インテリア、特に北欧デザイナーズ家具の愛好家の方、必見です!
近代北欧デザインの代表作とも言われるセブンチェアの限定モデルが、2017年5月より販売中です。
フリッツ・ハンセン社はデンマークで1872年に創業して以来、ハンス・J・ウェグナー、アルネ・ヤコブセン、ポール・ケアホルムなど国際的なデザイナーと組むことで優れた北欧家具を生み出してきました。
クラシックな名品が連なる同社のアーカイヴから毎年1製品を選び出し、カラーやファブリックに現代的なエッセンスを加えた限定モデルを発表するのが、「フリッツ・ハンセンチョイス」シリーズ。2014年のエッグチェアを皮切りに、2015年のスワンチェア、2016年のアリンコチェア……と、インテリアが好きな人たちに、大きな話題を呼んでいます。
そして。4作目となる2017年、フリッツ・ハンセン社の名を一躍世界に知らしめたアルネ・ヤコブセンの代表作セブンチェアが、ついに登場しました!
フリッツ・ハンセンとは? セブンチェアとは?
建築家アルネ・ヤコブセンは、同社を代表するプロダクトを数多く生み出したデザイナーのひとり。建築のみならず、家具、照明、テキスタイルなどあらゆるものをトータルデザインし続けた、デンマークデザインの第一人者です。
フリッツ・ハンセン社においては、当時の画期的技術だったプライウッド(成形合板)やスチールを取り入れたモダンかつ機能的なプロダクトを次々と発表しました。
1955年に発表されたセブンチェアは、アルネ・ヤコブセン特有の有機的な曲線美が目を引く、アリンコチェアの後続モデル。フリッツ・ハンセン社が誇る成形合板技術やコンパクトにスタッキングできる機能性に加え、背の部分を大きく広げて耐久性を増したアイコニックなデザインは世界中を魅了し、現在までに700万台以上も販売製造されています。
今回の限定モデルも、オリジナルデザインと製造工程を忠実に踏まえた上で、アップデートされたもの。
合わせた4本脚のベースもまた、このたび新しく採用された22金のローズゴールドメッキで、やわらかな雰囲気を醸しています。
日本の春景色から生まれた優しい色合いと、デンマークらしいミニマルなフォームのマッチング。私たちの暮らしの風景にすっと馴染む、新たなる名品が完成しました。
リビング、ダイニング、書斎、オフィス…と、どの空間においても絵になるセブンチェアは、単体で取り入れるほか、何脚かそろえたり、ほかの家具とコーディネートするのも醍醐味のひとつ。
テーブルトップを新たなラミネート材でリニューアルしたばかりの「テーブルシリーズ」
また、このセブンチェアとの相性No.1とされる「テーブルシリーズ」は、2017年2月1日から仕様変更が行われ、コーディネートの幅が広がりました。
テーブルトップを、耐傷性のある新たなラミネート材にリニューアルし、ピンクコロラドなど新色5色を含む8色展開へ。また、ホワイト、ブラック、グレーの天板は、同色に粉体塗装された脚を選べるようになりました。
フリック・ハンセンチョイス2017モデルのセブンチェアと、テーブルと、あなたの部屋や気分と。今最も旬なプロダクトの競演による、スペシャルなインテリアコーディネートを完成させるのも楽しいですね!
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- Precious.jp編集部