【目次】
「ベージュコーデが成功する2つのコツ」
タイムレス、シーズンレスに活躍するベージュというカラー。2つのコツを押さえておくだけで、絵になるスタイルが完成します。
【コツ1】「異素材ミックス」にする
ベージュアイテムも、レザーやサテン、レースなど、質感に変化をつけて「異素材ミックス」にすると立体感が高まり、間延びを解消できます。
【コツ2】「色味違い」で濃淡をつけ奥行きを演出
ひとくちにベージュと言っても、その色味はさまざま。ライトベージュ、ダークベージュ、グレージュなど「色味違い」で濃淡をつけ、奥行きのある着こなしへ。
「春夏」軽やかなベージュで洗練をまとって
「春夏」は、軽やかな素材や明るいトーンのベージュを取り入れ、装いにやわらかな空気感をプラス。チュールやレースなどの透ける素材、瑞々しさを感じるサテン素材などを効かせ、洗練をまとって。
優しいベージュが春に溶け込む
ピンクを含んだようなベージュのシャツジャケットとプリーツスカートを活用し、春に溶け込む柔らかさを演出。間延びしないよう、あいだにプリントシャツを忍ばせて。バッグとスニーカーの質感に変化をつけ、表情豊かに。スニーカールックになじむよう、カチューシャで額を見せてハツラツと。
光を反射するツヤ素材を採用
トレンチコートとパンツをおなじベージュで繋いでものっぺりしないのは、光を反射するサテン素材を採用しているから。同等の光沢感があるバッグは、フリンジのディテールが春風に揺れてドラマティック。シャツは花を想わせるピンクベージュを選び、季節感を上乗せ。
透ける素材で素肌を飾る
知的なベージュジャケットを重ねれば、センシュアルなレースのスリップワンピースも街仕様に。ベージュのなかに濃淡をつけ、単調さを防止。ラインストーンがあしらわれたシアーパンプスが華やぎを後押ししてくれます。引き締め役には、ベージュと相性が良いキャメルをセレクト。
ドライな質感が軽快さを引き上げる
ユマ・サーマンは、リネン混のセットアップに、サマーハットとサンダルをプラス。ドライな風合いの明るいベージュワントーンが軽快さを引き上げます。手首と足首を覗かせ、バランスアップ。
素材に緩急をつけ立体的に
可憐なミニチュールスカートは、上品さを備えたベージュなら幼くならず洗練された印象に。そこにレザーのブルゾンとバッグ、パテントパンプスを合わせ、素材感に緩急をつければしっかり立体的。
甘口ブラウスを品よくまとめる
落ち着いたベージュで構成し、フリルのビッグカラーという甘口ブラウスを大人らしく誘導。色味に変化をつけつつ、ブラウスのストライプ模様でシャープさを足し、ぼんやりしないようにバランスを調整。ベージュの延長感覚で使えるキャメルの小物をプラスし、さりげない引き締め役に。
カジュアルルックをスタイリッシュに誘導
Tシャツ、ハーフパンツ、スニーカーでつくるカジュアルスタイルは、落ち着いたベージュとジャケットにスタイリッシュさを委ねて。色味の異なるベージュを重ね、視線が自然に流れるようにすると縦のラインが生まれます。
立体ワンピースにかごバッグを添えて
軽やかさと上品さを両立するなら、夏のワンピースコーディネートはライトベージュのワンカラーに任せて。ティアード×ボリューム袖のワンピースを主役にしたら、編み目が自然なメリハリを生むかごバッグを携え、立体的にまとめました。
スタイルアップ効果を掛け算する
グレージュとベージュの色味違い、さらにニットとレザーの異素材ミックスで奥行きを演出したベージュコーディネート。ノースリーブトップスとテーパードパンツのコンビネーションでIラインを強化。バイカラーのパンツがレッグラインをスマートに見せてくれます。
ロマンティックなレースでしなやかに
ヌーディなベージュコーディネートのしなやかさをアップさせる、優雅なレースのセットアップ。マキシ丈のフレアスカートにミニマルなサンダルをプラスし、エレガンスをきわ立たせて。
リラックスムードに寄り添うナチュラルベージュ
ベージュのワントーンコーディネートは、リブ、ナイロン、ラバーのように、質感を変えてのっぺりするのを防止。ワイドなイージーパンツとコンフォートサンダルのリラックス感を、ナチュラルなベージュが優しくアシスト。
レザーベルトをW使いする
タンクトップ×スリットスカートのヘルシーワンツーを、黄みがかったベージュで繋ぎ品よく着地させたオリヴィア・ポントン。レザーベルトを重ね付けすれば、奥行きが生まれるだけでなくモード感も漂います。
瑞々しいサテン素材を主役に
まるで水面のような瑞々しいサテンキャミソールワンピースを使って、涼しげなベージュコーディネートをメイク。繊細なレースアップサンダルとクラッチバッグがレディな気品を醸します。ヘアはバナナクリップでラフに留め、こなれた佇まいに。
「秋冬」ぬくもり感じるベージュで季節感を高める
ニットやレザー、ファーなど、立体感のあるアイテムが映える「秋冬」シーズンは、異素材ミックスが効果的。奥行きを意識したベージュのワンカラーで、ぬくもりを宿して。
