【目次】

本記事では、アネット・ベニングの若いころから現在までの写真、チェックしておきたい代表出演映画、夫・子どもとの写真などをお届けします。

プロフィール


名前:アネット・ベニング(Annette Bening)
出生地:アメリカ合衆国 カンザス州 トピカ
生年月日:1958年5月29日

サンフランシスコを拠点とするアメリカン・コンサヴァトリー劇団に所属し、複数の舞台に出演。1987年には、アメリカ演劇界の名誉であるトニー賞を受賞しました。1988年、『大混乱』でスクリーンデビューしています。2004年公開の『華麗なる恋の舞台で』、2010年公開の『キッズ・オールライト』での演技は多くの批評家から絶賛され、ゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門主演女優賞を受賞。第74回ヴェネツィア国際映画祭では、コンペティション部門の審査委員長を務めたことで話題になりました。

私生活では、1984年に振付師のJ・スティーヴン・ホワイトと結婚したものの、1991年に離婚。1992年、『バグジー』で共演した俳優のウォーレン・ベイティと再婚しました。ウォーレンとの間には、4人の子どもが誕生しています。

「若いころ」「昔」の写真8選


まずは、2000年までに撮影されたアネット・ベニングの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。

1991年3月(32歳)第63回アカデミー賞プレスルーム

1992年3月(33歳)第64回アカデミー賞プレスルーム

1995年3月(36歳)

1995年10月(37歳)A Concert of Hope

1996年2月(37歳)『ビューティフル・ガールズ』ロサンゼルスプレミア

2000年1月(41歳)第57回ゴールデングローブ賞アフターパーティ

隣は女優のジャネット・マクティア。
隣は女優のジャネット・マクティア。

2000年3月(41歳)第52回全米監督協会賞授賞式

2000年3月(41歳)2000 NATO/Showest Convention

「映画」代表作8選


ここからは、チェックしておきたいアネット・ベニングの代表出演「映画」をご紹介します。

『グリフターズ/詐欺師たち』(1990年)

1991年1月 カリフォルニア州センチュリー・シティでのプレミア。隣は俳優のエド・ベグリー・ジュニア。
1991年1月 カリフォルニア州センチュリー・シティでのプレミア。隣は俳優のエド・ベグリー・ジュニア。

スティーヴン・フリアーズ監督のサスペンス映画。ジム・トンプスンの小説『グリフターズ』が原作。アネット・ベニングは、詐欺師の息子ロイ・ディロンの恋人マイラ・ラングトリーを演じた。ほかの主演者はアンジェリカ・ヒューストン、ジョン・キューザック。

あらすじ:ロサンゼルスで暗躍する3人の詐欺師たち。競馬のノミ行為を繰り返すリリー(アンジェリカ・ヒューストン)、バーテンダーを騙し続けるロイ(ジョン・キューザック)、自身の美貌を武器に偽物の宝石を売りさばくマイラ(アネット・ベニング)。しかし、ロイの悪事が見破られてしまい…。

『バグジー』(1991年)

バリー・レヴィンソン監督の伝記映画。アネット・ベニングは、駆け出しの女優ヴァージニア・ヒルを演じた。主人公バグジーを演じたウォーレン・ベイティは、実生活でも人生の伴侶となった。

あらすじ:1930年代のニューヨーク。バグジー(ウォーレン・ベイティ)は組織拡大のために行動する中で、新人女優のヴァージニア(アネット・ベニング)と恋仲になる。やがて、ラスベガスでホテル兼カジノを経営することになったバグジー。事業は順調に進んでいると思われたが…。

『マーシャル・ロー』(1998年)

エドワード・ズウィック監督のサスペンス映画。アネット・ベニングは、CIAエージェントのエリース・クラフトを演じた。ほかの主演者はデンゼル・ワシントン、ブルース・ウィリス。

あらすじ:ニューヨークでバスジャック事件が発生し、FBI特別捜査官のアンソニー(デンゼル・ワシントン)とフランク(トニー・シャルーブ)が現場に急行。当初は爆破テロと疑われたが、実際に仕掛けられていたのは大量のペンキが飛び散るだけのものだった。FBIが安堵したのも束の間、この騒動は実行犯グループからの“挑戦状”に過ぎなかった。

