「漫ろ雨」ってなんと読む?「まんろあめ」ではないですよ!
明日、2月19日から、令和8年の二十四節気は「雨水(うすい)」に入ります。雪や氷が解けて水となり、雪が雨に変わって降るという意味の節気で、草木も芽を出し始め、日ごとに春らしくなっていきます。江戸時代の商家ではこの節気から雛人形を飾ると良縁に恵まれる、ともいわれました。本日は「雨」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「漫ろ雨」ってなんと読む?
「漫ろ雨」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「小降りだが、いつまでもやまずに降る雨」という意味です。
<使用例>
「今日は寒くはないけれど、漫ろ雨がずっと続いているわね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 漫ろ雨(そぞ-ろ-あめ) です。
「漫(そぞ)ろ」は「これといった理由もなしに。なんとなく」「むやみなさま。やたら」などの意味をもつ言葉ですので、「漫ろ雨」は「なんとなく降り続けて、やまない雨」というようなイメージです。気候の不安定なこの時期、そんな天気の日もありそうですね。
では、2問目にまいりましょう。
【問題2】「樹雨」ってなんと読む?
「樹雨」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「木の葉や枝についた霧が水滴となって落ちること。また、その水滴」です。
<使用例>
「近道して、けもの道を通って来たら、樹雨で肩が濡れてしまったわ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 樹雨(きさめ) です。
樹木を伝った霧の水分を「樹雨(きさめ)」とは、いかにも日本語らしい風情を感じる言葉ですね。霧の発生しやすい環境は、季節や地域によってさまざまですが、初春にも発生することがございます。この時期は身体が濡れると冷えにつながりそうですので、お気を付けくださいね。
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本日は、2月19日から「雨水」に入る、令和8年の二十四節気にちなんで、「雨」という字の入った日本語から、
・漫ろ雨(そぞ-ろ-あめ)
・樹雨(きさめ)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/国立天文台ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















