キルティングのアウターは、冬スタイルの主役として着映えをもたらす存在です。どんなコーディネートをつくり上げていたかお手本にしたい3人のスナップをご紹介します。
■1:ガブリエラ・ブルタゴは…デニムのブルートーンで上品カジュアルをヘルシーに表現
パリでスナップされていたのは、デジタルインフルエンサー兼スタイリストのガブリエラ・ブルタゴ。ダンガリーシャツにダメージデニムを履いて、キルティングのジレを羽織っていました。3アイテムとも濃淡ブルーのグラデーションで合わせていて、爽やかさ抜群です。同じトーン合わせでもフラットに見えず着映えできるのは、キルティングの表情が際立っているから。スリーブレスのジレなことも、コーディネートが軽快に見えるポイントに。トートとスニーカーを白でまとめてアクセントにしたことでも、軽やかかつヘルシーなカジュアルに仕上がっています。肌寒いときは、シャツの上に厚手のざっくりニットを重ねてみてください。
■2:ステファニー・ブロークは…超ロング丈は白パンツで軽やかさを際立たせて切れよく
ファッションライターのステファニー・ブロークは、デンマーク、コペンハーゲンでキャッチされていました。ベージュのインナーとロング丈のシャツに黒いロング丈のキルティングコートを重ねて、ホワイトデニムをコーディネート。黒×くるぶしまでのロング丈のアウターはダークカラー合わせの着こなしだと重たく見えてしまいますが、ホワイトデニムの投入で一気に明るくなり、メリハリ配色に。個性派ともいえる襟が大きく、インパクトデザインのキルティングコートは、シンプルなアイテム合わせだからこそ、コート自体の存在感が光って見えます。コートの黒をリピートしたサングラス、ベルト、ブーツといった切れのよさを強調する小物使いにも注目です。
■3:ヤスミン・フォン・シュリーフェン-ネネンは…アウトドア感を全面にアピールできるプルオーバー×カーキ
ファッション系コンサルティング会社の設立者であるヤスミン・フォン・シュリーフェン-ネネン。アイボリーカラーのニットの上に、カーキのキルティングプルオーバーを着て、ブラウンのパンツを愛用していました。プルオーバータイプのアウターはスタンドカラーと半そで、大きめのポケット使いが特徴的なデザインで、軽快さが漂っています。こんなプルオーバーはデニム&スニーカーとの組み合わせだと、若く見えてカジュアルに。落ち着いたブラウンのパンツを合わせた×カーキとのシックな配色は、大人っぽくこなれたムードに仕上がります。足元のローファーもスマートさの決め手に。キルティングアウターがカジュアルなデザインの場合は、色合わせやボトムの素材をリッチ見えするものにこだわってみてください。
キルティングのアウターを愛用した3人のコーディネートにスポットを当てました。軽快さに注目して仕上げると、若々しさが高まるので、ぜひTRYしてみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