2024年 Precious 10月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します
今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、やっと秋が深まってきた今の時期にちょうどいいジャケットやジレといった軽めのアウターを使った着こなしが多数ランクイン。色や素材、スタイリングによって今年らしくアップデートするポイントが満載です!
それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?
【10位】茶系チェックのジャケット×ダークブラウンのワンピース
上質な素材で、堅苦しさのないシルエットが主流となった今季の「テーラードジャケット」。持ち前の知的さや端正さに加え、しなやかさが漂うジャケットは、仕事シーンでも華やかな席でも格別のオーラを放ちます。
なかでも10位にランクインしたのは、軽やかに“今”を表す旬のチェック柄。かっちりと映るダブルのジャケットも、トレンドカラーのダークブラウンの色調でまとめてワンピースの上に肩掛けすれば、広めにとられた身幅から程よい抜け感が生まれます。「茶系とゴールドの色合わせが秋にぴったり」と注目されました。
【9位】ネイビーのジャケット×黒のパンツ
「ジャケットのベルトマークに挑戦したい」「上品モダンなネイビースタイル」などの声が寄せられたのは、ネイビージャケットのトラッドなイメージを一新する、深めのVを描くネックラインが印象的な一着を使ったコーディネート。
高め位置でマークした細いサテンベルトが、メリハリを演出。ボトムはストレートラインのブラックパンツで、すっきりと。シルバーのバッグなどクール系の小物を合わせると、モダンさが際立ちます。
【8位】白のシャツ×黒のボックスタックスカート
「シンプルなようでいて隙がない究極の上品コーデ」と絶賛のコメントが届いた白シャツ&黒スカートのモノトーンスタイルは、上質な素材と丁寧な仕立てがもたらす気品が印象的な佇まいと清潔感の鍵に。
緻密に織り上げられたコットンブロードシャツは、フロントにひと手間加えたタックプリーツがポイント。フレアシルエットのボックスタックスカートは表面にうぶ毛のような起毛が施され、黒を柔らかな表情に変えています。
【7位】ベージュのロングジレ×白のタートルニット×ピンクのパンツ
今季は何通りにも「ちゃんと」着られるニューフェイスが豊作! 7位にランクインしたロングジレのコーディネートも、実はベルト付きのロングジレとクロップド丈のジャケットが合体した、トレンチ風コートの着回しスタイルです。
シャープなIラインシルエットをつくるロングジレが白×ピンクの淡色配色を優しく引き締め、「大人のかわいらしさが上手に表現できている」と高評価。さらにハイネックニットで縦のラインを強調することで、スタイルアップを後押ししながら「おしゃれだけど動きやすくて現実的」と支持される着こなしに仕上がっています。
【6位】黒のロングジレ×黒のボウブラウス×チェックのパンツ
ブラウスや薄手のニットの上にさっとはおるだけでビジネスシーンにふさわしい端正さが加わるジレを、さらにシルクの艶をアクセントに「甘辛バランスが絶妙」「シックな華やかさに惹かれた」という着こなしに仕上げたコーディネート。
肉厚のシルクサテンを用いたロングジレと、同じくシルクサテンのブラウスで光沢感をつなげ、ツイードチェックのマットな質感とのコントラストで個性を演出。ブラウスの袖やボウタイのボリューム感が華やかさを添え、ワンランク上のモノトーンスタイルが完成します。
【5位】ツイードのジャケット×同素材のスカート
「堅苦しさのないこなれた佇まいが素敵」と好評だったのは、クラシックなツイード素材のセットアップ。ボックスシルエットのジャケットに長めのベルトで自然なウエストシェイプをつくることで、今年らしさを演出しています。
さらに裾がゆらめくアシメトリーなシルエットのスカートとロングブーツを合わせれば、かっちりとしたツイード素材に遊び心あるリズム感が加わり、「ダークな色調でも軽やかな印象」という意見もあった鮮度の高い装いに。
【4位】黒のジャケット×黒のボトルネックニット×ブラウンのドロストパンツ
フルイドサテンの濡れたような光沢をまとったゴールドブラウンのパンツと、ウエストをねじったようなデザインが目を引くサッシュジャケットの組み合わせには、「上品なインパクトがある」「ウエストにポイントがあってスタイルがよく見える」などの声が寄せられました。
今どきのスポーティ感が漂うドローストリングデザインのパンツは、ヒールを合わせやすいのもポイント。エレガントだけれどひとくせディテールを効かせた着こなしで、ビジネススタイルがシックにあか抜けます。
【3位】ブラウン系のメランジュニット×ダークブラウンのパンツ
「色も素材も秋らしい魅力に溢れている」「落ち着いたムードだけど存在感がある」など、読者の心を射止めたのは、グレイッシュな陰影を忍ばせたブラウン配色の着こなし。
メランジュニットとハイウエストパンツというアイテム構成はシンプルでも、構築的なパワーショルダーから落ち感の美しいボトムにつながるメリハリシルエットと、ニュアンスを含んだ美しい色合いが、マチュアな大人の装いにぴったりです。
【2位】オフホワイトのニットジャケット×同素材のパンツ
「上品で知的でラグジュアリー」「できる大人の女性というイメージ」などのコメントが寄せられ2位にランクインしたのは、大政 絢さんがカバーガールを務めた表紙のコーディネート。
ニットの光沢感とベルト&ネックレスのゴールドの輝き、そしてジャケットのボタンとトリミング&バッグのピンクをつなげたスタイリングに、「色使いが素敵」と着目した回答も多く見受けられました。
【1位】ベージュのジレ×同素材のタイトスカート×アイスブルーのタートルニット
『Precious』10月号の好きなコーディネート1位を獲得したのは、「ありそうでない色合わせ」「上品な素材感が引き立つ優しいトーン」など、ベージュ×アイスブルーの配色が多くの反響を呼んだ着こなし。
上質なウールのダブルフェイス素材を使用したジレは、大きめのポケットと共布のベルトがアクセントに。体になじむような細身のシルエットを生かし、インのニットは薄手に、ボトムは膝下丈のタイトスカートですらりとしたシルエットに仕上げたバランスも、「縦のラインが強調されスマートな印象」などお気に入りの理由となりました。
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以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』10月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。
このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?
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ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
お近くの書店やオンライン書店などで、『Precious』2024年11月号を是非、お買い求めください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious10月号』小学館、2024年