スムースレザーに比べて独特の起毛感による温かみ、上質なこなれ感、そしてどこか砕けた雰囲気を醸し出すスエードやヌバック素材。リッチな柔らかさと豊かな風合いが、自然なニュアンスで着こなしを引き締めてくれるのも魅力です。
このシリーズでは、コーディネートのポイント使いで秋冬らしさを気軽に取り入れられるファッション小物に注目。9つのラグジュアリーブランドからオン・オフで活躍するバッグ、そしてローファーやブーツなどのシューズをセレクトしました。
今回は「プラダ（PRADA）」から、ボルドーカラーのスエードを使用したアイテムをピックアップ。人気バッグ『プラダ バックル』の2スタイルとモダンな横長フォルムの『プラダ ボニー』、そしてデコンストラクレッドなスタイルで再解釈されたローファーをご紹介します。
■１：端正なフォルムに現代的な個性を添えた『プラダ バックル』
2024年春夏コレクションで初披露されて以来、ITバッグとして注目を集めている『プラダ バックル』は、ブランドに度々登場するバックル付きのベルトがアイコニック。クリーンなシルエットの使いやすいデザインはもちろん、ベルトを交換することでバッグの表情を自由にアレンジできるという多面性も魅力です。
バックル付きベルトのディテールはそのままにバケット型のシルエットに再解釈されたモデルも、ボルドーカラーのスエードの新作が登場。間口が広いので使い勝手がよく、底部は楕円形なのでショルダーで持ってもかさばりすぎず、軽やかに持てるのもポイントです。
■３：新定番として注目される横長フォルムの『プラダ ボニー』
横長のスクエアフォルムがきちんと感を漂わせながらもモダンな個性が光る『プラダ ボニー』。プラダを象徴するベルトモチーフは細身のタイプを合わせ、よりスマートな表情に。コートの上からも肩がけしやすい長めのハンドルに加え、クロスボディで持てる取り外し可能なストラップも付属しているので、着こなしに合わせて自由にアレンジできるのも魅力です。
■４：しなやかな素材で現代的に再解釈されたローファー
現代的な感性でクラシックなシューズの新たなシルエットが探求された、2025年秋冬コレクションの新作ローファー。履き込まれたような風合いが、こなれたムードを漂わせます。ヒール高1cmのフラットタイプながら、細長いノーズで足元をスリムに見せる上品なデザインです。
「プラダ」を象徴するエナメルメタルの“トライアングルロゴ“やゴールドトーンのレタリングの煌めきがリュクスに映える、ボルドーカラーのスエード素材。色香漂う色合いに起毛した素材感が重なり、秋冬の着こなしに深みのあるアクセントをプラスします。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- WRITING ：
- 河野未奈
- EDIT ：
- 谷 花生（Precious.jp）
