【「エルメス」の一枚から始まる冬物語】肌に触れるシルクやカシミアのなめらかさ、風にふわりと揺れる軽やかさ──無限に広がる巻き方が、装う気持ちをかき立てる

季節が深まり、ひんやりとした空気が漂う冬は、コートやニットの上になめらかなシルクやふんわりとしたカシミアの巻き物を重ねて着こなしに豊かな彩りを。クラシカルなデザインからポップな絵柄まで多彩に広がる「エルメス」の『カレ』や大判の『カレジェアン』を主役にすると、自分らしい個性をさりげなく引き立ててくれるのも魅力です。

完成度の高いデザインはもちろんのこと、馬具づくりにまつわる職人技など絵柄の着想源やエピソードを知れば知るほどに、好奇心が刺激されて。物語の詰まった「エルメス」の一枚で、冬のワンシーンをドラマティックに!

大判スカーフの温もりに包まれ冬の街を歩いて

エルメスの『カレジェアン』を首元に巻いたモデルの太田莉菜さん
『カレジェアン』《四輪馬車の車輪・バンダナ》¥213,400・コート¥1,782,000・レギンス¥1,584,000/参考価格・ピアス¥837,100・リング¥1,221,000・バッグ『ケリーII』ミニ¥1,760,000・靴¥430,100/参考価格(エルメスジャポン)、ニット¥214,500(ウールン商会〈ジェントリー ポルトフィーノ〉)

「エルメス」の巻き物は…《四輪馬車の車輪・バンダナ》

深みのあるボルドーの装いで、冬の街をそぞろ歩き。ダブルフェイスのベビーカシミアコートの襟元にはバンダナ柄の『カレジェアン』を巻いて。ボルドーの色味をリンクさせることで洗練されると同時に、星やドットが浮かぶバンダナ柄がフレッシュな印象を約束。

豊穣な冬スタイルの仕上げに、ゴールドの『ケリーII』ミニを携えて。

『カレジェアン』《四輪馬車の車輪・バンダナ》

エルメスの『カレジェアン』、ピエール・マリー作《四輪馬車の車輪・バンダナ》
ピエール・マリー作『カレジェアン』《四輪馬車の車輪・バンダナ》[カシミアシルク、140×140cm]¥213,400(エルメスジャポン)

ダイナミックな車輪が特徴の四輪馬車をペイズリーやドットの繊細な柄で囲んだ一枚。18世紀末にヨーロッパで流行した四輪馬車は、ギリシャ・ローマ神話に登場する太陽神の息子にちなんだ「フェートン」という名でも知られている。

赤みのある鞍の色が着想源となった《ルージュ H》とキャメルカラーの配色も魅惑的。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。

問い合わせ先

PHOTO :
生田昌士(hannah)
STYLIST :
高橋リタ
HAIR MAKE :
ヘア/TAKAYUKI SHIBATA(SIGNO)、メイク/AKIKO SAKAMOTO(SIGNO)
MODEL :
太田莉菜
COOPERATION :
ホテルニューグランド、THE GIFT LIFE
EDIT&WRITING :
川口夏希、安村 徹(Precious)