あたたかみのあるベージュで秋顔に
ベージュとイエローベージュのあたたかみのある色味を合わせながら、ニットで秋らしさを演出したシャニーナ・シャイク。リブニットとポケット付きカーゴパンツでメリハリも両立。千鳥格子柄のバッグとワークブーツが季節感を高めます。
ベージュを丁寧に重ね柔らかく
黄みのあるベージュ、まろやかなベージュを丁寧に積み重ね、柔和なワントーンコーディネートをメイク。ツヤのあるレザー小物が気品を漂わせるから、ほっこりして見える心配もありません。
チェック柄を効かせトラッドな装いへ
ベージュという王道カラーと、ジャケット×チェックパンツが効く秋らしいトラッドスタイル。ジャケットのパワーショルダーでモダンさを叶え、今っぽく昇華。
スカートスタイルを格好良くアレンジ
グレージュとベージュの近いトーンを組み合わせ、落ち着きのあるノーブルなワントーンスタイルを構築。オーバーサイズジャケットにベスト、ミモレ丈のプリーツスカート、ロングブーツを重ね、隙のないレイヤードで重厚感を演出しています。
アニマル柄が秋の街中で映える
軽やかなライトベージュのセットアップも、ぴりっとスパイシーなベージュベースのアニマル柄ジャケットで締めれば秋顔に。トップスとジャケットの丈を揃え、脚長効果をプラス。
クラシカルを体現するベージュスタイル
イレギュラーヘムがエレガントなワンピースとトレンチコートを重ね、クラシカルなコーディネートを堪能。ベージュになじむゴールドのバッグとイヤリングでツヤを足し、奥行きを深めて。タートルニット、レザーグローブ、パンプスの白がベージュを支え、ニュアンスたっぷりに仕上がりました。
色味違いのレイヤード術で小気味よく
グレージュのシャツワンピースにベージュのジャケット、さらに濃いベージュのレザーコートを重ね、小気味よいレイヤードスタイルに。風をはらむワンピースとゆったりとしたコートが軽快さをもたらします。
程よくカジュアルダウンしてあか抜ける
エラ・バリンスカは、グレージュに白を垂らしたような絶妙な色味のセットアップに、まろやかなミルクティベージュのトップスとスニーカーを合わせ柔らかく。上品ベージュながらも、カットソーやスニーカーのおかげで適度なカジュアルダウンが叶い、こなれた印象に。
エキゾチックなエッセンスをプラス
モカベージュとキャメル寄りのベージュで変化をつけ、レイヤードスタイルをリズミカルに。さらにウエスタン調ベルトとフリンジバッグを効かせ、しなやかなベージュの装いに異国情緒をトッピング。深くシャープなVネックを白タートルニットできわ立たせ、切れ味よく整えました。
明るいベージュを覗かせトーンアップ
ダブルブレストがトラッドなコートで縦のラインを描いたら、フレアパンツを迎えメリハリをオン。明るいベージュを足元から覗かせれば装いがトーンアップされ、空気の澄んだ冬の街中で絵になります。
ボアとデニムでつくる冬の大人カジュアル
カジュアルも大人らしく整えてくれるのがベージュの魅力。表情豊かなボアコートにデニムパンツを合わせ、着こなしに立体感をプラス。重厚感のあるテクニカルスニーカーも、ベージュを含んだ配色なら自然に調和します。
異素材ミックスとストライプで魅せるオールベージュ
ほんのり透けるトップスに、縦のラインを強調するストライプセットアップとリブタイツ、ウールコート、型押しブーツという、巧みなベージュコーディネートを披露したイリーナ・シェイク。異なる素材や柄を掛け合わせながらも、ワントーンなら洗練された表情に。ミニスカートのフェミニンさも、シャープなコートやブーツのおかげで甘くなりすぎません。
冬のベージュルックを華やかに
ヴィンテージショップで見つけたような特別感のあるファーコートに、デニムパンツを合わせてデイリー仕様に。シアリングシューズとバッグをイエローベージュでリンクさせ、冬のオールベージュを華やかにまとめました。
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オールベージュの着こなしは、一見シンプルでありながら、色の重なりや質感の違いによって奥行きが生まれるスタイルです。ワントーンで統一する潔さと、濃淡でリズムをつける工夫。この“2つのコツ”を意識するだけで、装いはぐっと洗練された印象へと導かれます。
また、季節に応じた素材や軽やかさを取り入れることで、春夏は軽快に、秋冬はぬくもりのある表情へと自然にシフトできるのも魅力のひとつ。ベージュという色の持つ柔らかさが、大人の余裕をさりげなく引き立ててくれます。
シンプルだからこそ差がつくオールベージュスタイル。色の重なりを楽しみながら、自分らしいバランスで、上品な着こなしを完成させてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香

















