【目次】
「パーマ」をかけてクセを活かす
◆スタイリングも時短でこなれた印象に
「湿気が多く、クセが出やすくて困るという悩みをよく耳にしますが、逆にそんなときほどパーマをかけるのがおすすめ。フワフワ広がってしまう方、髪がうねってまとまりが出ない方にはぜひ、パーマを味方につけていただきたいです。クセを活かしたパーマならスタイリングも時短で、こなれた印象もかないます」(BEAUTRIUM GINZA 副店長、スタイリスト 東田佳祐さん)。
<スタイリング方法>パーマ用フォームでウェーブを出すだけ!
「コツというコツもないのが、パーマスタイルの魅力。ウェーブを程よく出してキープするパーマ用フォームを髪全体になじませるだけで、毎日おしゃれな印象がかないます」(東田さん)。
<STEP.1>スタイリングフォームはピンポン玉ふたつ分くらいを使用
<STEP.2>両手にのばし、毛先からなじませていく
「スタイリングにはパーマ用のフォームが必須。パリパリに固めずに動きを出してキープしてくれるものを選んで」(東田さん)。
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「グリース」でタイトにおさえる
◆今っぽくこなれた雰囲気に
「30代後半以降のお客さまは若いときにはなかったクセが髪に出てきて悩んでいらっしゃる方が多いです。家事に子育てにお仕事に日々多忙でいらっしゃるので、なるべくスタイリングがラクなスタイルを好まれますが、やはり”おしゃれな雰囲気に見せたい”というニーズは譲れないですよね。あえてタイトなスタイリングにして、かっこよくシャープでエレガントでありながらもおしゃれな雰囲気を目指したスタイル」(AMATA 店長、スタイリト ERIさん)。
<スタイリング方法>アイロンで毛先は外ハネに、ウェット系スタイリング剤で全体はタイト&シャープに
「全体的にはタイトにまとめて今っぽさを出していますが、毛先は外ハネに軽く巻くことで女性らしい華やかさも適度に出て、バランスのいいスタイルに。アイロンはストレートアイロンを使うのが手軽なうえ、ぐるんとならずにこなれた外ハネがつくれます」(ERIさん)。
<STEP.1>毛先はアイロンで外ハネに
<STEP.2>スタイリング剤をつけて髪をタイトに整える
<STEP.3>くしを通し、面を整える
「スタイリング剤はツヤが出て髪がしっかりまとまるグリース系がおすすめ。サイド以外の部分の髪には毛先を中心に、もみこむようになじませて」(ERIさん)。
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「バームワックス」でスタイルをホールド
◆広がる髪をするっとおさめる
「大人世代の方々は髪質も徐々に変わってきて、広がりやすい、うねりやすい、おさまりが悪い、というようなお悩みも…。スタイリングに手間暇かけずにおしゃれな印象に見せたい、広がりがちな髪をするっとおさめたい、という方におすすめのミディアムスタイル。アイロンで巻かなくても、スタイリング剤をもみこむようにくしゅくしゅするだけで、さりげないニュアンスがつき、広がりをおさえながらもメリハリが出て、こなれた印象に見えるスタイルです」(grico HARAJUKU スタイリスト 吉塚さとりさん)。
<スタイリング方法>毛先は外ハネ、バームをつけてくしゅくしゅするだけ
「ドライヤーでざっと乾かすだけでもまとまるスタイルですが、アイロンで外ハネのニュアンスをつけ、バームをもみこむだけで、時短でスタイリングがかないます」(吉塚さん)。
<STEP.1>毛先はアイロンで外ハネに
<STEP.2>バームをなじませながら、中間部分に動きを出す
<STEP.3>耳前にひと束、浮き毛を出す
「スタイリング剤はミルク状のバームワックスがおすすめ。重すぎず軽すぎず、ナチュラルなホールド力があり、こなれた動きが出せます」(吉塚さん)。
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「ミルクバーム×オイル」でフォルムをキープ
◆時短でこなれた雰囲気に
「スタイリングのしやすさと、年齢ならではのお悩みであるボリュームアップをどちらもかなえるスタイル。根元がぺったりしがちな方でも自然にふんわりが目指せるうえ、コンパクトに見えるので小顔効果も抜群です」(TORA by grico 店長、スタイリスト バタコさん)。
<スタイリング方法>トップは乾かす際のひと手間でふんわりを、毛先はアイロンで外ハネにしてアクティブに
「おさまりがいいスタイルなので、乾かすだけでも自然にまとまりますが、ドライヤー&アイロンのひと手間でよりおしゃれな印象に」(バタコさん)。
<STEP.1>トップは根元から立ち上げるように乾かす
<STEP.2>毛先はアイロンで外ハネに
<STEP.3>サイドの毛はバランスを見ながら耳にかけつつうしろに流す
「スタイリング剤は全体的にヘアオイルをなじませたあと、手に残ったもので表面を整えるのがおすすめ。もみあげやサイドなど、少しフォルムをキープしたい部分にはミルクバームをプラス」(バタコさん)。
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「トリートメントミルク×オイル」でまとまりやすく
◆広がりやすい髪にまとまりを
「髪を長くのばすと広がりやパサつきも気になるし、顔が間延びして見える気がする…。大人世代からはそんなお悩みをよく耳にします。ボリュームを適度に抑えてまとまりやすさは意識しつつ、ふんわりと自然な動きを出しやすいセミロングスタイル」(BEAUTRIUM GINZA マネージャー、ヘアスタイリスト 鈴木由香さん)。
<スタイリング方法>顔周りの毛束は頭上でうしろに向かって巻くと、ゆるく自然な毛流れに
「このスタイルの場合、ボリュームは抑えつつ、自然な動きは出したいので、カールアイロンではなくストレートアイロンを使うのがおすすめ。ツヤを出しながら、さりげなく軽やかなニュアンスを出していって」(鈴木さん)。
<STEP.1>ツヤを出しながら毛先は内巻きに
<STEP.2>顔周りにかかる髪は、上に持ち上げながらニュアンス出しを
「スタイリングには潤いを与えながらまとまりを出す、トリートメントミルクがおすすめです。パサつきがちな毛先には少量、オイルもプラスして」(鈴木さん)。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部

















