1月28日(日)からアメリカ・マイアミで開催されている、今年最初のラグジュアリーウォッチのエキシビション「LVMH ウォッチ ウィーク 2024」。その中心的存在である「ブルガリ」は今年、メゾンを象徴するアイコンの「周年」ラッシュ!
すでにお届けしている“ルチェア”、“ブルガリ・ブルガリ”に続き、デビュー10周年を迎えた薄型ウォッチの名品“オクト フィニッシモ”から、ハンサムウーマンな手元へと導くジェンダーニュートラルな新作が誕生しました。
新たな色彩美をまとったハンサムウーマンウォッチがここに!
2014年の誕生からこれまでにほぼ毎年、ムーブメントの薄さの世界記録を打ち立ててきた“オクト フィニッシモ”。ムーブメントを自社一環生産できる「マニュファクチュール」としての「ブルガリ」を象徴する本格機械式コレクションです。そのため「メンズウォッチ」と認識している女性が多いかもしれませんね。しかし、八角形のケースと円形のベゼルが織りなすエレガントなコントラストによって、着用してみると女性の華奢な手首にもしっくりとなじむサイズ感に驚くはずです。
「メンズ」と「ウィメンズ」のボーダーを取り払ったジェンダーニュートラルウォッチという概念がすっかり定着した今、「ブルガリ」が発表したのは、これまでになかったサーモンカラーのサンレイ仕上げのダイヤルと、グラマラスなイエローゴールドケース&ブレスレットという、まさに「ハンサムウーマン」な2モデルでした!
「着用してみると女性の華奢な手首にもしっくりとなじむサイズ感」と前述しましたが、40mmというケース径の数字に比べて驚くほど違和感なくフィットする理由は、世界記録を樹立したその薄さにもあります。
2017年、ケース厚わずか5.15mm、ムーブメントの厚さに至っては2.23mmという、自動巻きムーブメントとして世界最薄記録を打ち立てた「オクト フィニッシモ オートマティック」。今回の2本の新作はこの極薄ムーブメントを搭載しているため、ケース厚は6.4mm!
超絶技巧と美、そしてファッション性が高い次元で融合した“オクト フィニッシモ”の新作は、強く、でもしなやかに人生を謳歌する現代女性像のイメージとシンクロし、比類ない個性を放ちます。
コンテンポラリーなダイヤルデザインが生み出す極上の個性
“オクト フィニッシモ”のケースフォルムの独創性をより印象的に演出しているのは、程よくエッジが効いたダイヤルのデザイン。スモールセコンド(秒針)を6〜9時位置の間にあしらいオフセンターにすることでアクセントが生まれ、手元でさりげなく個性を発揮します。
■1:クール&フェミニンなサーモンカラーの「タスカンコッパー」ダイヤル
■2:ブルーダイヤルと鮮烈なコントラストを描くイエローゴールドモデル
「Time is Gold」というテーマのもと、アニバーサリーイヤーを迎えた“ルチェア”、“ブルガリ・ブルガリ”、“オクト フィニッシモ”の3コレクションで豊かなクリエイティビティを発揮した「ブルガリ」。今回は発表がなかったハイジュエリーウォッチを含め、2024年もきっとアメイジングなタイムピースの数々を創造し続けるに違いありません。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- TEXT :
- 岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト