2024年 Precious 7月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します
今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、ともすれば薄味になりがちな夏のシンプルスタイルをセンスアップする着こなしが多数ランクイン! ビジネスシーンから休日のお出かけ、貴重な休暇を使った旅を特別な時間に変えるヴァカンススタイルなど、大人のラグジュアリーな装いを導くヒントが満載です。
それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?
【10位】アクアブルーのタンクドレス
「涼しげかつ鮮やかな色に惹かれる」という声をいただいたのは、ジャッキースタイルを彷彿とさせるアクアブルーのタンクドレス。アートなフォルムが大胆なジュエリーをランダムにあしらうことで、クリーンでモダンな魅力が引き立ちます。
鮮やかな色によりくっきりと際立つボックスフォルムに着目し、「ボディラインを拾わないので失敗がなさそう」という方もいらっしゃいました。
【9位】白のジレ×黒のイージーパンツ
知的な印象のシャープなジレに、リラックス感のあるイージーパンツを合わせる大胆なテイストミックス。涼やかなきちんと感と程よいリラックス感の調和が大人の余裕を物語り、「清々しいイメージ」「上品だけど動きやすそう」と好評でした。
モノトーンでも素っ気なくならないのは、ジレのデザイン性とイージーパンツのゆるやかな素材感が表情を豊かにしているから。スニーカースタイルの新たな選択肢としても活躍してくれそうです。
【8位】ブラウンのホルターネックトップス&アシメトリースカート
自由を謳歌し、開放的な空気が流れるヴァカンスシーンでは、健康的な肌もおしゃれの重要なパーツのひとつ。生命力に溢れた大地を連想させる、焼けた素肌に寄り添うシックな色味なら、マチュアな装いを楽しめます。
「エレガントでドラマティック」という意見が多かったのは、ヘルシーな肩見せが叶うホルターネックのトップスに、コットン素材のアシメトリースカートを合わせたテラコッタブラウンの着こなし。タッセルタイやボリュームフリルがアクセントとなった快適かつ優美な佇まいが、リゾートスタイルをクラスアップ!
【7位】イエローのマヨルカ柄ドレス
「明るい色でポジティブな気分になれそう」と注目されたのは、大政 絢さんがヴェネツィアを舞台に披露してくれた「ドルチェ&ガッバーナ」のコーディネート。
太陽の恵みを映したような明るいイエローが躍動するマヨルカ柄のドレスは、ハンカチーフヘムのベアトップとフレアスカートがドッキング。仕草につれて華やかにスイングするデザインです。頭に巻いたスカーフとサンダルも同柄で合わせ、夏らしい幸福感を全身で発揮しています。
【6位】ベージュのサファリシャツ&スティックパンツ
コーディネートに悩まずとも、簡単にスタイルがきまるセットアップは、仕事服として頼れる存在。素材やデザインが多様化した新顔のなかでも「流行に左右されないかっこよさ」と支持されたのは、洗練サファリスタイルを叶えるワークテイストのセットアップでした。
カジュアルな印象の強いフラップポケットやボタン使いは、シックなアースカラーを選ぶことで、オンタイムにもふさわしい大人の装いに。ゆとりのあるシャツの上からベルトでウエストマークすることで、シルエットにメリハリがつくうえに、きちんと感もクリアできます。さらにラフな袖まくりや、あえて立てた襟のあしらいで、こなれたニュアンスもプラスして。
【5位】ライトグレーのスパンコールジャケット×黒のハーフパンツ
休日イメージのハーフパンツもサルトリアのディテールを取り入れた上質なデザインなら、スパンコール刺繍が煌めく品格モードなジャケットと好相性。「カジュアルになりすぎないバランスが絶妙」と評価される着こなしに仕上がります。
大人の余裕と遊び心が香る新たなワーキングスタイルの提案に、「ハーフパンツに挑戦してみたくなった」というコメントも届きました。
【4位】デニムの半袖ジャケット&パンツ×ライトグレーのトップス
デニム・オン・デニムのスタイルがトレンドですが、野暮ったくならずに着こなすには、アイテム選びが重要です。4位にランクインしたコーディネートは、まさにその正解例。「色もデザインも涼しげで素敵」「きりっとした佇まいがかっこいい」と好評でした。
シルバーメタリック仕上げを施したウォッシュドデニムがフレッシュなムード。ジャケットはハーフスリーブ&クロップド丈で軽快に、パンツはセーラー風のディテールで凝った印象に。さらにシルバーのボタンがシャープな輝きをもたらします。
【3位】ダークブラウンのタンクトップ&シャツ&パンツ
8位と同じく、こちらもシックなブラウンで魅せるヴァカンススタイル。濃厚なアースカラーにアプリコット色のハットやターコイズのアクセサリーを効かせることで、印象がくすむことなく装えます。
鮮やかな小物を散りばめた着こなしテクが秀逸で、「色合わせが大人っぽくてスタイリッシュ」「ヴァカンス上級者のこなれ感がある」と票を集めました。
【2位】黒のニットワンピース&フラットサンダル
「すべてのアイテムが欲しい」という絶賛のコメントが寄せられたのは、ミニマルワンピ×フラットサンダルのペアリング。シルエットが美しい黒のニットワンピースに足元の抜け感を添えることで、ヘルシーな色香を演出しています。
足元がヌーディだから黒で統一しても重く見えず、涼やかなモード感が香るのも大人好み。白のバッグをクロスボディにしてキレのよさも意識すれば、「真似できそうなシンプルさだけど洗練されている」装いの完成です!
【1位】キャメル色の半袖ニット×黒のラップスカート
『Precious』7月号の好きなコーディネート1位を獲得したのは、新たな「大人のガーリー」を実現した着こなし。キャメル×黒の王道配色で仕上げた「静謐な女性らしさ」や「シックな上品さ」が大きな反響を呼びました。
キルト風プリーツのラップスカートはかわいいトラッドアイテムのひとつですが、黒を選ぶことで洗練されたイメージに。上半身は肌なじみのいいキャメル色でコンパクトに、下半身は黒でまとめつつメンズライクなローファーをソックス見せで履くことで、鮮度の高いモダンさが香り立ちます。
「普段のおしゃれが格上げされる」という回答も多かったコーディネートは、秋からの装いとしても大活躍! 今からスタイリングに使えるアイテムをチェックしてみては?
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以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』7月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。
このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?
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ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。
お近くの書店やオンライン書店などで、『Precious』2024年8月号を是非、お買い求めください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious7月号』小学館、2024年