【目次】
プロフィール
名前:ロビン・ウィリアムズ(Robin Williams)
出生地:アメリカ合衆国イリノイ州
生年月日:1950年7月21日
ジュリアード音楽院を卒業後、スタンダップ・コメディアンとしてキャリアをスタート。テレビシリーズ『モーク&ミンディ』(1978年~1982年)への出演をきっかけにブレイクを果たしたロビン・ウィリアムズ。俳優としては、1980年に映画『ポパイ』でデビューを果たしました。1988年『グッドモーニング、ベトナム』を始め、1990年『いまを生きる』、1992年『フィッシャー・キング』と、3度アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、演技派俳優としてのキャリアを確立。1998年には、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー賞助演男優賞を受賞しています。『レナードの朝』(1990年)『ミセス・ダウド』(1993年)『ジュマンジ』(1995年)『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』(1998年)など、数多くの名作、ヒット作に出演し、ハリウッドを代表する俳優として日本でも多くのファンに愛されていました。2014年8月、64歳で死去。自ら命を絶ったとのことで、名俳優の訃報に世界中が衝撃を受けました。
私生活では、1978年にヴァレリー・ヴェラルディと結婚するも、1988年に離婚。その後、1989年にマーシャ・ガーセス・ウィリアムズと再婚も、2010年に離婚。2011年には、スーザン・シュナイダーと3度目の結婚をしています。また、ヴァレリーとの間にふたり、マーシャとの間にひとり子どもをもうけています。
「若いころ」「昔」の写真13選
まずは、ロビン・ウィリアムズの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。
1970年(20歳)ニューヨークの舞台裏にて
1979年(29歳)第36回 ゴールデングローブ賞授賞式
1979年(29歳)ニューヨークの舞台にて
1979年(29歳)スタジオ54にて
1980年(30歳)テレビシリーズ『モーク&ミンディ』より
1982年10月(32歳)グレート・アメリカン・ミュージック・ホール コンサートにて
1984年(34歳)ポートレイトセッション
1986年(36歳)ロサンゼルス ポートレイトセッション
1995年(45歳)映画『バードケージ』撮影中
1998年(48歳)チャイニーズシアター フットプリント・セレモニー
1999年(49歳)ロサンゼルス ポートレイトセッション
1999年(49歳)メルセデス・ベンツ・カップ セレブリティマッチ
2000年(50歳)第7回 ヴァニティフェア オスカー・パーティー
「映画」代表作7選
ここからは、チェックしておきたいロビン・ウィリアムズの代表出演「映画」を7選ご紹介します。
『いまを生きる』(1989年)
ピーター・ウィアー監督の青春映画。共演はロバート・ショーン・レナード、イーサン・ホークなど。この作品でロビン・ウィリアムズはアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。
あらすじ:全寮制の学校に新しく赴任したジョン・キーティング(ロビン・ウィリアムズ)は、厳格な規則に縛られている学生たちに対し生きることの素晴らしさについて教えようとする。キーティングの風変わりな授業に戸惑う生徒たちだったが、次第にその行動力や考えに影響され、自由な生き方に目覚めていく。しかし、キーティングの影響がある悲劇を生んでしまう。
『レナードの朝』(1990年)
医師のオリバー・サックス原作の医療ノンフィクションを原作とした作品。共演は、ロバート・デ・ニーロ。ロビン・ウィリアムズは、医師のマルコム・セイヤー役を演じた。
あらすじ:医師のマルコム・セイヤー(ロビン・ウィリアムズ)は、慢性神経病患者専門の病院に臨床医として勤務することになる。人付き合いが苦手なセイヤーは戸惑いながらも、嗜眠性脳炎の治療に活路を見出す。セイヤーの治療を受け、30年間もの間寝たきりだったレナード(ロバート・デ・ニーロ)が、奇跡的に目を覚ます。失われた時間を取り戻すかのように回復していくレナードだったが…。
『フィッシャー・キング』(1991年)
テリー・ギリアム監督のファンタジー映画。共演は、ジェフ・ブリッジス、アマンダ・プラマーなど。この作品でロビン・ウィリアムズはアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。
あらすじ:自身の不用意な発言が大規模な乱射事件を招いてしまったラジオDJのジャック(ジェフ・ブリッジス)は、事件のショックから無気力な日々を送っていた。あるとき、ジャックは奇妙な浮浪者のパリー(ロビン・ウィリアムズ)に出会う。妄想のようなことばかり話すパリーを嫌がっていたジャックだったが、パリーの精神が不安定になったのは銃の乱射事件で妻を殺されたことが原因だった。責任を感じたジャックは、パリーのため、彼の恋の成就に協力することを決意する。
『ミセス・ダウト』(1993年)
クリス・コロンバス監督のコメディ映画。共演は、サリー・フィールド、ピアース・ブロスナンなど。
あらすじ:売れない声優のダニエル(ロビン・ウィリアムズ)は、仕事も長続きせず、とうとう妻から離婚を言い渡されてしまう。どうしても子どもたちのそばにいたいダニエルは、元妻のもとへ家政婦として働きに行くアイデアを思いつく。特殊メイクアップアーティストの兄にメイクを施してもらい、老齢の家政婦ミセス・ダウトファイアーに扮したダニエルは、子どもたちの世話に奮闘する。
『ジュマンジ』(1995年)
