いよいよ2023年も師走に突入。コンビニエンスストアのレジ横などに年賀状が並んでいるのを見ると、「年賀状、準備しないと…!」と若干の焦りを感じる人も、少なくないのでは? 今回のテーマは「年賀状」。いつまでに投函すれば元日に届くのか、年賀はがきのお年玉賞品は何? 抽選はいつ?など、「年賀状」の疑問あれこれにお答えします。

【目次】

受付開始は12月15日から。
発売はすでに始まっています。受付開始は12月15日(金)からです。

【年賀状の「発売日」は?受付は「いつから」いつまで?】

■「発売日」 

2024年用の年賀はがきの発売は、すでに11月1日(水)から始まっています。販売終了は、郵便局の窓口、コンビニエンスストアなどの場合、 2024(令和6)年1月10日(水)です。

■コンビニ、郵便局以外の「購入場所」は?

日本郵便の年賀はがき賞品は、郵便局やコンビニなどの郵便切手類販売所のほか、郵便局のネットショップから購入が可能です。

■年賀はがきの受付は「いつから」「いつまで」?

2024年度の年賀はがきの引受開始は、12月15日(金)です。「いつまで」という期限に関しては、一般的に「松の内」までに送るのがマナーとされています。松の内とは、関東・その他地域では1月1日~1月7日まで。関西では1月1日~1月15日までが目安。通常「年賀状」には消印が押されませんが、1月8日以降に投函された年賀状には消印がついてしまうため、消印が押されない12月15日~1月7日までに送ることをおすすめします。もしも受付期間までに出せなかった場合は、「寒中見舞い」として送りましょう。


【年賀はがきの「配達」について知りたい!】

■いつまでに投函すれば元日に届くの?

日本郵便では2023年12月25日(月)までの投函を推奨していますが、実際にはもう少し遅くても届いた…という声も。とはいえ、正確な配達は、郵便局員さんおよびスタッフさんの努力の賜物。感謝して、できるだけ早く投函しましょうね。

■間違えて郵便ポストの「通常郵便物」に投函してしまったら…?

基本的に、はがきに「年賀」と書かれていれば、年賀状として扱われます。従って「通常郵便物」の投函口に間違って入れてしまっても大丈夫。ただし「年賀」の文字がなければ、年内に配達されてしまうこともありえるので気を付けて。そして「年賀」の文字は、必ず朱(赤)色で記載しましょう。

■誤って出した年賀状を、元日の配達前に取り戻したい…。

配達前であれば取り戻し請求は可能ですが、郵便局ごとに詳細は異なりますので、郵便物を投函した郵便局の窓口まで出向き、問い合わせしてください。なお、電話などではお願いできませんので要注意。

■日本の年賀はがきは海外へ送れるの?

日本ではお馴染みの年賀状。実はプラス37円分の切手を貼れば、世界中に送ることが可能です! ただし、国際郵便には元日に届けるサービスはありませんので、その点はご了承を。また、海外へ送る際は、はがきを横書きにするなど、国際郵便のルールに従ってくださいね。


【お年玉付年賀はがきの抽せん日と賞品は?】

■年賀はがきのお年玉抽せん日はいつ?

2024(令和6)年1月17日(水)です。抽選結果は公式サイト「郵便年賀.jp」で確認できます。

■賞品は何?

2024年のお年玉賞品は1等から3等までの3種類。気になる1等賞品は、現金30万円、または選べる電子マネーギフト「EJOICA(イージョイカ)セレクトギフト」31万円分、または2023 年発行特殊切手集と現金 20万円のセットの3種類。100万本に1本という確率です。2等賞品は「ふるさと小包」など。こちらは1万本に1本の当せん割合。そして3等賞品は、63円切手と84円切手のシール式切手シートです。くじ番号下2桁が当せん番号で、100本に3本の割合で賞品がもらえます。

■賞品との交換期間はいつからいつまで?

2024(令和6)年用年賀はがきの場合、交換期間は2024(令和6)年1月18日(木)から7月17日(水)まで。この期間を過ぎると交換できなくなるのでご注意ください。

■賞品はどこでもらえるの?

郵便局の窓口でもらえます。当せんした年賀はがき・切手のくじ番号部分を切り取らずに、郵便局にお持ちください。

■当せんした年賀はがきは、返してもらえる?

当せん番号のくじ部分に日付印を押印後、返してもらえます。

■書き損じた年賀はがき、未使用の年賀はがきが当せんしたら?

投函前のはがきでも、賞品との引き換えは可能です。郵便局窓口まで持参すればOK。

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年賀状は日本古来の文化で、現存する最古の年賀状は平安時代のものだそうです。郵便行政が初めて年賀はがきを発行したのは1949年のこと。発売当初、1億8000万枚だった発行部数は、ピークを迎えた2003年には実に44億5936万枚の発行を記録したとか。現在では発行部数は減少し続け、2021年にはついに20億枚を下回りました。メールやLINEを使った新年のご挨拶はすっかり定着しましたが、元日の朝、ポストに届けられる年賀はがきには、格別の楽しさがあるものですね。日本郵便では、今年も期間限定の年賀特設サイト「郵便年賀.jp」を開設しています。年賀はがきの商品紹介や、年賀状づくりに役立つコンテンツなど、年賀状に関する情報が満載。是非、ぜひになさってみてください。

この記事の執筆者
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参考資料:日本郵便グループPRESS RELEASE(https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2023/00_honsha/0831_02_01.pdf)、「郵便年賀.jp」(https://nenga.yu-bin.jp) :