フェイスラインをスッキリと出すことで、きちんと感を高めてくれるものの、アップヘアほどかしこまらず、自然なムードを醸すハーフアップヘア。清潔感と華やかさを兼ね備えるキャサリン皇太子妃のアレンジを参考にご紹介します。
■1:ふんわりトップ&しっかりウエーブでフェミニンに
ウェールズのカーディフ城を訪れた際のアレンジです。フロントと両サイドの3パーツに分けて髪をとり、それぞれ耳上の延長線の高めの位置で捻って固定しています。ぴっちりとオールバックにせずふんわり少し弛みを持たせて留め、こなれた雰囲気に。全体にしっかりと強めのリッジが効いたウェーブヘアがフロントからものぞいて、華やか!
■2:しっとり後れ毛を抑えてきちんと感をアップ
ボランティア活動を行うバークシャーの団体や慈善団体の地元ボランティアらに感謝するクリスマスのイベントに出席。エリザベス女王ほか王室メンバーが勢揃いしたフォーマルな催しでは、1のスタイルよりもややタイトにまとめたハーフアップヘアを披露。後れ毛対策にヘアクリームを活用すると艶やかに仕上がります。
■3:スプレーで風の強い日も洗練されたヘアをキープ
ロンドンのトリニティ・ブイ・ワーフにあるプリンス財団の芸術文化研修施設を訪問。フロントを数カ所に分けてトップで留めたハーフアップヘアは、バックスタイルにもアーティスティックなツイストを効かせています。ワンランク上の洗練アレンジをキープするためにはヘアスプレーが必須。パサパサと乾燥した質感にならないよう、クオリティの高いスプレーをセレクトすることも重要です。
■4:デイタイムはナチュラルさを重視したスタイルで
ニューヨークのノースサイド児童発達センターを訪問し、クリスマスプレゼントのラッピングを手伝った際のヘアアレンジです。サイドパートにして髪の流れに沿って柔らかくまとめています。ハーフダウンのヘアが耳を覆って、きっちりし過ぎない自然な感じに。ソフトな毛先のウエーブで、ドレスアップ感をひと匙加えています。
キャサリン皇太子妃のハーフアアップヘアをご覧いただきました。ピンで留めたりツイストしたり…、といったテクニックに不安があるなら、今シーズン豊作なヘアアクセサリーを取り入れるのもおすすめ。ゴムでまとめた後、ベルベットやサテン素材のリボンをあしらえば、よりインパクトのあるスタイルに。ぜひ参考にしてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子