クリアな白でベージュにメリハリをつけると、軽やかな印象がアップします。クリーンなムードが漂う軽快カジュアルで冬のおしゃれを楽しんでみませんか?
■1:ケルシー・メリットは…正統派デニムカジュアルはブーツインでさらにアクティブに
フィリピン系アメリカ人モデル、ケルシー・メリットは、パリで見かけられていました。ベージュのタートルニットにホワイトデニム、アイボリー系のシャツを羽織ったブーツインスタイルで颯爽と。ベージュのタートルはデニムにインしていてベルトでウエストマークしているので、すっきりとまとまって見えます。黒タートルでモノトーン配色に着こなすことが多いコーディネートにベージュを投入すると、より清潔感が際立ってスマートです。足元はローファーでも知的に決まりますが、ブーツインだと軽快で切れがいい印象に。シャツはゆったりと着られるBIGサイズなので、今っぽいリラックスムードが冴え渡っています。
■2:ベッティーナ・ルーニーは…モード顔のボリュームパンツを主役に白小物で上品インパクトを
イギリスを拠点に活躍するインフルエンサー、ベッティーナ・ルーニーがロンドンでキャッチされたときの着こなしです。淡いグレーのキルティングジャケットにたっぷりしたボリュームのパラシュートパンツを合わせていました。淡い色同士でなじみよくまとまっている着こなしはセンスのよさが漂いますが、ややくすんでも見えがち。そんなときバッグとパンプスのクリアホワイトが全身をぱっと明るく彩ります。小物のみで面積が小さいのに、白小物がもつ透明感がクリーンな印象をもたらす重要な役目に。「派手すぎてしまうから…」と、きれい色を取り入れるのに抵抗がある方は、クリアホワイトをおすすめします。装いがカジュアルなので、かっちりしたバッグと細いピンヒールのポインテッドトウの靴で、フェミニンさを加味させると今っぽさ抜群です。
■3:カルロッタ・バーチは…ムートンジャケットを確実に着映えさせる白キャップ&パンツ
スペイン、バルセロナでキャッチされていたのは、モデル、カルロッタ・バーチ。インナーはよく見えませんが、ムートンジャケットに白パンツを合わせていました。ジャケットは襟付きで袖口と裾にリブをあしらったシンプルかつスポーティーなデザインで、流行にとらわれずに着られるところが魅力です。もちろんどんな色のボトムでも合いますが、冬の街で絵になる白パンツだと軽快さが光って仕上がります。特にパンツだけでなくキャップも白でまとめているので、すんなりまとまってバランス良好に。仕上げにバッグのみドライなカーキ系のカラーを差し色にしていて、切れのいいクールさをアピールしています。
ベージュに白を合わせていた3人のコーディネートにスポットを当てました。ふたつのカラー合わせによって、軽やかで清潔感が香るカジュアルが簡単に完成します。ぜひお手本の着こなしを参考に、ベージュを新しい表情に仕上げてみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