暑さに負けず、おしゃれを楽しむ活力をもたらしてくれる、夏ならではの「名品」は、日々を快適に、美しく過ごすうえで欠かせない存在です。

雑誌『Precious』8月号では、【愛して止まない「夏名品」リスト】と題して、確かな審美眼をもつプロフェッショナル17人が夏ならではの「名品」を推薦!17名の「目利き」に、夏気分を盛り上げる逸品について取材を敢行。日常に清らかな涼を届けてくれる名作と、その魅力をうかがいました。

今回はその中から、日常に小さな幸せをもたらす「スモール・ハピネス名品」をお届けします。大人のセンスが光るライフスタイル周りの「私的名品」にご注目。

日常に小さな幸せをもたらす「スモール・ハピネス名品」

ファッション小物以上に、各々の個性や思考が反映される、ライフスタイル周りの「私的名品」。自分で楽しむだけでなく、ギフトとしても最適な、大人のセンスが光る逸品を集めました。

■1:スタイリスト・来住昌美さん|「マルピーギ」のホワイトバルサミコ

マルピーギ バルサモ ビアンコ』200ml ¥3,780(チェリーテラス・代官山)
マルピーギ バルサモ ビアンコ』200ml ¥3,780(チェリーテラス・代官山)

「お料理に使うだけでなく、夏には冷水や炭酸水で割って飲むのが、私流の楽しみ方」(来住さん)

イタリア、モデナ産の白ぶどうを搾汁し、木樽で5年間熟成させたホワイトバルサミコ。酸味と甘みのバランスがよく、甘酢感覚で手軽に使える。

■2:現代アーティスト・中北紘子さん|「和菓子所 桔梗堂」の『冷やし白玉しるこ』

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1個 ¥405/3月下旬~12月下旬頃までの期間限定販売(和菓子所 桔梗堂)

「幼少の頃から、夏になると必ず冷蔵庫にある思い出の味です」(中北さん)

岡山、備中産の赤小豆を釜でじっくり炊き上げ、ふるいで何度もこしてつくられたシルキーな舌触りの汁粉と、大粒の白玉とのハーモニーが楽しめる絶品。電話でお取り寄せが可能(クール便)。

■3:スタイリスト・金井あいさん|「ぬま田海苔」の海苔

『両開重々2①(10枚入り)』¥2,268(ぬま田海苔 合羽橋本店)
『両開重々2①(10枚入り)』¥2,268(ぬま田海苔 合羽橋本店)

「暖かくなると出番が増える、手巻き寿司に合う海苔がマイ定番に」(金井さん)

力強い香りをもち、噛む程にうま味を感じるしっかりとした噛みごたえが特徴で、巻物との相性抜群。海の栄養が豊富な、収穫1回目の「初摘み海苔」のみを取り扱う老舗。

■4;スタイリスト・三好 彩さん|「スガハラ」の『デュオ』グラス

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『デュオ オールド(アンバー)』230ml ¥3,520(スガハラショップ青山〈Sghr スガハラ〉)

「ただ水を入れるだけでも絵になる、唯一無二の佇まいに魅了されて」(三好さん)

ハンドメイドならではの技法で、ブルーと琥珀色を重ねた特有の配色が魅力。デュオ(二重奏)という名のとおり、2色が織りなすバランスの妙を楽しめる。

■5:ブランディングディレクター・行方ひさこさん|「セバラシ」のシルクセットアップ

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シルクノースリーブセットアップ¥31,900(Cebalasi)

「肌に吸い付くようなシルクが心地よく、寝苦しい熱帯夜もぐっすり眠れます」(行方さん)

シルクならではの上品な光沢と、なめらかな肌触りがやみつきに。ポリウレタン混で伸縮性にも優れ、着心地抜群。ノースリーブトップスとして、お出かけ着としても活躍。

■6:スタイリスト・長澤実香さん|「レボマックス」の水筒

『REVOMAX STANDARD』16oz(ギャラクシーシルバー)473ml ¥5,500・12oz SLIM(ネイビー)355ml ¥4,840(CORED)
『REVOMAX STANDARD』16oz(ギャラクシーシルバー)473ml ¥5,500・12oz SLIM(ネイビー)355ml ¥4,840(CORED)

「圧倒的な保冷・保温力に惚れ込み愛用中。炭酸を入れられるのもうれしいポイント」(長澤さん)

真空断熱構造と密閉力の高いキャップにより、36時間の保冷、18時間の保温を実現。サイズは全6種類、最大16色の豊富なカラー展開も魅力。

〈付け替え可能なカラーキャップが登場〉

場面を選ばない無彩色のほか、ビビッドからパステルカラーまで、カスタマイズ可能な17色をラインナップ。
場面を選ばない無彩色のほか、ビビッドからパステルカラーまで、カスタマイズ可能な17色をラインナップ。

■7:「uka」代表、ネイリスト・渡邉季穂さん|「マスヨメ」の玄米カイロ

(アクアブルー、ラベンダー)各¥5,280(J-フロンティア・インベストメンツ〈MASYOME〉)
(アクアブルー、ラベンダー)各¥5,280(J-フロンティア・インベストメンツ〈MASYOME〉)

「飲み物や冷房で内臓が冷える夏こそ、おなかに乗せるカイロが欠かせません」(渡邉さん)

玄米を温めることで発生する温熱を利用した、体に優しいカイロ。電子レンジで1分半ほど温め、おなかや腰に当てると体の芯までぽかぽかに。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
池田 敦(CASK)
STYLIST :
金井あい
EDIT&WRITING :
奥山碧子(Precious)