「エルメス」の“キオスク”が麻布台ヒルズの中央広場に出現!
パリの街並みでもおなじみの新聞や雑誌を販売する「キオスク」に着想を得て、2021年秋にプラハに初めて登場したエルメスの「ルモンドキオスク」。そんな「ルモンドキオスク」が出現する “ルモンドフェスティバル”と題されたイベントが、5月23日(木)〜26日(日)までの4日間、麻布台ヒルズ 中央広場にて開催されました。
このイベントはエルメスが企画・編集・発行まで一貫して行う機関誌『エルメスの世界(LE MONDE D’HERMÈS)』にフォーカスしたもの。初夏を感じさせる心地よい晴天に恵まれた中央広場に、オレンジカラーのキオスクが出現!
周囲には、くつろぎを提供するベンチやスツールのほか、チェスなどのテーブルゲームも登場するなど、ユニーク空間が演出され、多くの人たちが足を止めてメゾンのプレイフルな世界観を存分に楽しんでいました。
エルメスの今年のテーマ「フォーブルの魂」に迫る!1日限りのスペシャルなトークショーも開催
イベント期間中の5月24日(金)には、1日限りの特別なトークイベントも開催されました。エルメス パトリモワーヌ(文化遺産)部門ディレクターを務めるムヌー・ドゥ・バズレール氏と機関紙『エルメスの世界』編集長のオリヴィエ・ウィッカー氏がパリより来日。
モデレーターとして、小説家であり、フランス文学者の小野正嗣氏を迎え、メゾンが掲げる今年のテーマ“フォーブルの魂”の起点ともいうべき、パリ、フォーブル店やエミール・エルメス・コレクションにまつわる物語を紐解きました。
トークショーの中では、オリヴィエ・ウィッカー氏が誌面を作るにあたって大切にしていることなども紹介。夢あふれるメゾンのクリエイティブなマインドに触れる、貴重なトークショーとなりました。
編集スタッフも体験!モイストポプリ作りのワークショップ
モイストポプリを作るワークショップも開催された今回のイベント。麻布台ヒルズの果樹園で大切に育てられた果実やハーブ類を使用した“香りの瓶詰め”づくりを、Precious.jpの編集スタッフも体験させていただきました。
セレクトした香りは、スイートオレンジとラベンダー、ローズ。この組み合わせは緊張をほぐす効果があるそう! ポプリとソルトを交互に敷き詰めるシンプルな手順で、奥行きのある香りを楽しめる美しいモイストポプリが完成しました。
出来上がった作品は、カレの端切れを使用した可愛いポーチに入れていただきました! 癒しのポプリの香りに包まれて、終始心ときめくひとときとなりました。
さまざまな視点からメゾンの世界観に迫った今回の『ルモンドフェスティバル』。メゾンの魅力に魅了され、ますますファンになってしまった!という声も…。
“フォーブルの魂”を年間テーマとし、メゾンのスピリットから生まれたキーワードをもとに、オンラインと店舗双方でプレイフルなイベントを開催する今年のエルメス。引き続き、メゾンのユニークかつ独創性に満ちたイベントに注目です。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- (C)喜島弘章/HIRO KIJIMA
- WRITING :
- 池尾園子