2025年 Precious 1月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

2025年1月号表紙
『Precious』2025年1月号(2024年12月7日発売)の表紙、カバーモデルは鈴木京香さん

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、ビジネスシーンに欠かせないジャケット&ワンピースでつくる品格溢れる装いと、冬のおしゃれの真骨頂ともいえるレイヤードコーデの上級スタイリングが多数ランクインしました。

それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?

【10位】黒のクロップドジャケット×同素材のプリーツスカート

10位P134
スカート¥781,000・ジャケット¥1,375,000・シャツ¥181,500・イヤリング¥85,800・ブレスレット各¥82,500・バッグ¥363,000・ベルト¥94,600/すべて予定価格(ミュウミュウ)、タイツ/私物[Precious2025年1月号134ページ]撮影/生田昌士(hannah)

スパンコールやビーズ、ビジューで立体的に描き出したフラワーモチーフが散りばめられたプリーツスカートを、軽快なクロップドジャケットとセットアップで着こなしたコーディネートには、「モノトーンでかっこいい」と「ビジューがかわいい」という対照的な意見が寄せられました。

ジャケットのテーラードカラーに、シャツのオープンカラーを重ねる新鮮な襟元バランスやキャッチーな小物合わせで、地味になりがちなブラック&ホワイトのスタイルを今どきの表情にアップデートしています。

【9位】ベージュのロングカーディガン×黒のフーデッドワンピース×グレーのタートルニット

9位P126
カーディガン¥80,300(トレメッツォ〈スカリオーネ〉)、ワンピース¥49,500(ザ・ウォール ショールーム〈イロット〉)、ニット¥9,900(エリオポール代官山〈エリオポール〉)、ストール¥145,200(edit & co.〈edit & co. Fluffy Cashmere〉)、バングル[右手]上から/¥17,600・¥14,300・¥14,300・[左手]上から/¥19,800・¥18,700(ギャルリー・ヴィー 丸の内店〈ベン アムン〉)、バッグ¥92,400(ピエール アルディ 東京) 靴¥303,600(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)[Precious2025年1月号126ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

模様編みにしたモヘアニットのロングカーディガンに、マキシ丈のフーデッドワンピースを合わせたシンプルコーディネートを「リラックス感のある雰囲気が素敵」「女性らしい大人カジュアルのお手本」と評価された装いに見せるポイントは、随所に散りばめた小物のレイヤードテク。

ワンピースのインに薄手タートルを仕込んだり、カーディガンの手元にバングルをたっぷり重ねづけしたり。ミニバッグを斜め掛けしてシルエットにアクセントをつければ、遠目にも印象的な装いに!

【8位】チェック柄のコート×モカブラウンのロングポンチョ×同色のオフタートルニット×白のパンツ

8位P120
コート¥94,600(ウールリッチ アウトドアレーベル 代官山店)、ポンチョ¥71,500・ニット[スヌード付き]¥61,600・パンツ[メンズ]¥45,100(ウールリッチ 二子玉川店)、グローブ¥18,700(トゥモローランド〈ガラ グローブス〉)、ソックス¥1,980(ホイサム)、靴¥119,900(トッズ・ジャパン)[Precious2025年1月号120ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

「スタイリッシュな配色」「レイヤードの楽しさや醍醐味が伝わってくる」と支持されたのは、上品なブラウン濃淡のレイヤードスタイルを、ユニセックスのコートやパンツを取り入れてジェンダーレスな雰囲気にまとめた着こなし。

サイズ感に強弱をつけることで辛口の迫力が生まれたシルエットには、重めの足元がグッドバランス。タフなワークブーツだけでも素敵ですが、ソックス+サイドゴアブーツで上品さと柔らかなボリューム感をプラスすると大人の女性らしいこなれ感を演出できます。

【7位】マーブル柄のシルクワンピース

7位P109
ワンピース¥423,500(キートン ジャパン)、バッグ¥775,500(デルヴォー)、靴¥135,300(セルジオ ロッシ)、イヤリング¥1,056,000・ネックレス¥1,254,000・リング/右手¥539,000・左手¥583,000(ポメラート)、時計¥8,360,000(パテック フィリップ ジャパン)[Precious2025年1月号109ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

洗練された印象を授けるノーブルなワンピースは、登壇やレセプションなどビジネスシーンで圧倒的に頼りになる存在。「上品さと華やかさが両立している」と高評価だった、マーブル模様を大胆に施したシルクワンピースなら、品のいい艶めきも相まって遠目からも映える佇まいに。

また、ショルダーバッグと靴をこっくりとしたボルドーで揃え、大ぶりのジュエリーでアクセントをつけたスタイリングに「小物の合わせ方が参考になる」という声もいただきました。

【6位】グレーのワンピース

6位P108
ワンピース¥454,300・バッグ¥382,800・靴¥228,800(ジルサンダージャパン〈ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー〉)、イヤリング¥891,000・リング¥475,200(TASAKI)、時計¥1,569,700(日本ロレックス)[Precious2025年1月号108ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

続いて6位にランクインしたのも、端正なワンピースの着こなし。こちらは「シンプルだけど女性らしい柔らかさが感じられる」など、シルエットの美しさに着目した方が多くいらっしゃいました。

知性が香るグレーの一着は、無駄を省いたクリーンなデザインがシンプルでありながら、アシメトリーなスカーフカラーやバイアス切り替えといった、ひねりのあるディテールがひときわモダンな印象。バッグとパールのイヤリングで白を差し色にすることで、たおやかなムードを添えているのもポイントです。

【5位】ネイビーのピーコート×黒のパンツ

5位P85
コート¥748,000・パンツ¥192,500・イヤリング¥71,500/参考価格・バッグ¥962,500(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)[Precious2025年1月号85ページ]撮影/黒沼 諭(aosora)

「大人のピーコートスタイルの理想形」「ベーシックなのにおしゃれに仕上がっている」と支持されたのは、オーバーサイズなのにすっきりコンパクトに着こなせる「サンローラン」のピーコートを使ったコーディネート。Aライン風のオーバーシルエットで特に後ろが華やかに広がるデザインを、細身のパンツで際立たせています。

ナチュラルタンカラーの大きめバッグでラフな軽快さを、大ぶりのイヤリングでモード感を添えているのも、装いを単調に見せない秘訣です。

【4位】ブラウンのコート×ライトベージュのパンツ×グリーンのマフラー

4位P123
コート¥363,000(ザ・ウォール ショールーム〈ジア スタジオ〉)、パンツ¥89,100(ピセア)、ストール各¥50,600(showroom SESSION〈サヤカ デイヴィス〉)、リング¥93,500(ノウン〈ノアーク〉)、靴¥36,300(マッキントッシュ ギンザシックス店)Precious2025年1月号123ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

「マフラー使いの効果が絶大!」など多くの読者から「着こなしに取り入れてみたい」と好評だったのは、ビター配色の着こなしに、細幅タイプのマフラーを色違いで2本重ねたスタイリングテクニック。へアリーな素材で、洋服と同系色から選ぶのが装いになじんで品よく見せるコツです。

顔が埋まるようにこんもり巻けば大人かわいいリラックス感が香り立ち、ボリュームコートともグッドバランスに仕上がります。

【3位】グレージュのコート×同色のニット×白のタートルニット×オフ白のニット×白のパンツ

3位P122
コート¥1,439,900・ニット¥170,500・タートルニット¥52,800・肩に掛けたニット¥170,500・パンツ¥70,400・サングラス¥39,600(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス¥53,900・ダブルリング¥69,300(showroom SESSION〈アサミフジカワ〉)、バッグ¥834,900※12月時点(ゴヤール ジャパン)[Precious2025年1月号122ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

繊細な色を重ねたボリューミーなレイヤードは、柔らかなニュアンスを醸す薄手タートルやクリアな白が軽やかさやすっきり感を醸すポイント。特にピュアホワイトはシャープな印象もあるので、面積の多いボトムに取り入れると全体が引き締まります。

「暖かそうなのに重たく見えない」「ラグジュアリーなカジュアルコーデ」など、絶妙な重ね着バランスが反響を呼びました。

【2位】黒のダブルブレストジャケット×同色のボウブラウス×同色のパンツ

2位P104
ジャケット¥517,000・ブラウス¥275,000・パンツ¥225,500・バッグ¥561,000・イヤリング¥104,500・靴¥165,000/参考価格(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)[Precious2025年1月号104ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

「洗練されていてかっこいい」「スタイリッシュな佇まいに憧れる」など、辛口派から多くの票を集めたダブルブレストジャケットの着こなし。スクエアショルダーやゴールドボタンが、スタイリッシュな風格を導く一着です。

細身のパンツとポインテッドトウのヒールを合わせたきりっとビターな印象を、シルクのボウブラウスでやわらげることで、よりいっそう魅惑的なスタイルが完成します。

【1位】黒のノーカラージャケット×白のボウタイブラウス×黒のパンツ

1位P106
ジャケット¥517,000・ブラウス¥214,500・パンツ¥214,500・バッグ¥451,000・靴¥154,000/すべて予定価格(セリーヌ ジャパン〈セリーヌ バイ エディ・スリマン〉)、シングルイヤリング¥425,700・リング¥514,800(レポシ日本橋三越本店)[Precious2025年1月号104ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

『Precious』1月号の好きなコーディネート1位を獲得したのは、「セリーヌ」を代表する名品“シャスールジャケット”を軸に、ビジネスシーンでの着こなしをイメージしたパンツスタイル。快適な着心地のブークレツイードが多忙なエグゼクティブの日常にフィットすると共に、シグネチャーを刻んだゴールドボタンが軽快なアクセントを添えています。

レフ板効果も期待できる白のボウタイブラウスで顔色をトーンアップしたり、コンテンポラリーなイヤリングで切れ味を加えたテクニックも注目され、「きちんと感があってオケージョンシーンにもぴったり」「ブラウスで女性らしさを添えたバランスが参考になる」「挑戦してみたくなるリアルな着こなし」など、多くのコメントが寄せられました。

以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』1月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。

このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?

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2025年2月号表紙
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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious1月号』小学館、2025年
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