『星の王子さま』の作者で、飛行家としても功績を残したフランスの小説家、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリと「ゲラン」のスペシャルなコラボレーションによる新作フレグランスが登場!

仏の小説家 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
仏の小説家 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
「ゲラン」新フレグランス『ラール エ ラ マティエール ネロリ ブラン シュッド』
「ゲラン」新フレグランス『ラール エ ラ マティエール ネロリ プラン シュッド』

ブランド最高峰を誇るフレグランス『ラール エ ラ マティエール』コレクションから、サン=テグジュペリの処女作となる『南方郵便機』にインスパイアされた新作『ラール エ ラ マティエール ネロリ プラン シュッド』が発売されました(一部店舗限定)。この発売を記念したイベント【ラール エ ラ マティエール 香りのトラベルダイアリー展】が2024年2月13日(火)まで、東京・代官山 蔦屋書店にて開催されています。

今回は、新作フレグランスと共に、開催中の発売記念イベントについても詳しくご紹介します。

「ゲラン」3代目調香師のジャック・ゲランと、サン=テグジュペリの友情から始まった【新作フレグランス誕生秘話】

創業時より、数多くの芸術家と深い交流を続けてきた「ゲラン」が今回、コラボレーションを発表したのは、仏の小説家アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの親族により2009年に設立された「アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ・ユース財団」。この記念すべきクリエイションは、さかのぼること90年。「ゲラン」3代目調香師であるジャック・ゲランと、サン=テグジュペリの友情からストーリーは始まります。

仏の小説家 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
仏の小説家 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ

飛行そのものが命の危険と隣り合わせだった1900年頃、サン=テグジュペリは12歳で初飛行を体験し、空を飛ぶことに熱い情熱を向けるようになります。その後、兵役などを経て、大西洋を横断して郵便サービスを担う会社に就職。郵便輸送のパイロットとしてキャリアをスタートさせます。サハラ砂漠中央に設けられた郵便航路の中継基地で、責任者として乗り継ぎ機のアシストや砂漠に墜落したパイロットの救出を担当するようになり、乾燥した砂漠で過ごす長い孤独な業務の傍ら、次第に物語を執筆するようになります。そして1929年、デビュー作となる『南方郵便機』を上梓。その後、『夜間飛行』(1931年)、『人間の土地』(1939年)がベストセラーとなり、高い評価を得ます。

この頃から、ジャック・ゲランとサン=テグジュペリは芸術や文学、旅などを共有する友人として、互いにインスピレーションを与え合う仲となり、1933年、「ゲラン」から小説『夜間飛行』にインスパイアされたフレグランスが誕生。この名作は今もなお、世界中で愛され続けるマスターピースとして君臨し続けています。

そして今回、90年の時を経て、「ゲラン」と「アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ・ユース財団」が手を取り、再び、サン=テグジュペリが描いた飛行物語へのオマージュとなるフレグランスが誕生しました。

サン=テグジュペリの処女作『南方郵便機』へのオマージュとなるフレグランス『ラール エ ラ マティエール ネロリ プラン シュッド』登場

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新フレグランス『ラール エ ラ マティエール ネロリ プラン シュッド』

1929年にサン=テグジュペリの処女作として出版された『南方郵便機』は、フランスーアフリカ間を飛行する定期郵便機のパイロットの物語。彼の自伝的小説となる作品へのオマージュとなる新フレグランス『ラール エ ラ マティエール ネロリ プラン シュッド』は、物語の主人公が目指すモロッコが原産地の花【ネロリ】をメインに、乾燥した砂漠地帯の空気と熱を想起させるかのような香りが特徴です。

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「ゲラン」パフューマーのデルフィーヌ・ジェルク

「ゲラン」パフューマーのデルフィーヌ・ジェルクは、新たなフレグランスについて

「ネロリ プラン シュッドはモロッコ産のオレンジの花のピュアな新鮮さそのもの。それをターメリックやシナモン、ジンジャーといったスパイスの繊細さで引き立てました。それはまるで、サハラ砂漠の熱い砂の上を駆け抜ける爽やかな風のようです」とコメントしています。

新フレグランス『ラール エ ラ マティエール ネロリ プラン シュッド』は一部店舗限定での発売となります(発売店舗など詳細は記事末に記載)。

発売記念イベント【ラール エ ラ マティエール 香りのトラベルダイアリー展】東京・代官山 蔦屋書店にて開催中

新作フレグランス『ネロリ プラン シュッド』発売を記念したイベント【ラール エ ラ マティエール 香りのトラベルダイアリー展】が、東京・代官山 蔦屋書店 2号館2階 ラウンジ「Anjin」にて、2024年2月13日(火)まで開催中です。

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    『ラール エ ラ マティエール』オーデパルファンコレクシコレクション

会場では、新フレグランス『ネロリ プラン シュッド』はもちろん、名品『ラール エ ラ マティエール』オーデパルファン全22種を実際に手に取って試すことができるほか、『ネロリ プラン シュッド』にインスパイアされたオリジナルドリンクや、カフェにてコールドドリンクを注文すると、新作フレグランスをイメージしたオリジナルコースター(数量限定)をプレゼント。

発売記念イベント【ラール エ ラ マティエール 香りのトラベルダイアリー展】東京・代官山 蔦屋書店にて開催
ルイボスをベースに、クローブ、シナモン、ジンジャーでスパイスをきかせた微炭酸のオリジナルドリンク「スパイシーオレンジブリーズー南方の風ー」¥1,320(ノンアルコール)、手前/新作フレグランスをイメージしたオリジナルコースター(数量限定)をプレゼント。

さらに、カフェを利用された方に『ネロリ プラン シュッド』のミニスプレー(2ml)のプレゼントも(数量限定)。次のお休みは代官山へお出かけして、洗練された空間で「ゲラン」最高峰を誇るフレグランスを堪能し、心身共にリフレッシュされてみては?


◇ラール エ ラ マティエール 香りのトラベルダイアリー展

期間:2024年2月13日(火)まで開催中
会場:代官山 蔦屋書店 2号館2階 ラウンジ「Anjin」(東京都渋谷区猿楽町17ー5)
入場無料、予約不要

◇ラール エ ラ マティエール ネロリ プラン シュッド(一部店舗限定発売)

■100ml  ¥48,400、200ml  ¥69,300
■コレクターエディション《数量限定》200ml  ¥71,720(スペシャルボックス、エクセプショナル プレートがセット)
■エクセプショナル プレート《数量限定》¥4,400(単体購入価格)
【発売店舗】伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店、ラ ブティック ゲランGINZA SIX、日本橋高島屋、大阪高島屋、大丸心斎橋店(期間限定取扱)、公式オンラインブティック

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

ゲランお客様窓口

TEL:0120-140-677

この記事の執筆者
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PHOTO :
ゲラン
EDIT&WRITING :
松野実江子