「香魚(こうぎょ)」という異名の、馨りが良くおいしい魚は何?

明日・4月18日は『お香の日』です。日本薫物線香工業会が制定した記念日で、日付は『日本書紀』に日本初のお香に関する記録がある4月、「香」の字を分解した「一+十+八+日→18日」…という解釈で選ばれました。この週末は記念日にちなんで、お好きな香りのお香を探してみてはいかがでしょう?

ということで、本日は「香」という字に関連する日本語クイズをお送りします。

【問題1】「かおる」を表す字、意味の違いは?

以下の画像の、三通りの「かおる」と読む表記について、選択肢1~3から、意味を正しく書いたものを線で結んでください。

すべて「かおる」ですが、ニュアンスが違います。
すべて「かおる」ですが、ニュアンスが違います。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 香る…3 薫る…2 馨る…1 です。

正しく結べましたか?
正しく結べましたか?

常用漢字は「香」だけですが、「かおる」という言葉について複数の表記を使い分けられたら素敵ですね。

では2問目にまいりましょう。

【問題2】「香魚」ってなんの魚?

「香魚(こうぎょ)」という異名をもつ、食用にして美味しい魚といえばなんでしょうか?

ヒント:この時期、養殖ものが出回りはじめます。天然ものは6~10月に出回ります。

どの魚の異名?
どの魚の異名?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 鮎(あゆ) です。

ダイレクトに「香魚(あゆ)」とルビをふる例もございます。

鮎は日本全国の川に生息しているので、古来、和歌に読まれたり、近代では季節の和菓子の意匠とされるなど、日本人にとって身近なお魚ですね。天然物の旬は初夏なので、夏の季語としてもおなじみです。清流で育った天然物は、スイカのような爽やかな香りがするとされます。また、養殖物に関しても餌を工夫した「ハーブ鮎」など、この魚の上品なおいしさを高める努力がなされているようです。

***

本日は、4月18日『お香の日』にちなんで、「香」という字に関連する日本語から、

・香る…よいにおいを鼻で感じる

・薫る…よいかおりが漂う。比喩的な意でも用いる

・馨る…よいかおりが遠くまで漂う。よい評判が遠くまで伝わる

など「かおる」と読む字の意味についての厳密な違いや、

・香魚(こうぎょ)=鮎(あゆ)

という言葉の豆知識などをおさらいいたしました。

この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/FOODIEホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
ILLUSTRATION :
小出 真朱