高級ステーショナリーブランドのモンブラン(Montblanc)が、軽井沢にて限定筆記具の特別受注会を開催。総額1億円を超える、希少な万年筆の数々が一堂に会しました。
軽井沢で行われた、一夜限りの特別受注会&ガラディナー
高品質なステーショナリーとともに、アーティスティックな限定品の万年筆も製作しているモンブラン。なかでも、ゴールドやダイヤモンドを惜しげも無く使用した万年筆は「書く宝石」とも称され、普段は店頭での公開が滅多にないこのうえなくラグジュアリーな逸品です。
5月24日にVIP顧客向けに行われた特別受注会は、日本を代表する別荘地として名高い、長野県の軽井沢で開催。ドイツのモンブラン本社から日本へと空輸された、全23点の希少な万年筆が披露されました。また、この受注会に合わせた特別なガラディナーも開催。今年発表されたばかりの「マイスターシュテュック ル・プティ・プランス」コレクションのテーマ、『星の王子さま』のアートインスタレーションも実施され、特別な夜を美しく彩りました。
総額1億円を超える希少な万年筆が集結!その一部をご覧あれ
今回の特別受注会では、全23点、総額1億円を超える万年筆が一同に集結。筆記具の域を超えたラグジュアリーな万年筆の一部を、厳選してご紹介します。
■1:パトロンシリーズ2018 ルートヴィヒⅡ リミテッドエディション888
歴史上のアートパトロンを讃えるコレクション「パトロンシリーズ」の最新作は、「白鳥王」の異名を持つバイエルン王ルートヴィヒ2世がテーマ。白鳥の首の形のクリップは、王が愛したワーグナーのオペラ『ローエングリン』に登場する白鳥の騎士にちなんだもの。ソリッドゴールドを使用した装飾は、かの有名なドイツのノイシュバンシュタイン城を再現しています。キャップトップも城砦の塔を象った、荘厳なデザインが特徴の万年筆です。
■2:マスターオブマーブル オマージュ・トゥ・ミケランジェロ リミテッドエディション96
イタリアルネサンスを代表する芸術家、ミケランジェロをテーマにした総大理石作りの万年筆。フィレンツェの大理石彫刻職人の手により、彼の代表作である「ダビデ」の上半身像が立体的にあしわられています。さらに、キャップトップもミケランジェロ設計によるサン・ピエトロ大聖堂を模したデザインとなっているなど、偉大な芸術家に対するリスペクトにあふれた一本です。
■3:オマージュ トゥ ハンニバル・バルカ リミテッドエディション96
古代都市・カルタゴの名将、ハンニバルをテーマにした、勇壮なフォルムが特徴の限定万年筆。ハンニバルのマント、象、盾などのアイコニックな要素を、グレコローマン建築を模したボディデザインに散りばめた重厚なひと品です。マントのパンサー柄が加工されたキャップは、カルタゴが存在したといわれるアフリカの天然木、ワイルドオリーブを使用。花崗岩のキャップトップやカルタゴのモザイク細工を再現した彫刻、0.046カラットのコニャックカラーダイヤモンドを使用した象の目など、贅を尽くしたつくりが見る者を魅了します。
モンブランが誇る、珠玉の万年筆の数々が集結した軽井沢での特別受注会。万年筆の域を超えた限定品は、まさに「書く宝石」と呼ばれるにふさわしい逸品なのです。
問い合わせ先
- モンブラン TEL:0120-39-4810
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 難波寛彦