暑さに負けず、おしゃれを楽しむ活力をもたらしてくれる、夏ならではの「名品」は、日々を快適に、美しく過ごすうえで欠かせない存在です。
雑誌『Precious』8月号では、【愛して止まない「夏名品」リスト】と題して、確かな審美眼をもつプロフェッショナル17人が夏ならではの「名品」を推薦!17名の「目利き」に、夏気分を盛り上げる逸品について取材を敢行。日常に清らかな涼を届けてくれる名作と、その魅力をうかがいました。
今回はその中から、フォトグラファー・長山一樹さんが推薦する「倉俣史朗」デザインのフラワーベースについてお届けします。
「倉俣史朗」デザインのフラワーベース
「普遍的でありながら、独創的なフォルムに惹かれて。光の反射が美しいので、デスクに置いてオブジェのように楽しんでいます。希少な職人の手でつくられているそうで、今後のデザイン史に残る名品だと思います」(長山さん)
〈DATA〉
●素材:アクリル・ガラス
●サイズ:幅11×奥行11×高さ19cm
●特徴:日本を代表するデザイナー、倉俣史朗が1989年に手掛けたアクリルブロックの花器。中に閉じ込められたピンクのアクリルが、光の反射と屈折によって、空間に楽しい錯覚を生み出す。花を挿すガラス管は取り外し可能で、花の手入れにも配慮が行き届いた設計。
※掲載商品の価格は、税込みです。
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- PHOTO :
- 池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 金井あい
- EDIT&WRITING :
- 奥山碧子(Precious)