2004年の開業時、「アマンプリ」のかつての総支配人がオペレーションの舵を取ったことが話題になったプーケットのリゾートホテル「トリサラ」。バカンス好きの女性なら、その名を耳にしたことがあるという方も、きっと多いのではないでしょうか。2016年12月のリノベーションを経て、この「トリサラ」は新たなコンセプトを打ち立てました。

【客室】新生「トリサラ」に2種類の絶景「スイートヴィラ」が誕生

ウッドの色合いが明るめになった、新しいオーシャンビュー・プール・ジュニアスイート
新しくお目見えしたシグネチャー・オーシャンビュー・プール・スイート

プーケットの北西部、アンダマン海を一望するヒルサイドからビーチにかけて、リゾートが展開されている「トリサラ」。39棟のヴィラと20棟のレジデンス、すべてがオーシャンビューでプラべートプールが付き、邸宅のように広々としています。

リニューアルで、ヴィラの中でも最も眺めがいい高台にお目見えしたのが、オーシャンビュー・プール・ジュニアスイート(¥96,933~)とシグネチャー・オーシャンビュー・プールスイート(¥140,419~)です。明るい印象を与えるライムウォッシュ仕上げのチーク材とタイシルクがふんだんに使われ、エレガントな雰囲気を醸し出しています。美しい海の眺めも、存分に味わうことができます。

大理石をふんだんに使い、ウッドと合わせたシグニチャー・オーシャンビュー・プールスイートのバスルーム
アンダマン海に突き出したようなプライベートプール

【食】タイの食文化をより深く、おいしく追求した2つのレストラン

丘のふもと、ビーチ近くにあるメインプール。この周辺にレストランが集まっています

「トリサラ」にふたつあるレストラン「PRU」「シーフード」でも、タイならでは、そしてこのリゾートだからこそできる食体験が楽しめます。

2016年のサンペルグリーノ・ヤング・シェフ大会に、タイ代表として出場したジム・オフォースト氏が率いるファインダイニングの「PRU(プル)」は、“ファーム・トゥ・テーブル(農園からテーブルへ)”がコンセプト。自家菜園でオーガニック栽培した野菜や放し飼いの鶏からの有機卵、専用のキノコ部屋で育てたキノコなど、自分たちの手による食材と、つながりのある地元の漁師や農家から仕入れた食材のみを使用します。サーブされるのは、クリエイティブなヨーロピアン料理。

ヤシの木漏れ日が揺れるデッキテラス。「PRU」と「シーフード」、ふたつのレストランのアルフレスコのエリア
パーソナルサービスは得意技。時間を決めて、朝食をヴィラにセッティングしてもらうこともOK

もうひとつのレストラン「シーフード」では、タイの家庭に代々伝わるオーセンティックな“ママの味”がテーマ。レストランの再スタートにあたり、地元のおかあさんやおばあさんを師に招き、シェフチームに秘伝のレシピを伝授したのだとか。ちなみに、かねてから人気のメニュー“サンデーブランチ”は、在住外国人や他のリゾートからも客が訪れるほど。

サンデーブランチはドリンクによってプライスが異なり、ブラッディマリーとなら2,600バーツ、シャンパン飲み放題なら4,500バーツで16時まで制限なし

【マッサージ】心地よさの波状攻撃! ゲストに応じたスパの施術で身も心もとろとろに…

6ハンズによる“ロイヤル・トリサラ”。王侯貴族の気分が味わえる…? Photo by Hiro Matsui

それぞれのゲストに応じたテーラーメイドなトリートメントが特徴の「ジャラ・スパ」でおすすめしたいプランは、6本の手による夢見心地な“ロイヤル・トリサラ”。スクラブ、ハーブボールによるコンプレス、オイルマッサージ、そしてヘッドマッサージからなる90分。ボディー1名、各足に1名ずつの計3人のセラピストによって、中央から上下へ、またはその逆、シンクロなど、まるで心地よさの波状攻撃のよう。ハーブボールでは温冷の刺激も身体のあちこちで同時期に起きるので、不思議な感覚に陥ります。仕上げのヘッドマッサージでは、もう身も心もとろとろ状態です。

【プラン】「宿泊・食材調達・クッキングクラス」のお値打ちパッケージが登場

地元の胃袋を支えるマーケットへシェフと一緒に訪問。食習慣についても教えてもらえます

オーシャンビュー・プールヴィラに滞在し、プーケットで食材を調達しつつ、クッキングクラスも体験できる4泊5日($2,215~)のパッケージが登場。こちらでは、クルーズヨットに乗り込んで、マグロやサバが捕れる海域へ向かい、フィッシング! 船上で料理長が魚をさばき、調理を行います。翌日は、プーケットタウンの市場で食材や地元の食を学びつつ、歴史的な邸宅で地元のママたちによる料理教室。さらに自家農園へ「PRU」のシェフ・ジミーとともに出かけ、新鮮なハーブを摘んだり、野菜を収穫したり。その日の夜は彼が腕によりをかけた6品のコースディナーが待っています。

クッキングクラス、スタート。巨大なエビをぶつ切りにし、鍋に投入
豪快な盛り付けも、海の幸が豊かなプーケットならでは
自ら釣り上げた“キャッチ・オブ・ザ・デイ”をバーベキューでいただくことも

ここまでタイの食文化にフォーカスした体験は珍しいかも。優雅な空間で過ごした、おいしい記憶が深く刻まれることでしょう。

問い合わせ先

取材協力/タイ国際航空

この記事の執筆者
ダイビング雑誌の編集者を経てフリーに。海外旅行専門誌でもビーチを担当。月に1~2回、海外を中心に国内外のビーチリゾートへ通うこと、かれこれ四半世紀以上になる。女性誌の旅記事、ライフスタイル誌の連載、ウェブの連載ほか、共著に『奇跡のリゾート 星のや竹富島』など。世界のビーチガイド「World Beach Guide(http://www.world-beach-guide.com ) 」主催 好きなもの:海でボーッとすること、ボディボード、ダイビング、ビーチパーティー、Jazztronik、H Zettrio、渋谷Room
公式サイト:古関千恵子ホームぺージ
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WRITING :
古関千恵子
EDIT :
安念美和子