの模様がアクセントのウエスタンブーツを投入すれば、足元にリズムが生まれて絵になります。

上品スーツの異なる表情を引き出してみる

 

しなやかなベージュのスーツには、パンプスを合わせきちんと感を高めたり、スニーカー合わせでカジュアルダウンしたりすることが多いのでは? あえてきりっとした黒のウエスタンブーツを掛け合わせれば、ベージュスーツにタフさが備わって、異なる表情を引き出すことができます。

白黒の配置にこだわりコントラストを強調

 

定番白黒コーディネートは、色を交互に小気味よくリピートすることでコントラストをたっぷりつけて。シルエットや飾りステッチが特徴的なウエスタンブーツを加え、クールなムードを底上げ。

透明感のあるオールホワイトにハンサム気分をひとさじ

 

ぱきっとシャープな白で繋いだ上下に、クリームホワイトのコートとブーツを合わせ白同士が間延びするのを回避。アクティブなウエスタンブーツを採用すれば、ハンサム気分がミックスされて甘いだけではないオールホワイトコーディネートが完成します。

「スカート」に合わせ今っぽいバランスへ


フェミニンな「スカート」スタイルは、ウエスタンブーツのような程よい重厚感のあるブーツを加え、足元をあえて重たく仕上げるのが今の気分にフィット。モダンなスカートスタイルで、着映えを実現しましょう。

スカートとブーツの丈感を計算

 

ローライズが今っぽいスカートの裾とブーツの履き口の丈感が揃うようにすると、重厚感を生むことに成功。ブラウンとベージュのしなやか配色なら、上品さを両立できます。トップスはコンパクトな白Tシャツをセレクトし、ミニマルシックを体現。

筒幅が太めのウエスタンブーツでタフさをアピール

 

ダークブラウンの着こなしで、引き締め力とソフトな印象を両得したモデルのケンダル・ジェンナー。ノースリーブトップスとナロースカートのIラインコーディネートだからこそ、筒幅が太めなウエスタンブーツの存在感を一層引き立てることができます。

テイストミックスで感度高めな着こなしへ

 

インパクト大なカラフルエスニックスカートに、黒のウエスタンブーツを合わせ感度の高いスカートスタイルへ。異なるテイストをミックスしてもトゥーマッチにならないのは、クラシカルな白シャツが繋ぎ役として貢献しているから。

真っ白スカートを挟んで軽快さをプラス

 

端正な黒のダブルジャケットに、黒のウエスタンブーツを合わせきりっと都会的に。混じりけのない真っ白なスカートを挟めば、軽やかさとメリハリをクリアすることができます。

明るめブラウンなら無難にまとまらない

 

白シャツとロングスカートのクラシカルルックに少しの抜け感を宿すべく、スカートはデニム素材を採用。大胆なフロントスリットを活かすなら、ウエスタンブーツのような存在感のあるシューズ合わせがおすすめ。黒ではなく、ヴィンテージライクな明るめブラウンなら無難にまとまるのを回避することができます。

優雅なスカートから重ためブーツを覗かせて

 

白のリブニットプルオーバーに、滑らかに落ちる同色のプリーツスカートを合わせエレガンスを獲得。そこにあえて太めシルエットの重ためウエスタンブーツをプラスすれば、互いの持ち味を引き立てることができます。仕上げに無骨なレザージャケットを加え、ブーツに馴染ませて。

足元のシルエットは引き締めすぎないのが今っぽい

 

ベージュのジャケットと黒のIラインスカートを合わせたきれいめコーディネート。シャープなパンプスやコンパクトなスニーカーでもなく、程よいインパクトを備えたウエスタンブーツを合わせれば、今っぽいモード感を授けることができます。

白×ポインテッドトゥならキレよく仕上がる

 

白を基調としながらも、タフなウエスタンブーツを投入することで甘辛ミックススタイルに仕上げていた俳優のエル・ファニング。清楚なコートの裾から、色香漂う黒のレーススカートをちらりと覗かせ奥行きを演出。真っ白とポインテッドトゥのウエスタンブーツを迎え、キレよくフィニッシュ。

足元を外して糖度を中和

 

ふわふわとした毛足が心地よいパステルピンクのニットアップに、柔和なベージュのロングコートを重ね高揚感のあるニュアンス配色へ。ハンサムなブラウンのウエスタンブーツで外せば、糖度が和らいで大人らしくまとまります。

「ワンピース」で甘辛ミックススタイルを楽しむ


それ1枚でフェミニンやエレガンスを醸すことができる「ワンピース」スタイル。ワイルドさやクールさ漂うウエスタンブーツを掛け合わせ、甘辛ミックスに仕上げるとこなれた印象にまとまります。

シンプルワンピースに穏やかなインパクトを添えて

 

ボディラインを拾わないIラインの黒ニットワンピースに、バイカラーとステッチがアクセントのウエスタンブーツを足して立体感をアップ。太めシルエットのブーツなら、モード感を両立することができます。

しなやかワンピースに程よいスパイスをオン

 

ボリュームスリーブや穏やかなベージュがフェミニンなシャツワンピースに、同色のバッグを添えて柔らかな表情へ。しなやかな装いに、重厚感のある黒のウエスタンブーツでスパイスを加えればスタイリッシュに着地します。

滑らかワンピースの足元はハードに

 

落ち感のある滑らかなサテンの黒キャミソールワンピースを着用していた、モデルのケンダル・ジェンナー。エレガントなワンピースに、あえてハードな面持ちのウエスタンブーツを加えれば、意志あるオールブラックコーディネートが完成します。

白のウエスタンブーツで鮮度よく

 

ゆったりシルエットが快適な黒のTシャツワンピースには、ダークカラーのブーツを合わせることがしばしば。白のウエスタンブーツでアクティブさを足せば、軽快さが加わって鮮度よく仕上がります。

クールな黒小物で装いを格上げ

 

スウェットミニワンピースとデニムジャケットの組み合わせも、ネイビーとインディゴブルーの落ち着きのある配色なら大人顔。そこに黒レザーのバッグとウエスタンブーツを組み合わせ、ぴりっとスパイスを効かせて。

黒と筒太ブーツで甘さを引き算

 

可憐さ漂うティアードミニワンピースも、シックな黒を選びつつ、ぽってりシルエットのウエスタンブーツで足元を重く仕上げると甘さを和らげることができます。

モダンな白黒にソフトなブラウンを重ねて

 

パファー素材がモダンな白ミニワンピースに、エッジィな黒のウエスタンブーツを合わせシャープな面持ちへ。そこにソフトなブラウンのスウェードジャケットを重ね、まろやかな上品さをトッピング。

大人のミニワンピーススタイルを堪能

 

黒のジャケットドレスには、ロングブーツを合わせて肌見せ面積を調整。マスキュリンなドレスとクールなウエスタンブーツの組み合わせなら、大人の余裕漂うミニワンピーススタイルが出来上がります。

暖色でまとめれば柔らかな印象に

 

ハンサムなチェスターコートにウエスタンブーツ、そしてプリーツミニスカートを合わせた都会派エレガンスコーディネートは、ブラウンと赤の暖色でまとめることで柔らかさを両立。そんな暖色に馴染むゴールドジュエリーをプラスし、リッチな面持ちへ。

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EDIT&WRITING :
阿部芙美香
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