『アメリカン・ビューティー』(1999年)

サム・メンデス監督のドラマ映画。第72回アカデミー賞を筆頭に、数々の映画賞を受賞した作品。アネット・ベニングは不動産業を営むキャロライン・バーナムを演じ、英国アカデミー賞・主演女優賞を受賞した。

あらすじ:広告代理店勤務のレスター(ケヴィン・スペイシー)は、平凡な生活を送る一方で家庭と人生に悩んでいた。妻キャロライン(アネット・ベニング)、娘のジェーン(ソーラ・バーチ)との関係は最悪。さらにリストラ対象となり、レスターは精神的に追い詰められていた。そんなある日、ジェーンが所属するチアリーディングチームの見学をしたレスターは、ひとりの少女に瞳を奪われる。

『華麗なる恋の舞台で』(2004年)

2004年10月 カリフォルニア州ハリウッドのアークライト・ハリウッドで行われたQ&Aセッションの様子。
2004年10月 カリフォルニア州ハリウッドのアークライト・ハリウッドで行われたQ&Aセッションの様子。

イシュトヴァン・サボー監督のコメディ映画。サマセット・モームの長編小説『劇場』が原作。アネット・ベニングは、売れっ子女優ジュリア・ランバートを演じ、第62回ゴールデングローブ賞・主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞した。共演相手はジェレミー・アイアンズ。

あらすじ:1930年代のロンドン。売れっ子女優のジュリア(アネット・ベニング)は、舞台監督の夫マイケル(ジェレミー・アイアンズ)と充実した生活を送っていた。しかし、生活に刺激を求めたジュリアは自分のファンだという青年トム(ショーン・エヴァンス)と不倫関係になってしまい…。

『キッズ・オールライト』(2010年)

2010年11月 カリフォルニア州ハリウッドのアークライト・ハリウッドで行われた上映会にて撮影。
2010年11月 カリフォルニア州ハリウッドのアークライト・ハリウッドで行われた上映会にて撮影。

リサ・チョロデンコ監督のコメディ映画。アネット・ベニングはジョニの母親ニックを演じ、第68回ゴールデングローブ賞と第76回ニューヨーク映画批評家協会賞で主演女優賞を受賞した。ほかの主演者はジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ。

あらすじ:同性愛者のカップルであるニック(アネット・ベニング)とジュールズ(ジュリアン・ムーア)は、同じ男性から精子提供を受けジョニ(ミア・ワシコウスカ)とレイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)を出産した。仲睦まじく暮らす一家だったが、ジョニの好奇心がきっかけで異変が起き始める。

『20センチュリー・ウーマン』(2016年)

2016年10月 第54回ニューヨーク映画祭にて撮影。
2016年10月 第54回ニューヨーク映画祭にて撮影。

マイク・ミルズ監督のヒューマンドラマ映画。アネット・ベニングは、15歳の息子を育てるシングルマザー、ドロシー・フィールズを演じた。ほかの主演者はグレタ・ガーウィグ、エル・ファニング、ルーカス・ジェイド・ズマン。

あらすじ:下宿の管理人を務めるドロシー(アネット・ベニング)は、ひとり息子ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)を育てるシングルマザー。しかしジェイミーとの親子仲は悪く、知人のアビー(グレタ・ガーウィグ)、ジェイミーの幼なじみ・ジュリー(エル・ファニング)に相談。ロックコンサート帰りのジェイミーは、ジュリーから衝撃の告白を受ける。

『キャプテン・マーベル』(2019年)

2019年3月 ニューヨークでの上映会。隣は主演を務めたブリー・ラーソン。
2019年3月 ニューヨークでの上映会。隣は主演を務めたブリー・ラーソン。

アンナ・ボーデン監督とライアン・フレック監督によるスーパーヒーロー映画。主演はブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ベン・メンデルソーン。アネット・ベニングは、“超高性能AI”のスプリーム・インテリジェンス、夢の世界に登場する謎めいた女性・ウェンディ・ローソンの2役を演じた。

