ダイヤモンド・イヤリングは視線を浴びる女たちの新たなスタンダード

ジュエリーには「見る」ジュエリーと「見られる」ジュエリーがある。「見る」ジュエリーの代表格はリングで、いつでも好きなときに手元をながめて楽しめる。他人のためにではなく、自分のためにつけるジュエリーだ。

 一方で「見られる」ジュエリーの代表格は、イヤリング。いったん身につけてしまうと、自分ではながめられない。けれどだれかと一緒にいるとき、イヤリングは必ず相手の視界に入っている。レッドカーペットを歩くセレブリティたちが、ほとんど必ずイヤリングをつけているのは、このアイテムこそが「見られる」日には重要だとよく知っているからだ。手元はスナップショットにはあまり写らない。でもイヤリングは顔を撮られるとき、しっかり写り、晴れやかな笑顔を引き立ててくれる。

 日常においても、こうした「見られる」視線を意識することは大事。肌の一部のような感覚で愛用できるダイヤモンドのスタッズは、女性たちにとっての新しいスタンダードだ。私の場合でも、着用回数の最も多いイヤリングは、ライトイエローダイヤモンドのスタッズ。どんな装いにも似合うし、ヘアスタイルも選ばない。顔のすぐ脇にあるから、つけていると表情が明るく見え、肌の血色もよく見える。小さな石でも、髪をかき上げたりする拍子にキラリと光を反射する。シンプルなデザインだからこそ、輝きの美しい上質なダイヤモンドを選んでおいて大正解だった。

 鏡の前に立って、イヤリングをつけた自分と、つけない自分とをじっくり見比べてみるといい。つけているときのほうが断然、顔映えしているはずだから。ダイヤモンド・イヤリングは「見られる」ことをポジティブに考える大人の新常識なのだ。

文・本間恵子
ウォッチ&ジュエリージャーナリスト
(ほんまけいこ)ジュエリーデザイナーから宝飾専門誌エディターに転身。現在はフリーランスとして国内外を取材、時計と宝飾の最新トレンドを発信する。アンティークや西洋美術史への造詣も深い。

【Square】スクエア・シェイプのダイヤモンドイヤリング

モダンでシャープに輝くスクエア・シェイプは、上質を知る女にのみぞ許された大人の選択。媚びのないシンプルなデザインと、ダイヤモンドの麗しい光…。一見相反するふたつの魅力が、身につける人の余裕をたおやかに映し出します。ここではティファニー、ハリー・ウィンストン、ブルガリ、ミキモトのスクエア型のダイヤモンドイヤリングを5つ、ご紹介します。

エンゲージリングとしての人気も高いプリンセスカットは 高貴な印象。潔いスタッズで まっすぐな意志を伝えたい。ピアス[プラチナ×ダイヤモンド合計1.84ct/イヤリング可]¥3,604,000(ティファニー・アンド・カンパニージャパン・インク) [Precious2018年4月号56ページ] 

その洗練度は贅の極み。みずみずしい煌きらめきが、凛と知的な横顔を導く

その洗練度は贅の極み。みずみずしい煌きらめきが、凛と知的な横顔を導くスクエア・シェイプ
[上から]数あるカット技術のなかでも もっとも石の透明度の高さが求められるとされるエメラルドカット。眩しいまでのドラマティックな光を放つ。ピアス[プラチナ×ダイヤモンド1.08ct 1.02ct]¥4,930,000(ハリー・ウィンストン)、わずかな光でも繊細に煌きを返すクッションカットをセンターに。ピアス『ソレスト』[プラチナ×ダイヤモンド。センター0.54ct 0.5ct ほか合計1.3ct/イヤリング可]¥2,250,000(ティファニー・アンド・カンパニージャパン・インク)、正方形に近く 奥行きのある光が端正なムード。ピアス『グリフ』[ホワイトゴールド×ダイヤモンド各1ct]¥4,120,000(ブルガリ ジャパン) [Precious2018年4月号58ページ] 

白シャツスタイルも見違える、スクエア・ダイヤの存在感

1.5ct超と大粒なプリンセスカットのダイヤモンドをあしらったピアスは、目を見張るほどゴージャス。精緻なセッティングで高さのある石を留めているため、身につけるとまるで耳たぶにダイヤモンドが浮き立っているかのような迫力が。見慣れたシャツも、イヤリングの静謐な輝きひとつでモダンな気品が加わって。

白シャツスタイルも見違えるスクエア・ダイヤの存在感
ピアス[プラチナ×ダイヤモンド1.5ct、1.52ct/イヤリング可]¥8,500,000(ミキモト)、シャツ¥39,000(アノア〈リビアナ・コンティ〉) [Precious2018年4月号59ページ] 

※掲載した商品はすべて税抜です。

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PHOTO :
戸田嘉昭(パイルドライバー/静物)、宮本直孝(人物)
STYLIST :
押田比呂美
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川原文洋(UM)
MODEL :
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EDIT&WRITING :
小林桐子(Precious)