【目次】
「赤の割合」で印象が変わる
赤×黒のコーディネートは「赤の割合」をどのくらいとるのかで印象が変わってきます。
【1】「赤2割」ブラックコーデの差し色に
バッグやシューズなどの小物で少量の赤を取り入れると、ブラックコーディネートのちょうどいいアクセントになります。挑戦しやすいのが高ポイント。
【2】「赤5割」はバランスが取りやすい
赤と黒を5割ずつにするとバランスの良い着こなしに。赤と黒を置く場所にこだわって、着回し幅を広げましょう。
【3】「赤8割」着映え力を重視するときにおすすめ
着映え力を重視するなら、赤の分量を多くとるのをリコメンド。ぱきっとした赤を少量の黒で締め、モダンな装いを完成させて。
「かっこいい」モードな配色を活かして
赤と黒は強い色同士なので、モードな印象になり「かっこいい」着こなしにぴったり。色の特徴を活かしたコーディネートでスタイリッシュにきめましょう。
鮮烈な赤に辛口黒レザーをプラス
ニットプルオーバーとチェスターコートを真っ赤でリンクして、エネルギッシュさをまとって。そこに黒レザーパンツを合わせれば、モードな雰囲気が倍増します。親近感をプラスすべく、バッグはふわふわとしたファーバッグをチョイス。
足元に置いた鮮烈な赤が好作用
ワイドパンツと直接素肌にまとうジレのセットアップで、端正な黒の上下に抜け感をプラス。オールブラックでも素敵ですが、真っ赤なショートブーツを迎えるとモダンな印象がアップします。ルージュの色も赤でリンクし、ぱっと華やかに。
ワンツーで絵になるかっこいい配色
トップスとパンツのワンツーで絵になるのは、赤と黒という強い配色にしているから。シアートップスを選びつつ、デコラティブなネックレスでスタイリッシュさを引き立てて。トップスがボディラインにフィットしているので、パンツはワイドシルエットを選ぶと好バランス。
くすんだ赤でマチュアなオーラを放って
モデルのヘイリー・ビーバーのように、くすんだワインレッドを活用するのもおすすめ。鮮やかな赤よりも落ち着いた印象になり、大人らしくシックにきまります。レザー素材の光沢感やストッキングのシアー素材で、のっぺり見えるのを阻止。
赤を差して黒の装いに奥行きを授ける
黒を基調とした着こなしは、インに真っ赤なタートルニットを取り入れているからこそ奥行きが生まれます。バッグとロングブーツだけでなく、同じ色、素材のグローブをプラスするとぐっと洗練された佇まいに。
モード感抜群のコートで視線を独り占め
パワーを感じる赤、そしてパワーショルダーがモードを確立してくれるコートを主役に。すとんと落ちるコートに、Iラインスカートとノーズの長いパンプスを加え、縦長効果を強調するとエレガントにきまります。
赤のバッグを投入して鮮度をプラス
オールブラックコーディネートは、光沢感のあるオーバーサイズジャケットにスーパーワイドパンツを合わせ、単調になるのを防止。そこにぱきっとした赤のハンドバッグを投入すれば、温度が宿りたちまちフレッシュに。
ダークカラーは素肌を見せて軽やかに
ジャケットとバッグ、パンプスを深みのある赤で統一し、黒の上下にシックなムードを上乗せした着こなし。ダークカラーでまとめる場合、素肌を見せる面積を調整すると軽やかさを両立できます。
赤を部分的に覗かせメリハリアップ
トラッドな黒のダブルジャケットに、同色のパテントレザーパンツを合わせぴりっとスパイスを効かせて。顔周りと袖元からインナーの赤を覗かせれば、小気味よいコーディネートにまとまります。
「フェミニン」できれいめに着こなす
暖色である赤の柔らかさを活かせば「フェミニン」な着こなしも楽しむことができます。スカートやワンピース、愛らしいチェック柄を取り入れたコーディネートをピックアップしました。
チェック柄コートでリズムを感じさせて
トップスとパンプスを黒でリンクしたら、真っ赤なスリットスカートを合わせ華やかさを演出。そこに細かい赤のチェック柄ステンカラーコートを足し、心地よいリズムを感じさせて。ちょこんとまとめたお団子ヘアが、チアフルなムードに貢献。
ミニスカートで溌剌と
もともと明るい表情の赤コーディネートは、ミニスカートを取り入れることで溌剌とした印象を上乗せ。レディな黒小物で引き締めれば大人らしく整います。
赤のクラッチバッグでエレガンスを際立てて
フィット&フレアのシルエットが美しい黒のワンピースで、グッドガールな面持ちへ。そこにボルドーのルージュと真っ赤なクラッチバッグを差し色として加え、エレガンスを強調。タイトにまとめたヘアスタイルとゴールドジュエリーがモダンさを約束してくれます。
力強い配色でフェミニンにスパイスをミックス
