上質素材とこだわりの調香、洗練されたスタイルが時代を超えて進化|未来へと受け継がれる唯一無二の存在感を放つ【5つのブランドが描く、名香の系譜】
例えるなら名香とは “生活の芸術”。伝統に裏打ちされた上質な香りで日常を彩り、心を豊かに満たしてくれるもの。モードがその時代の気分を描き出すように、現代のクリエイターたちによって新しい時代の空気をまとった注目の香りをここに。
【HENRY JACQUES】バラのなかのバラを絵画のように描くエッセンスはアート級にラグジュアリー
オーダーメイド香水のメゾンとして、フランスで半世紀前に創立された「アンリ・ジャック」。その伝統が息づくフレグランスは、まさに生活芸術そのものといえるでしょう。最上級の天然香料を厳選し、サヴォアフェール=熟練の調香師たちによる独創的な手仕事で生まれる香りの雫は宝石レベルの希少さ。そのエッセンスを純度100%の濃度でボトルに閉じ込めた『レ・エッセンス』は、ほんの一滴まとうだけで肌の香りと溶け合い、世界にたったひとつの名香へと昇華して香り続けるのです。
今年「アンリ・ジャック」が取り組んだのは、バラの香りの美しさをかつてないほど純粋に芸術的に表現すること。繊細なバラの芳香はワインと同様その年の気候や土壌に影響を受けますが、2023年に南仏の自社農園で収穫された5月のバラは優美で柔らかな理想の香料に。絵画のように複数の香りを重ね合わせて完成したのが3種のフレグランスです。アートが心を豊かに満たすように、この香りも人生に豊かな彩りを添えてくれることでしょう。
『アンリ・ジャックコレクション ドゥ ラトリエ2023』
2023年に収穫されたバラの香料から生まれた3種のエッセンス。クローブやサンダルウッドがスパイシーに香る『ローズ ソレイユ』。バラのなかのバラというべき高貴な香り『ローズ トレ ローズ』。辛口なウッドと柑橘の香りが添えられバラの個性が際立つ『ローズ アジュール』。シリアルナンバー入り特別ボックスに3種をセット。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※掲載商品の価格は、2024年10月7日時点のものです。
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- 戸田嘉昭(バイルドライバー)
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- EDIT&WRITING :
- 岡本治子、五十嵐享子(Precious)
- 文 :
- 松澤章子