子どものころ、おやつにプリンが出ると、いつも以上にテンションが上がりませんでしたか?

大人になってもプリンは最高のデザートですよね。しかし、ひと口にプリンといっても、その個性はさまざま。店によって季節限定の商品があるだけでなく、硬めのもの、やわらかいもの、甘さを強調したもの、シンプルで素朴なもの、少しほろ苦さも入ったものも……。どんどん進化しています。

また、手土産の印象が強いですが、自分へのご褒美にお店で食べるとしたら一体、どこのプリンがいいのでしょうか? 言われてみると、意外と知らないですよね。

そこで今回、スイーツの魅力をさまざまなメディアで発信するスイーツライター&フォトグラファーの「スイーツ番長」さんに、都内で食べられる絶品プリンのお店を5つ、厳選していただきました。

おやつに食べるのもよし、デザートとして食後にいただくもよし。そんな万能スイーツ・プリンをさまざまな名店で食べ比べてみてはいかがでしょう?

■1:レトロでシンプル、どこか懐かしさを感じる「オクシモロン」の『カスタードプリン』(二子玉川駅)

「カスタードプリン」\500(税込)

鎌倉に本店を構える、カレーが人気のカフェ「オクシモロン」。2016年にオープンした二子玉川店も、平日にも行列ができるほどの人気店です。シンプルながら、カレーは一皿ずつ小鍋でつくられ、コーヒーは一杯ずつドリップで淹れてくれるなど、“ていねいに手づくりすること”を大切にしたカフェです。

どこか懐かしさを感じられる“甘いもの”も人気メニューで、この店の「カスタードプリン」はスイーツ番長さんも太鼓判を押します。

「『プリンアラモード』がインスタグラマーに大人気のお店が、ここ『オクシモロン』です。スパイシーなカレーと甘いものが人気のオシャレシンプルカフェの、固めカスタードプリンです。カラメルシロップは、さらっとタイプでビター、甘さも程よい。卵の味とバニラの風味、そしてカラメルのほろ苦さ……固めに蒸し焼き上げられ、レトロ感あるプリンです。固い歯触りなのに、つるんとした喉越し。ぜひプリンをお皿に開けて、きりっと立つおいしさに浸ってほしいです」(スイーツ番長)

人気メニューのカレーをランチで食べたあとのデザートとしていただいても、プリン目当てにおやつ時を狙うのも、どちらもおすすめ。プリンは店内のみでの提供となっているので、ぜひ店舗に足を運んで、その味を確かめてみてくださいね。

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■2:程よく甘さとビター感が溶け合う「うれしいプリン屋さん マハカラ」の『うれしいプリン』(中目黒駅)

「うれしいプリン」¥390(税込)

もともと「イカ玉焼きと串カツ マハカラ」のデザートメニューのひとつだったプリンが、いつしかお店の人気メニューになり、プリン専門店「うれしいプリン屋さん マハカラ」が誕生した…という経緯を持つ、こちらのお店。「おいしくてうまくて、だからうれしい、そんなプリンを提供したい」という店主の思いが感じられるプリンです。

「兵庫県産『日本一こだわり卵』のおいしさにこだわった、目黒川沿いに構えるプリン工房。一番人気の『うれしいプリン』は、卵黄たっぷりのなめらかカスタードプリン。卵黄の風味を活かした直球勝負、濃厚だけれど諄さはなく、カラメルシロップも程よい甘さとビター感で、バランス抜群。確かにうれしい気分になるおいしさ! ミルクコーヒー味や、はちみつレモン、ほうじ茶、マンゴーといった『季節のプリン』もおすすめです」(スイーツ番長)

スイーツ番長さんがおすすめしている『季節のプリン』の種類が豊富なのも、いろいろな種類のスイーツを少しずつシェアして食べたい女子のハートをくすぐります。お持ち帰りできるのはもちろん、ホームページで通信販売も行っているので、誰でも手軽に購入して、こちらのプリンを味わうことができるのも“うれしい”ですね!

