男のファッションは年々カジュアル化が進み、それはビジネスシーンにおいても同様。だからといって、ことさらカジュアルな装いをするとだらしなく見えてしまうことがある。特にこれから暑くなってくる季節はなおさら。なら、清潔できちんとして見えてかつビジネスでもカジュアルでも使い勝手の良いアイテムとを合わせたい。

 手っ取り早いのがジャケットとベストの共地でつくられた2ピースジャケットだ。ベストの良さははジャケットを着ても脱いでも様になることで、ビジネスやカジュアルと、その場の雰囲気にうまく調和する万能アイテムだ。では、オン・オフのコーデを紹介し、その万能たる証拠をお見せしよう。

ジャケット×ベストのコーデ4選

上品な雰囲気漂うビジネスコーデ

ジャケット¥100,000・ベスト¥40,000・パンツ¥40,000・チーフ¥8,000(レナウン プレスポート〈アクアスキュータム〉)、シャツ¥46,000〈フライ〉・靴¥152,000〈エドワード グリーン〉(ともにバーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター)、タイ¥16,000(ビームス ハウス 丸の内〈フランチェスコ マリーノ〉)、眼鏡¥42,000(ブリンク外苑前〈カトラー アンド グロス〉)

 アクアクスキュータムのジャケット・ベストは、ウールとリネンのサマーツイルを使用したシャリ感のあるドライタッチな肌触りと微光沢が美しい。ナチュラルショルダーや背抜きなど、着やすくなっていながらも正統派で着回しのきくアイテムだ。定番のグレースラックスを合わせタイドアップで上品に。

大人のお洒落なカジュアルコーデ

ジャケット¥100,000・ベスト¥40,000・チーフ¥8,000(レナウン プレスポート〈アクアスキュータム〉)、シャツ¥18,000(トレメッツォ〈マテウッチィ〉)、パンツ¥24,000(バインド ピーアール〈ジェルマーノ〉)、スカーフ¥9,000(ビームス ハウス 丸の内〈ジエレ〉)、靴¥49,000(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ソロヴィエール〉)

 同じジャケットとベストを使用したオフのスタイルは、ネイビーとホワイトのコントラストで清涼感を出し、柄のスカーフで洒落感を、スニーカーでハズしを狙ったドレスカジュアルなスタイル。ネクタイをしていなくとも、パーティーなどでも通用するコーディネートだ。

遊び心あるビジネスコーデ

ジャケット¥100,000(レナウン プレスポート〈アクアスキュータム〉)、シャツ¥35,000〈アヴィーノ ラボラトリオ ナポレターノ〉・タイ¥15,000〈ジエレ〉・ベルト¥16,000〈ウィリアム〉・鞄¥63,000〈グレンロイヤル〉(以上ビームス ハウス 丸の内)、パンツ¥29,000〈ピアット〉・靴¥79,000〈クロケット&ジョーンズ〉(ともにバーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター)、眼鏡¥57,750(マツダアイウエアジャパン〈マツダ〉)

 ジャケットだけを使用したスタイルなら、紺ブレのような活用方法もあり。オックス地のシャツにチノパン、イエローを基調としたレジメンタルタイの組み合わせで王道トラッドスタイルに早変わり。小物で遊びを入れてビジネススタイルに変化をつけて洒落感を。

ベストのみを使用した大人の正解コーデはこれ!

ベスト¥40,000(レナウン プレスポート〈アクアスキュータム〉)、シャツ¥25,000(バインド ピーアール〈ジャンジ〉)、パンツ¥30,000(ビームス ハウス 丸の内〈ジャブスアルキヴィオ〉)、スカーフ¥18,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈バーニーズ ニューヨーク〉)、靴¥26,000(コール ハーン ジャパン)

 リネンのプルオーバーシャツに、ドローコードのパンツといったカジュアルな装いも、ベストを挟むことでラフすぎず大人っぽく着こなすことができる。ちょっとした海へのドライブや食事にも、ベスト1枚あれば問題なし。

 いかがだろう。特にビジネスの場において、毎日のコーディネートを考えるのは大変だ。だからといって手抜きは禁物、見る人は見ているもの。ネクタイとシャツだけ替えて同じスーツを着まわすことのないよう、2ピースジャケットを駆使していただきたい。

※価格はすべて税抜です。

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PHOTO :
島本一男
STYLIST :
河又雅俊
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