「指竹箆」ってなんと読む?「ゆびたけべら」ではないですよ!
明日、1月15日は『手洗いの日』です。115(いい手)と読ませる語呂合わせで、洗剤等のメーカーが制定した記念日になります。ちょうど感染症の流行しやすい時期ですので、記念日を機に丁寧な手洗いを心掛けてみてはいかがでしょうか? 外出後は、指の間や手首までしっかりと洗うとよいそうですよ。
ということで、本日は「指」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「指竹箆」ってなんと読む?
「指竹箆」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「人差し指と中指を揃えて、人の手首などをぴしっと打つこと」です。
<使用例>
「指竹箆って、意外と、きゃしゃな指の人からされたほうが痛いのよ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 指竹箆(ゆびしっぺい) です。
ふざけて、相手に軽く罰を与える際の「しっぺ」の正式名称(?)が「指竹箆(ゆびしっぺい)」です。漢字で書くと、とたんにすごいことのような雰囲気になりますが、「竹箆(しっぺい)」はもともと、禅宗の指導者が修行者を指導するために用いる、竹でできた棒状の仏具を指しています。これを、日常的な遊びのなかでの、指を使った軽い罰になぞらえた言葉が「指竹箆(ゆびしっぺい)」なのです。言葉のルーツをたどると、おもしいですね。
では、2問目にまいりましょう。
【問題2】「指焼草」ってなんと読む?
「指焼草」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:キク科の多年草で、お灸の原料になります。和歌にもよく登場する植物名で、葉は和菓子の風味付けにも使われています。
<使用例>
「うちの実家では、春に摘んだ指焼草の葉を乾燥させて、年中、和菓子に使っているわ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 指焼草(さしもぐさ) です。
お灸に使う「もぐさ」は、この「指焼草(さしもぐさ)」のことです。「指でつまんで燃やす・焼く草」という構成の、ヨモギの別名です。和歌に使われる際には「燃えやすい」という特徴から、恋愛をテーマにした歌の掛詞(かけことば)などによく使われます。
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本日は、1月15日『手洗いの日』にちなんで、「指」という字の入った日本語から、
・指竹箆(ゆびしっぺい)
・指焼草(さしもぐさ)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/Tokyo2020X/ヒカリ薬局ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















