2024年 Precious 10月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

2024年10月号表紙
『Precious』2024年10月号(2024年9月7日発売)の表紙、カバーモデルは大政 絢(Precious専属)

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、やっと秋が深まってきた今の時期にちょうどいいジャケットやジレといった軽めのアウターを使った着こなしが多数ランクイン。色や素材、スタイリングによって今年らしくアップデートするポイントが満載です!

それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?

【10位】茶系チェックのジャケット×ダークブラウンのワンピース

10位P79
ジャケット¥110,000・ワンピース¥96,800(オーラリー〈オーラリー〉)、ピアス¥299,200・ネックレス/上から¥544,500・¥788,700・ブレスレット各¥854,700(フォッペジャパン〈フォッペ〉)、バッグ¥555,500(ヴァレクストラ ジャパン)[Precious2024年10月号79ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

上質な素材で、堅苦しさのないシルエットが主流となった今季の「テーラードジャケット」。持ち前の知的さや端正さに加え、しなやかさが漂うジャケットは、仕事シーンでも華やかな席でも格別のオーラを放ちます。

なかでも10位にランクインしたのは、軽やかに“今”を表す旬のチェック柄。かっちりと映るダブルのジャケットも、トレンドカラーのダークブラウンの色調でまとめてワンピースの上に肩掛けすれば、広めにとられた身幅から程よい抜け感が生まれます。「茶系とゴールドの色合わせが秋にぴったり」と注目されました。

【9位】ネイビーのジャケット×黒のパンツ

9位P75
ジャケット[ベルト付き]¥490,600・パンツ¥273,900・ピアス¥111,100・リング¥103,400・バッグ¥363,000(ジバンシィ ジャパン)、インナー/私物[Precious2024年10月号75ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

「ジャケットのベルトマークに挑戦したい」「上品モダンなネイビースタイル」などの声が寄せられたのは、ネイビージャケットのトラッドなイメージを一新する、深めのVを描くネックラインが印象的な一着を使ったコーディネート。

高め位置でマークした細いサテンベルトが、メリハリを演出。ボトムはストレートラインのブラックパンツで、すっきりと。シルバーのバッグなどクール系の小物を合わせると、モダンさが際立ちます。

【8位】白のシャツ×黒のボックスタックスカート

8位P223
シャツ¥86,900・スカート¥140,800・ベルト¥39,600(yoshie inaba)、その他/私物[Precious2024年10月号223ページ]撮影/赤尾昌則(white STOUT)

「シンプルなようでいて隙がない究極の上品コーデ」と絶賛のコメントが届いた白シャツ&黒スカートのモノトーンスタイルは、上質な素材と丁寧な仕立てがもたらす気品が印象的な佇まいと清潔感の鍵に。

緻密に織り上げられたコットンブロードシャツは、フロントにひと手間加えたタックプリーツがポイント。フレアシルエットのボックスタックスカートは表面にうぶ毛のような起毛が施され、黒を柔らかな表情に変えています。

【7位】ベージュのロングジレ×白のタートルニット×ピンクのパンツ

7位P129右
ジレ(コート)¥111,000(リトルリーグ インク〈エブール〉)、ニット¥38,500(ガリャルダガランテ 青山店〈ピース〉)、パンツ¥80,300(ドゥロワー 二子玉川店〈ドゥロワー〉)、ネックレス¥121,000(エスケーパーズ アナザーワールド〈ソフィー ブハイ〉)、バングル¥107,800(ザ・サロン バイ ノーア〈サイモン・アルカンタラ〉)、バッグ¥764,000(ヴァレクストラ ジャパン)、靴¥139,700(セルジオ ロッシ)[Precious2024年10月号129ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

今季は何通りにも「ちゃんと」着られるニューフェイスが豊作! 7位にランクインしたロングジレのコーディネートも、実はベルト付きのロングジレとクロップド丈のジャケットが合体した、トレンチ風コートの着回しスタイルです。

シャープなIラインシルエットをつくるロングジレが白×ピンクの淡色配色を優しく引き締め、「大人のかわいらしさが上手に表現できている」と高評価。さらにハイネックニットで縦のラインを強調することで、スタイルアップを後押ししながら「おしゃれだけど動きやすくて現実的」と支持される着こなしに仕上がっています。

【6位】黒のロングジレ×黒のボウブラウス×チェックのパンツ

6位P87
ジレ¥418,000・ブラウス[ボウタイ付き]¥220,000(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、パンツ¥107,800(コロネット〈ヴィンス〉)、ピアス¥75,000・リング各¥331,900(トムウッド 青山店)、バッグ¥256,300(マルベリージャパン)[Precious2024年10月号87ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

ブラウスや薄手のニットの上にさっとはおるだけでビジネスシーンにふさわしい端正さが加わるジレを、さらにシルクの艶をアクセントに「甘辛バランスが絶妙」「シックな華やかさに惹かれた」という着こなしに仕上げたコーディネート。

