雑誌『Precious』1月号では、【おしゃれ賢者が選び抜く!新時代の「最愛名品」LIST28】と題し、新時代の「名品」をご紹介しています。
選定にあたった賢者の方々から、改めて「名品」の条件として多く挙げられていたのが、「どれだけ長く愛せるか」ということ。多様な価値観が広がるからこそ、大切にしたいのは自分自身の満たされる心です。
今回は、「エルメス」のバッグ『ケリー』をご紹介します。
「エルメス」のバッグ『ケリー』
それ自体が洗練の象徴ともいえるバッグ『ケリー』に、変わらぬ支持が集まって。
「いつ身につけても時代感覚と合い、装いをクラスアップしてくれる永続性に魅せられています」藤岡篤子さん(ファッション・ジャーナリスト)
海外コレクションの取材を長年ともにしてきたという藤岡さんは、「驚くのは、日常使いをしているのにタフでありながら美しいこと。精神性まで昇華したような、気骨のあるエレガンスを放ちます」(藤岡さん)
「カジュアルにもビジネスにも、気負いなく持てる逸品。年齢を重ねた今、いっそう使用頻度が増えて」高久純子さん(ファッション・エディター)
N.Y.を拠点とする高久さんも、「どんな着こなしも格上げしてくれるから、年齢を重ねた今、前にも増して頻繁に手がのびてしまいます」と証言。
それぞれが使うほどに、人生の「相棒」として、よりいっそう愛着を深めています。デジタル化などで荷物が軽量になる今は、クロスボディも楽しめる、ミニサイズの『ケリー』も人気に。
〈名品DATA〉
●サイズ:縦12.5×横19×マチ6cm
●素材:メタリック加工されたシェーヴルレザー
●カラー:ゴールド
●仕様:取り外せるショルダーストラップ付き
●特徴:1930年代に誕生した『ケリー』は、時代の変化とともに数々のバリエーションを生んで。写真の『ケリーII』ミニは、スマートフォンがちょうど入るくらいの小ぶりサイズ。
※掲載商品の価格は、税込みです。
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- PHOTO :
- 小池紀行・池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 三好 彩
- COOPERATION :
- BACKGROUNDS FACTORY
- EDIT&WRITING :
- 長瀬裕起子、奥山碧子・木村 晶・遠藤智子(Precious)