【目次】
「春ニットコーデのポイントは?」
【1】「春らしいカラー」を取り入れる
春らしいニットコーディネートを楽しむなら、ピンクや白、イエローなど、季節を感じるカラーニットを取り入れてみて。季節感のあるカラーを迎え、高揚感漂う装いへ。
【2】「薄手/メッシュ」で季節感を捉えて
「薄手/メッシュ」のニットなら、秋冬シーズンのニットコーディネートとは違った軽やかさを楽しむことができます。
【3】「肌見せ」で軽やかさをアピール
足元やデコルテなど「肌見せ」を使うことで春らしい軽やかさをアピール。抜け感が生まれ、こなれた印象に繋がるのも高ポイントです。
「おすすめの色」ピンクや白など色一覧
春らしいニットコーディネートを楽しむなら、色の使い方を工夫すると着映えが叶います。爽やかな白やネイビー、春の花々を感じさせるピンクや、ベーシックカラーを春らしく着こなす方法を解説します。
「白」で顔周りをぱっと明るく灯す
季節感にマッチする軽やかさをアピールできるのが「白」。あらゆるカラー、アイテムに合わせやすいのが魅力です。表情が明るく見える、レフ板効果があるのも嬉しいポイント。
「ネイビー/ブルー」でクリーンさを演出
爽やかな春の気候にマッチする「ネイビー/ブルー」といったブルー系カラー。ネイビーならクリーンさだけでなく上品さを高めることができます。ほかにも鮮やかなブルーや水色など、清涼感を感じるカラーで軽快にまとめて。
「ピンク」なら春爛漫
春の訪れを感じる「ピンク」でぱっと華やかに。高揚感に包まれるカラーで着映えを叶えましょう。親近感のあるニット素材だからこそ、甘くなりすぎないのが好都合。さらにカジュアルアイテムで外すとこなれた印象にまとまります。
「カーキ/グリーン」のアースカラーで芽吹きを感じさせて
草木が芽吹くスプリングシーズンには、アースカラーである「カーキ/グリーン」がよく映えます。カーキでほんのり辛口に、パステルトーンで甘口に、ブライトトーンでモードに… お気に入りの春グリーンを見つけて。
「黒」は重くさせないのが春らしくするコツ
万能な「黒」ニットは、春に着こなすなら重くならないようにするのがポイント。見本のように透け感のあるローゲージデザインを選んだり、白ボトムで身軽さをプラスするとうまくいきます。
「グレー」はカラーボトムを大人らしく見せてくれる
カラーボトムが映える春。生き生きとしたカラーを大人らしく導くなら「グレー」ニット合わせがおすすめです。無彩色であるグレーを掛け合わせ、カラーボトムをスタイリッシュに着こなして。
「ベージュ」が柔らかな日差しによく似合う
ふんわりとした柔和な「ベージュ」ニットは、春のポカポカとした気候によく似合います。モデルのサラ・サンパイオのように、ニュアンスカラーでまとめるとぐっとあか抜けた印象に。
「パンツ」ワンツーコーデ、これで絵になる!
秋冬シーズンよりも薄手な春ニット。「パンツ」とのシンプルワンツールックが無難にならない、絵になるコーディネート術をお届けします。
オールホワイトはメッシュニットでリズミカルに
春らしいクリーンさ漂う、オールホワイトコーディネート。色味は真っ白にこだわることでキレの良さをアピール。ロングスリーブがモードなメッシュニットを選ぶとワンカラーでも間延びしません。ごく淡いミントグリーンのバッグを添え、透明感をアシスト。
軽やかさとスタイリッシュさを両立
フィット感のあるコンパクトな黒ニットカーディガンは、着回し力抜群な優秀アイテム。グレーのスラックスでスタイリッシュさをアピールしつつ、明るいトーンを選べば春らしい軽快さも両立することができます。
クロップドニット×ジーンズでヘルシーに
クロップド丈のニットプルオーバーにデニムパンツを合わせ、ヘルシーな肌見せスタイルを披露したジェニファー・ロペス。チャコールグレーと濃いめのブルーなら、落ち着いた色合わせになりシックにきまります。スニーカーは白ボディを選び、切れ味よく整えて。
定番モノトーンを単調にさせない
定番白黒配色は、白のクロップド丈ニットプルオーバーに黒ハーフパンツを合わせ、重くなるのを防止。Tストラップサンダルで脚長効果をプラスして。黒のハンドバッグは、バンブーハンドルのディテールで涼しげに。
ニットを肩掛けして立体感アップ
爽やかなブルーシャツに白のリネンワイドパンツを合わせ瑞々しく。パンツの色をリピートしたニットプルオーバーをさっと肩に引っ掛ければ、立体感とこなれ感がアップします。引き締め役は、黒ほど強くならないブラウンでソフトに。
モノトーン合わせでピンクを大人顔へ
季節感にマッチするピンクのニットプルオーバーで、華やかさを獲得。グレーのスラックスや白黒小物のように、ほかのアイテムをモノトーンで構成するとピンクの甘さを中和できます。仕上げに額をしっかり見せたハイポニーテールヘアで、生き生きと見せて。
春こそカラーコーデにチャレンジ!