クリス・ヴァン・オールズバーグの絵本を題材として製作されたファンタジー映画シリーズの第1作目。共演は、ジョナサン・ハイド、キルスティン・ダンストなど。続編が2本製作されたが、ロビン・ウィリアムズが主演したのは本作のみとなっている。
あらすじ:1969年、アラン少年は土の中から掘り出したジュマンジというボードゲームで遊び始めたところ、ゲーム盤のなかに吸い込まれてしまう。それから26年の時が経ち、ジュディ(キルスティン・ダンスト)とピーター(ブラッドリー・ピアース)の姉弟がジュマンジを発見。ゲームで遊び始めると、大人になったアラン(ロビン・ウィリアムズ)が現実世界に戻ってきた。サイコロを振るたびにさまざまな動物が現れ、街は大パニックに。アランたちはゲームを終了させるため奮闘する。
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997年)
ガス・ヴァ・サント監督の青春映画。共演は、マット・デイモン、ベン・アフレック、ミニー・ドライバーなど。この作品でロビン・ウィリアムズはアカデミー賞助演男優賞を受賞した。
あらすじ:マサチューセッツ工科大学の教授ジェラルド・ランボー(ステラン・スカルスガルド)は、大学内でアルバイト清掃員として働いているウィル・ハンティング(マット・デイモン)の、数学者としての非凡な才能を見出す。しかし、ウィルはケンカを繰り返す素行の悪い青年だった。困ったランボーは、心理学の講師ショーン(ロビン・ウィリアムズ)にウィルを任せることに。やがて、お互いを理解し合い絆を感じたふたりは、次第に打ち解けるように。ウィル自身の心境にも変化が訪れる。
『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』(1998年)
トム・シャドヤック監督。実在の医師パッチ・アダムスを題材とした伝記映画。共演は、モニカ・ポッター、フィリップ・シーモア・ホフマンなど。
あらすじ:自殺未遂をし、精神病院に入院したパッチ・アダムス(ロビン・ウィリアムズ)は、そこでの経験をきっかけに医者を目指すことを決意する。医大に入学したアダムスは、小児科医を志すクラスメイトのトルーマン(ダニエル・ロンドン)と共に附属病院の実習に潜り込む。そこで、パッチたちは患者を笑わせるという活動をし、気難しい患者の心も開いていく。
「妻/子ども」の写真11選
生涯で3度の結婚をしているロビン・ウィリアムズ。1度目は1978年にヴァレリー・ヴェラルディと結婚し、ふたりの子どもをもうけるも1988年に離婚。2度目は1989年にマーシャ・ガーセス・ウィリアムズと再婚し、子どもをひとりもうけたものの2010年に離婚。3度目は2011年にスーザン・シュナイダーと結婚をしています。ここからは「妻/子ども」の写真をピックアップ。
1978年に結婚したヴァレリー・ヴェラルディと
1981年 ニューヨークにて
1984年 ニューヨークにて
1989年に結婚したマーシャ・ガーセス・ウィリアムズと
妻のマーシャ、前妻ヴァレリーとの間に産まれた息子、ザカリーと
マーシャとの間に産まれた息子のコーディー、娘のゼルダと
2006年 映画『ロビン・ウィリアムズのもしも私が大統領だったら…』ワールドプレミア
2011年に結婚したスーザン・シュナイダーと
2010年8月 クリエイティブ・アーツ・エミー賞授賞式
2012年4月 The Comedy Awards 2016
2012年4月 The Comedy Awards 2016
「男前遍歴」19選
次に、50代から60代までの「男前遍歴」をお届けします。表情を見ているだけで映画のワンシーンが浮かんできそうです。
2002年(52歳)サンダンス映画祭
2002年(52歳)映画『インソムニア』パリ撮影中
2003年(53歳)映画『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』ロサンゼルスプレミア
2003年(53歳)アンドレ・アガシ主催慈善イベント 第8回 Grand Slam for Children
2004年2月(53歳)第76回 アカデミー賞授賞式
2004年(54歳)アンドレ・アガシ慈善イベント 第9回 Grand Slam for Children
2005年(54歳)第77回 アカデミー賞授賞式
2005年(54歳)第20回 インディペンデント・スピリット賞授賞式
2006年1月(54歳)コンシューマー・エレクトロニクス・ショー
2006年5月(54歳)カンヌにて エイズ研究資金調達パーティー
2007年1月(56歳)第33回 ピープルズ・チョイス・アウォード
2008年3月(57歳)ニューヨークにて 撮影中
2009年1月(58歳)第35回 ピープルズ・チョイス・アウォード
2009年2月(58歳)フランク・アーウィンセンターにて コンサート
2010年8月(60歳)クリエイティブ・アーツ・エミー賞授賞式
2011年6月(60歳)第65回 トニー賞授賞式
2013年5月(62歳)CBS アップフロント プレゼンテーション
2013年9月(63歳)第65回 プライムタイム・エミー賞授賞式
2013年10月(63歳)映画『クレイジーワン ぶっ飛び広告代理店』プレスカンファレンス
「訃報後の追悼」
希代のコメディセンスをもつ俳優として、多くのファンに愛されてきたロビン・ウィリアムズ。2014年8月、訃報が報じられた際は日本でも驚きと悲しみの声が上がっていました。当時、その死を悼み全米各地で追悼のセレモニーが行われました。スクリーンを通して人々を笑顔にしてきた名俳優、ロビン・ウィリアムズ。その功績は人々の心にいつまでも残り続けることでしょう。
2014年8月 Broadway Dims The Light For Robin Williams
2014年8月 第66回 プライムタイム・エミー賞授賞式
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images