フリルカラートップスやAラインのショートパンツがキュートな着こなしは、黒を基調としつつ、きりっとした赤小物を加えることでスパイスをミックス。さらにニットとレザーという異なる質感をミックスすることで奥行きを深めて。
トラッドなチェック柄でぬくもりを感じさせる
ざっくり編みのオーバーサイズニットは、赤のチェック柄を選ぶことでぬくもりを倍増させて。そこに黒のフレアパンツを合わせ、大人フェミニンをメイク。ボディバッグでウエストマークしたり、シャープなポインテッドトゥパンプスを選べばメリハリが出現。
赤スカートでたちまちドラマチックに
汎用性の高い黒ジャケットに、ふわっとハリのある真っ赤なスカートを合わせればたちまちドラマチックな表情に。丸みのあるバッグや、レディなスリングバックパンプスでエレガントムードを底上げ。
ダークレッドで大人の気品を醸して
カーディガンとミニスカートのセットアップは、ダークレッドという穏やかなカラーなら大人顔。そこにニュアンスカラーのツイードショルダーバッグを加え、上品さを上乗せ。足元に小さく黒を効かせれば、引き締めも叶って良バランス。
縦長シルエットを意識してスタイルアップ
赤のストライプ柄ワンピースは、インパクトがあるだけでなくスタイルアップ効果もばっちり。そこに黒レザーロングコートを重ね、Iラインを強調して。歩くたびに揺れる裾がエレガントな姿に直結。
赤をたっぷり使ってキャッチーさを実現
ゆったりニットプルオーバーとプリーツスカートのリラックスフェミニンは、強い赤で繋ぐことでキャッチーに。そこに凛とした黒レザー小物を投入し、モダンさを堪能。
「カジュアル」抜け感があればこなれた印象に
赤と黒の力強い色合わせは、抜け感のある「カジュアル」スタイルで取り入れるとこなれた印象に仕上がります。デイリーで参考にしたい着こなしをお届けします。
ニット×デニムの定番ルックがあか抜ける
ニットプルオーバーとデニムパンツという王道カジュアルも、黒と赤というモードな配色ならラフに傾きすぎず好都合。フリンジカットのフレアデニムパンツでディテールにこだわると、単調さを防止できます。小物も黒で統一して、引き締め効果を倍増。
肌見せでヘルシーに仕上げて
鮮烈な赤カーディガンから素肌を覗かせ、ヘルシーさを演出したモデルのケンダル・ジェンナー。ノンウォッシュの黒ジーンズとハイテクスニーカーを合わせドレスダウンすれば、肌見せも気張らない印象にまとまります。ワインレッドのグローブが洒落感に貢献。
クロップド×ローライズが今っぽい
フード付きの黒クロップドジャケットに、赤のローライズスカートを合わせ今っぽい脱力感を授けたモデルのエミリー・ラタコウスキー。黒で上半身を引き締め、赤はふんわりスカートで取り入れると軽やか。
少量の赤を効かせ黒を生き生きと見せる
ニットキャップにパーカ、スニーカーというカジュアルルックを披露した俳優のジェニファー・ローレンス。黒を基調としながら、赤のパーカとキレの良いスニーカーのサイドラインが生き生きとした印象を両立してくれます。
スポーティな着こなしをスタイリッシュに
Tシャツ、トラックパンツ、スニーカーを合わせたスポーティルック。赤と黒のモードな配色なら、スタイリッシュさを演出できます。Tシャツのプリントカラーも赤でリンクして、調和の取れたコーディネートを完成させて。
カットソーとフラットシューズで力を抜く
ハンサムな黒チェスターコートに、真っ赤なVネックプルオーバーを合わせ切れ味よく。カットソーとフラットシューズで適度にカジュアルダウンすれば、こなれた印象をまとうことができます。さらに素足をすっきりと見せて、軽やかに。
ビッグバッグでインパクトをオン
ダウンジャケットにカーゴパンツ、そしてスニーカーのアクティブカジュアルな装いを見せたモデルのエミリー・ラタコウスキー。赤のビッグバッグを加えれば、黒のシャープさが際立って格好良さを手に入れることに成功。
顔周りに赤を置いて明るい印象へ
モデルのヘイリー・ビーバーは、オールブラックコーディネートに赤キャップを投入。ストリートカジュアルに相応しいロゴ入り赤キャップで、表情を明るく灯して。そこにイヤリングをプラスすれば、都会派ムードが高まります。
大人のリラックススタイルをコンプリート
カジュアルの定番であるTシャツは、黒を選びつつモダンなデザインのパンツ合わせで無難になるのを防止。エフォートレスなムードをキープしてくれるフラットシューズは、こっくりとしたワインレッドで落ち着いた雰囲気を醸して。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香