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■3:濃厚クリーミーな本場イタリアの味「Milano Dolce Tre Spade(ミラノドルチェ トレ・スパーデ)」の『ミラノプリン』(麻布十番駅)

「ミラノプリン」ホール12cm¥2,700(税込)

本場イタリアで修業をしたシェフが独自の製法でつくる、北イタリア伝統のプリンをアレンジした『ミラノプリン』が人気。年に数回イタリアに赴き、食材の研究を続けているという川邊信治オーナーシェフのこだわりが感じられる、濃厚プリンです。材料を厳選し、添加物も使用していないため、プリン本来の味を楽しめるとのこと。

「イタリア伝統菓子に『パンナコッタ』や『ボネ』というプリンのようなドルチェがあるが、それらをかけ合わせたようなねっとりとクリーミーな食感が印象的な、このお店独自のオリジナルプリン。ホームパーティーなら、ケーキのようなホールタイプもおすすめ。ピスタチオやチョコレート味もイタリアンテイストで絶品です」(スイーツ番長)

プレーン以外にレモン風味、抹茶風味、オレンジ風味などさまざまな味も楽しめ、売れ筋3種のセットや全種セットの通信販売も展開。大きさもカットタイプ以外にホールが6cm、12cm、24cmと用意されているので、いろいろなシーンの手土産としても喜ばれそうです。

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■4:ホテルメイドの上品かつまろやかな舌触り「ウェスティンデリ」の『スペシャルウェスティンプリン』(恵比寿駅)

「スペシャルウェスティンプリン」¥583(税込)

アクセス抜群の恵比寿に位置した都内有数の高級ホテル「ウェスティンホテル東京」。まるで宝石のようにショーケースにキラキラと並べられたホテル自慢のスイーツやベーカリー、ジャムなどを購入できるペストリーブティック「ウェスティンデリ」は、おもてなしのギフトを選ぶ際にも、ぜひ訪れたいお店。

スイーツ番長がおすすめする『スペシャルウェスティンプリン』は、素材をこだわり抜いた、甘さとほろ苦さのハーモニーが楽しめる一品です。

「低温殺菌牛乳、マダガスカル産バニラビーンズ、和三盆など厳選素材を使用した、ホテルメイドならではの贅沢プリン。甘さにとげがなく、それでいてしっかりとした味わい。固めな食感ですが、しっかりとした弾力とまろやかな味わいは、独自のレシピと火入れの妙といったところ。陶器のカップで焼かれ、売られていますが、お皿に取り出して、スプーンで楽しみたいプリンです」(スイーツ番長)

エグゼクティブペストリーシェフの鈴木一夫さんも、カップのままではなくお皿に出して食べることを推奨しています。購入して家で食べる際は、ぜひお皿に出すというひと手間をかけて、味も見た目も楽しんでくださいね。

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■5:カラメルの代わりにかかったはちみつがポイント!「コロンバン」の『原宿はちみつプリン』(原宿駅)

「原宿はちみつプリン」¥1,029(税込)

1924年に創業、日本で初めて本格的なフランス菓子を提供したという洋菓子メーカーの「コロンバン」。2010年より原宿本店の屋上で開始した養蜂プロジェクトから産まれた「原宿はちみつ」を堪能できるのが、この『原宿はちみつプリン』です。カラメルの代わりに、はちみつを使用しているのがほかのプリンとは異なるところ。

「コロンバン原宿本店屋上で採れた自社養蜂『原宿はちみつ』を味わうために誕生したのが、このカスタードプリン。原材料は厳選された鶏卵、牛乳、砂糖のみ。1900年創業のドイツ『WECK』社の、厚みのあるガラス容器でゆっくりじっくり焼き上げたプリンに、東京のパワースポット神宮の森などの花々が薫る『原宿はちみつ』をかけて楽しめば、ちょっぴり運気もUPするかもしれません!」(スイーツ番長)

原宿本店以外にも、東京都内、神奈川や千葉、中京・関西地区などにも店舗展開し、通信販売も行っているコロンバン。店舗を訪れることができなくても、ぜひお取り寄せで、この風変わりなプリンを味わってみてくださいね。

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日本全国、数々のスイーツを食べ歩いてきた「スイーツ番長」さんのおすすめプリンは、どれも写真を見ているだけで、カスタードの甘~い匂いがしてくるような、おいしそうなものばかり。持ち運びやすく手頃な大きさで手土産としても最適。どのプリンも、甘くとろけるカスタードとほろ苦いカラメルが絡み合い、食べた人を幸せな気持ちにさせてくれることは間違いありません。

上記のプリンを食べ比べて、ぜひ自分好みのプリンを探してみてください!

スイーツ番長さん
スイーツライター&フォトグラファー
​(すいーつばんちょう)強面のルックスとスイーツに関する深い知識というギャップ、また個性的な文章と美しい写真による独自のスイーツ評が話題となり、スイーツ男子ブームを巻き起こす。テレビ、ラジオなどのメディア発信のほか、スイーツなどのプロデュース、催事、イベント等のディレクションを精力的に展開。著書に「男のパフェ」(日本出版社)、「スイーツ番長の至高の10大スイーツ」(東京書籍)、「手みやげスイーツ100選」(東京地図出版)など。
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この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
Mami Azuma