カラーアイテムが映える春だからこそ、思い切って気分の高まるようなワンカラーコーディネートにチャレンジ。ラベンダーのニットプルオーバーは、ざっくり編みでエフォートレスに。そこに濃い紫のレザーパンツを合わせ、コントラストをつけて。モードな配色でもトゥーマッチにならないのは、上下ともゆとりのあるシルエットを選んでいるから。
「スカート」合わせで軽やかに
素足が見えたり、ふんわりとしたシルエットで軽やかさをアピールできる「スカート」スタイル。大人に似合うコーディネート実例を厳選しました。
フロントスリットスカートできりっと
白と黒で構成するシックなスカートスタイル。フィット感のある白のリブハイネックニットに、黒のIラインスカートを合わせると縦長シルエットを強調することができます。スカートのスリットから覗く素足は、サンダルで受け止め軽快に。
くすみカラーで落ち着いた表情へ
カラーニットにふんわり白スカートを合わせた、春らしい着こなし。くすみトーンのニットプルオーバーなら大人らしく整います。足元にはブラウンパンプスを迎え、穏やかな引き締め効果をプラス。
ノーブルな配色でミニスカートをシックに着こなす
真っ白なハイネックニットにネイビーのミニスカートを合わせていた、俳優のエマ・ワトソン。ニットとスカートにあしらわれたゴールドボタンがマリンな趣を醸し、爽やか。パンプスはポインテッドトゥを選び、きりっとシャープに整えて。
重心を上に置いて軽やかさを上乗せ
白のミニスカートとパンプスの軽やかさが引き立つのは、チャコールグレーのニットプルオーバーで重心を上に置いているから。ニットとシアーの質感ミックスで、定番モノトーンを立体的に見せて。さらにスカートにあしらわれた花柄の装飾が、春らしさを後押し。
明るいトーンとレーススカートで春めく
ごく淡いパステルイエローのニットプルオーバーに、クリームホワイトのレーススカートを合わせたワントーンコーディネート。明るいトーンでまとめつつ、レースを取り入れると春らしさが高まります。足元は白靴下とスニーカーで外し、小粋なムードをアピール。
ロングスリーブ×ミニスカートのバランスが秀逸
定番のベージュリブニットトップスは、モードなロングスリーブで無難に傾くのを阻止。そこにネオングリーンのミニスカートを合わせ、バランスアップ。ぱっと明るい配色を黒バッグで引き締め、メリハリを授けて。
黒を白で挟んでキレよく
マキシ丈の黒スカートをキレよく見せるべく、トップスとブーツは白をチョイス。さらに透け感のあるメッシュニットなら、軽やかさを印象付けることに成功します。仕上げに光沢感のある黒バッグを投入し、奥行きをメイク。
「アウター」を重ね立体感アップ
春ニットに「アウター」を重ねれば、立体感がアップして着回し幅も広げることができます。肌寒いときに役立つ、街中で絵になるコーディネート実例をご紹介します。
ざっくりメッシュニットで奥行きを演出
クラシカルでプレーンなベージュトレンチコートのインに、それよりもやや薄い色味のニットプルオーバーを。メッシュニットなら春らしさが生まれ、奥行きもつけることができます。ボトムはブルーのワイドデニムパンツを選び、ぐっと爽やかに。
ニュアンスブルーが洒落感に貢献
ブルーとホワイトで作る春のクリーンなコーディネートは、くすみトーンを選ぶことで洒落感をアピール。カットアウトニットでデコルテを、スリットミディスカートで素足を見せてヘルシーに。
ネイビー×水色でクリーンにきめて
清潔感のある水色ニットプルオーバーは、薄手の素材感で春らしく。トレンチコートとIラインスカートは水色に似合うネイビーで統一し、上品さを高めて。足元でも水色をリピートし一体感を作ったら、仕上げにオレンジバッグを迎え色のメリハリをオン。
シャカシャカ素材でアクティブに
ニットトップスに、ナイロン素材のブルゾンとパンツを合わせアクティブさをプラス。白とベージュのニュアンス配色なら、スポーティルックも上品にまとまります。ベルトやスニーカーのサイドラインを黒で統一し、引き締めを実行。
辛口アウターのインをパステルカラーで繋ぐ
パステルグリーンのニットプルオーバーにパンツ、そしてアイボリーシューズを合わせ春らしさを意識していた俳優のケイティ・ホームズ。真逆な印象の黒レザージャケットで引き締めれば、それぞれの持ち味を引き立て合うことに成功します。
白を一点投入するだけで軽やかにまとまる
コンパクトな黒のハイネックニットプルオーバーに、同色のオーバーサイズジャケットを重ね格好良く。小物も黒で統一するとシックにきまります。すべて黒で揃えているからこそ、白スカートの軽やかさが一層際立って。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香