冬の肌悩みに挙がる“乾燥”。しっかりケアをしているつもりでも、時間が経つと肌のつっぱりを感じることが。美容のプロはどのようなアイテムでケアされているのか、気になりますよね。そこで今回は、いつもうる艶肌をキープしていらっしゃるビューティPRコンサルタントの松本晶子さんが愛用されている保湿アイテムについて、お話を伺いました。
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冬は水分と油分のバランスがいい柔軟性のある潤い肌を目指す!
「乾燥対策というと、こっくりとしたテクスチャーのコスメを選びたくなりますが、油分で肌表面に膜をつくるだけではダメ。透明感のあるふっくらとした肌へ導くには水分の潤いが必要になってきます。さらに、肌の内側にも適度な油分が必要。水分の保湿だけでは保湿キープ力が足りずに肌が乾燥しやすくなります。つまり、保湿ケアは水分と油分の両方のバランスが鍵になります。また、冬は乾燥と寒さで代謝が鈍り、肌がこわばったように感じるので、柔軟性を出すアプローチも必要になってきます。保湿ケアをしていても乾きが気になる場合は、水分油分のバランスがとれずに柔軟性不足の可能性が高いので、そういった意味でもアイテムを見直してみるといいと思います」と、松本さん。そこで、柔軟性のある肌へ導くアイテムを教えていただきました。
肌を柔軟にしながら潤いで満たすおすすめのスキンケアアイテム
「乳液は水分と油分のバランスのいい肌づくりにマストです!」(松本さん)
「クリームを使っているから乳液は必要ないと思われている方もいらっしゃるかと思いますが、乳液は水分と油分のバランスがいいアイテムで、肌を柔らかくしてくれる効果に優れています。肌のゴワつきや保湿キープ力が物足りないと感じたら、ぜひ乳液も使ってみてください。私が愛用している乳液は、スキンケアの最初に使うコスメデコルテの先行乳液と、乾燥ぐすみを解消してくれるドクターケイの2種。コスメデコルテの乳液は、肌に潤いのフタをするのではなく、ときほぐすという考えのもの。潤いの通り道を整えて、次に使う化粧水の浸透をサポートしてくれます。寒さでこわばった肌もふっくらと柔らかくなりますよ。ドクターケイの乳液は、ビタミンCが乾燥によるくすみにアプローチしてくれます。また、シワ改善効果のあるナイアシンアミドも配合されていて、頼もしい1本です。みずみずしく濃厚なミルクなので、透明感のある潤い肌になれます」(松本さん)。
「じゅわっとした溢れる潤い感はスペシャルマスク頼り!」(松本さん)
「肌の保湿力をグッと格上げしたいときは、やっぱりマスクに頼ります。SK-IIの独自成分“ピテラ(TM)”の潤いは、肌の保湿力UPにぴったり。右の寝ている間に潤いをチャージしてくれるジェル状マスクは、洗顔後、スキンケアをこちらだけで済ませても、ぐっすり眠った後のようなぷるんとハリのある肌になれます。忙しい時や旅行の携帯にも重宝します。左のシートマスクは、肌のキメがきちんと整う感覚を得られてお気に入り。肌表面はさらりとなめらかで、内側は密度の高い肌に仕上がります。両者ともふっくら柔らかな肌づくりには欠かせません」(松本さん)。
保湿ケアは、水分と油分の両方のアプローチする必要があります。また、特に冬は、肌の水分と油分のベストバランスによって柔軟性を高めることで、保湿キープ力にも差がつきます。乳液を取り入れたり、スペシャルアイテムを見直したりして、バランスのいい潤い感をキープしてください。
※掲載している商品の価格は、すべて税込です。また商品はすべて本人の私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子