肉厚のシルクサテンを用いたロングジレと、同じくシルクサテンのブラウスで光沢感をつなげ、ツイードチェックのマットな質感とのコントラストで個性を演出。ブラウスの袖やボウタイのボリューム感が華やかさを添え、ワンランク上のモノトーンスタイルが完成します。

【5位】ツイードのジャケット×同素材のスカート

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ジャケット¥279,400・スカート¥212,300・ベルト¥58,300・靴¥236,500(マイケル・コース ジャパン〈マイケル・コース コレクション〉)、ピアス¥449,900・ネックレス¥2,007,500(フォッペジャパン〈フォッペ〉)、インナー・タイツ/私物[Precious2024年10月号64ページ]撮影/生田昌士(hannah)

「堅苦しさのないこなれた佇まいが素敵」と好評だったのは、クラシックなツイード素材のセットアップ。ボックスシルエットのジャケットに長めのベルトで自然なウエストシェイプをつくることで、今年らしさを演出しています。

さらに裾がゆらめくアシメトリーなシルエットのスカートとロングブーツを合わせれば、かっちりとしたツイード素材に遊び心あるリズム感が加わり、「ダークな色調でも軽やかな印象」という意見もあった鮮度の高い装いに。

【4位】黒のジャケット×黒のボトルネックニット×ブラウンのドロストパンツ

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ジャケット¥199,100・ニット¥124,300・パンツ¥101,200(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、イヤリング¥748,000(TASAKI)、バッグ¥749,100(デルヴォー)、靴¥137,500(ジャンヴィト ロッシ ジャパン)[Precious2024年10月号107ページ]撮影/長山一樹(S-14)

フルイドサテンの濡れたような光沢をまとったゴールドブラウンのパンツと、ウエストをねじったようなデザインが目を引くサッシュジャケットの組み合わせには、「上品なインパクトがある」「ウエストにポイントがあってスタイルがよく見える」などの声が寄せられました。

今どきのスポーティ感が漂うドローストリングデザインのパンツは、ヒールを合わせやすいのもポイント。エレガントだけれどひとくせディテールを効かせた着こなしで、ビジネススタイルがシックにあか抜けます。

【3位】ブラウン系のメランジュニット×ダークブラウンのパンツ

3位P106
ニット¥297,000・パンツ¥173,800/参考価格・ベルト¥86,900・ピアス¥106,700・ブレスレット¥231,000・バッグ¥627,990(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)、サングラス¥50,600(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)[Precious2024年10月号106ページ]撮影/長山一樹(S-14)

「色も素材も秋らしい魅力に溢れている」「落ち着いたムードだけど存在感がある」など、読者の心を射止めたのは、グレイッシュな陰影を忍ばせたブラウン配色の着こなし。

メランジュニットとハイウエストパンツというアイテム構成はシンプルでも、構築的なパワーショルダーから落ち感の美しいボトムにつながるメリハリシルエットと、ニュアンスを含んだ美しい色合いが、マチュアな大人の装いにぴったりです。

【2位】オフホワイトのニットジャケット×同素材のパンツ

2位表紙
ジャケット¥1,571,900・パンツ¥1,086,800・ベルト¥667,700・ネックレス¥413,600・バッグ¥1,722,600/すべて予定価格(シャネル)[Precious2024年10月号表紙]撮影/長山一樹(S-14)

「上品で知的でラグジュアリー」「できる大人の女性というイメージ」などのコメントが寄せられ2位にランクインしたのは、大政 絢さんがカバーガールを務めた表紙のコーディネート。

ニットの光沢感とベルト&ネックレスのゴールドの輝き、そしてジャケットのボタンとトリミング&バッグのピンクをつなげたスタイリングに、「色使いが素敵」と着目した回答も多く見受けられました。

【1位】ベージュのジレ×同素材のタイトスカート×アイスブルーのタートルニット

1位P91
ジレ¥92,400・ニット¥28,600・スカート¥82,500(ポステレガント)、眼鏡¥48,620(ルックスオティカジャパン〈オリバーピープルズ〉)、イヤーカフ各¥29,700・ブレスレット¥132,000(ノウン〈ノアーク〉)、バッグ¥213,400(ピエール アルディ 東京)[Precious2024年10月号91ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

『Precious』10月号の好きなコーディネート1位を獲得したのは、「ありそうでない色合わせ」「上品な素材感が引き立つ優しいトーン」など、ベージュ×アイスブルーの配色が多くの反響を呼んだ着こなし。

上質なウールのダブルフェイス素材を使用したジレは、大きめのポケットと共布のベルトがアクセントに。体になじむような細身のシルエットを生かし、インのニットは薄手に、ボトムは膝下丈のタイトスカートですらりとしたシルエットに仕上げたバランスも、「縦のラインが強調されスマートな印象」などお気に入りの理由となりました。

以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』10月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。

このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?

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Precious 11月号<ファッション大特集>【この秋、大人は「マチュアな配色美」で魅せる!】
2024年11月号表紙
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2024年10月7日発売 ¥1,300(税込)

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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious10月号』小学館、2024年
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