「熱る(〇てる)」・・・〇の中に入るかな1文字、なんでしょう?
明日・11月10日は『ヒーターの日』です。こちらは「11(ヒー)10(ト)」の語呂合わせで、寒さが本格的になる時期を前に、ヒーターを準備して、寒い冬を温かく過ごしてもらう…という目的で制定された記念日です。比較的温暖な地域では、冬の寒さもエアコンで乗り切るお宅もあるかと思いますが、寒さの厳しい地域では特に、冬には専用のヒーターが欠かせない生活道具となっています。今年はこの時期でも気温が高めですが、来週からは寒くなる予報…。そろそろ、ヒーターやエアコンのメンテナンスについてご確認なさると良いかもしれません。ということで本日は「熱」という字にスポットをあてた日本語クイズをお送りします。
【問題1】「熱る」ってなんと読む?
「熱る」の読み方として正しくなるよう、「〇てる」の○にかな1文字を入れて、完成させてください。
ヒント:「顔やからだが熱をおびて熱くなる」という意味の言葉です。
<使用例>
「試合を夢中で応援していたら、すっかり顔が熱ってしまったわ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… ほてる です。
「熱」の表外読み(常用漢字表に掲載されない読み方)ですが、納得の読み方ですよね。
これを踏まえ、もう1問、まいりましょう。
【問題2】「熱る」ってなんと読む?
「熱る」の読み方として正しくなるよう、「〇きる」の〇にかな1文字を入れて、完成させてください。
ヒント:「熱くなる。火照(ほて)る」「激しく怒る」などを意味する言葉です。
<使用例>
「よほど腹に据えかねたのか、彼女、熱り立っていたわ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… いきる です。
こちらも、「熱」の表外読みです。
さて、2問終えたところえ「熱る」という表記に「ほてる」「いきる」と、複数の読み方があることをおさらいしました。このほか、国語辞典に「ほとる」「ほとぼる」「ほとおる」などの読み方も掲載されています。読み方によってそれぞれ、意味の違う別の言葉になります。
***
本日は、11月10日『ヒーターの日』にちなんで、「熱」という字にスポットをあて、
・熱る(=ほてる・いきる)
の読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『日本大百科全書(ニッポニカ)』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