あらすじ:クリー人によるエリート特殊部隊“スターフォース”の一員であるヴァース(ブリー・ラーソン)は、超人的な能力の持ち主であると同時に、過去の記憶を失っていた。トルファで任務遂行中だったヴァースは、敵軍スクラルの将軍タロス(ベン・メンデルソーン)に捕らえられてしまい…。

「妻/子ども」の写真12選


1992年、『バグジー』で共演したウォーレン・ベイティと結婚したアネット・ベニング。“おしどり夫婦”と呼ばれるほど夫婦仲がいいことで知られています。ふたりの間には、キャスリン(後のステファン)、ベンジャミン、イザベル、エラが誕生しました。ここからは、アネット・ベニングと「夫/子ども」の写真をピックアップ。

1992年1月 現在の夫ウォーレン・ベイティと

1995年5月 『マディソン郡の橋』ロサンゼルスプレミア

2000年3月 第6回全米映画俳優組合賞授賞式

2004年4月 第1子のキャスリン(後のステファン)と

キャスリンは1992年1月に女性として誕生。2010年、“ステファン”という名の男性として生活していることが報じられた。
キャスリンは1992年1月に女性として誕生。2010年、“ステファン”という名の男性として生活していることが報じられた。

2004年12月 ケネディ・センター名誉賞授賞式での家族写真

夫のウォーレン・ベイティが受賞した。
夫のウォーレン・ベイティが受賞した。

2005年5月 ウォーレンによるスピーチを聞いている光景

2007年4月 ミュージカル『春のめざめ』を観劇

2011年2月 第83回アカデミー賞授賞式

2014年11月 第3子のイザベルと

2016年11月 夫妻と第4子のエラ

2017年1月 第74回ゴールデングローブ賞授賞式

2021年9月 アカデミー映画博物館オープニング・ガラ

「美貌遍歴」12選


次に、2001年から2023年までの「美貌遍歴」をお届けします。年を重ねるごとに洗練されていく美貌に、瞳を奪われそう。

2001年10月(43歳)Fashion for the Cure

2003年4月(44歳)Geffen Playhouse Hosts Second Annual Fundraising Gala

2005年1月(46歳)第62回ゴールデングローブ賞プレスルーム

2007年1月(48歳)第13回全米映画俳優組合賞授賞式

2009年11月(51歳)ガヴァナーズ賞授賞式のスピーチ

2011年1月(52歳)第68回ゴールデングローブ賞ポストパーティ

2013年9月(55歳)スワロフスキー主催のカクテルパーティ

2015年5月(56歳)An Evening Of SeriousFun Celebrating The Legacy Of Paul Newman

2017年8月(59歳)第74回ヴェネツィア国際映画祭

2019年1月(60歳)サンダンス映画祭

2021年9月(63歳)アカデミー映画博物館オープニング・ガラ

2023年10月(65歳)American Ballet Theatre Fall Gala

「現在」の写真10選


2023年10月、最新の出演映画『ナイアド~その決意は海を越える~』が公開。同年11月にNetflixで配信開始となったアネット・ベニング。第96回アカデミー賞・主演女優賞の受賞候補者となり、2024年も初頭からすでに注目が集まっています。アメリカ映画界が誇るベテラン女優のひとりとして、今後も彼女の活躍ぶりから目が離せません。

2024年1月(65歳)SAG-AFTRA Foundation Conversations Presents Career Retrospective with Annette Bening

2024年1月(65歳)『ナイアド~その決意は海を越える~』トークイベント

2024年1月(65歳)イベントでのスピーチ

2024年1月(65歳)第81回ゴールデングローブ賞授賞式

2024年1月(65歳)Spotlight:Annette Benning in Conversation

2024年1月(65歳)ニューヨークのABCスタジオにて

2024年2月(65歳)ヘイスティ・プディング賞ウーマン・オブ・ザ・イヤーの授賞式

2024年2月(65歳)第96回アカデミー賞候補者昼食会

2024年2月(65歳)第96回アカデミー賞候補者昼食会でのスピーチ

2024年2月(65歳)2024 TCA Winter Press Tour

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