日本製にこだわる紳士服ブランド「ダーバン」が丸の内にオープン

紳士服ブランドを牽引してきた「ダーバン」が、ブランド初となる直営店を4月26日に丸の内KITTEにオープンさせた。日本製の良さを丸の内から発信しつつ、百貨店になじみの薄いビジネスマンをどう取り込んでいくのか今後の動きに注目したい。

古くからビジネスの中心として栄えてきた丸の内に、日本の紳士服を牽引してきた紳士服ブランド「ダーバン」がブランド初となる旗艦店「ダーバンKITTE丸の内店」を4月26日にオープンさせた。

紳士服のパイオニア「ダーバン」

ブランド名の由来となった英国巡洋艦

レナウン号の護衛艦として活躍した英国の巡洋艦

レナウン社とニシキ社が手を組み立ち上げた「ダーバン」。ブランド名の由来となったのが、1922年に英国皇太子プリンス・オブ・ウェールズが来日した際に乗っていた軍艦レナウン号の供奉艦として巡行していたダーバン号にちなんで名付けられた。1970年のブランド創設から現在に至るまで、生産の工程を国内で行い高品質なアイテムを展開、既製品のスーツやビスポークスーツのクオリティの高さはイタリア、イギリスに引けを取らないと、多くのビジネスパーソンに支持されてきた。今後は日本製の良さを丸の内から発信して行くことだろう。

生産はすべて自社工場で行い、豊富なラインナップを展開

既成スーツをはじめ、パーソナルオーダーのスーツも常時展開。

ダーバンの主力であるスーツは自社工場「ダーバン宮崎ソーイング」で行われている。150人ほどの職人が1日に450着ほどのスーツを生産している。40年以上にわたる技術が集合した１着は、着た瞬間にあなたのビジネススタイルをクラスアップさせてくれることだろう。

スーツだけでなくカジュアルラインも豊富に取り揃える

スーツだけでなくカジュアルも展開。

カジュアルラインも直営店では常時展開される。直営店限定のアイテムの展開など、シーズン問わず注目だ。

さまざまな日本企業が協賛し行われた男を磨く特別なイベント

国内のメーカーがダーバンの物作りの理念に共感して実現した特別なイベント。

オープンを記念して男を磨くイベントが2日間限定で行われた。国内のメーカーがダーバンの物作りの理念に共感して実現した特別なイベント。コロンブスによる靴磨き体験、ザ・バーバーによるグルーミングなどが無料で行われた。丸の内の直営店では国内の異業種とのイベントを随時計画しているようなので今後の動向に注目してほしい。