「小夜時雨」ってなんと読む?「こやじあめ」ではありませんよ!
明日、6月11日は『雨漏り点検の日』です。本格的な梅雨シーズンの前に建物の雨漏りを点検して、雨漏り被害にあわないように…というコンセプトで制定された記念日です。日助は、6月11日は暦の上で入梅にあたることが多い、という理由で選ばれました。本日は「雨」に関連する日本語クイズをお送りします。
【問題1】「濛雨」ってなんと読む?
「濛雨(もうう)」という日本語の意味として正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。
1:あたりを薄暗くして降る小雨
2:長く降り続ける雨
3:バケツをひっくり返したような激しい雨
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 1:あたりを薄暗くして降る小雨 です。
煙や霧で視界が悪くなっているような状態を表現するとき「もうもうと煙が立つ」「霧がもうもうと立ち込める」など、「もうもう」という擬態語を使いますよね?あの漢字表記が「濛々(もうもう)」です。「濛」は訓読みですと「こさめ/くら-い/うすぐら-い」などと読む字で、音読みには「モウ/ボウ」がございます。梅雨の時期には特に、雨を表現する言葉のバリエーションが欲しくなりますよね。「濛雨(もうう)…あたりを薄暗くして降る小雨」、いかにも梅雨らしい雨をいう言葉ですので、使いこなしてください。
では2問目にまいりましょう。
【問題】「小夜時雨」ってなんと読む?
「小夜時雨」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「夜に降る一時的な通り雨」のことです。
<使用例>
「小夜時雨が収まるまで、食後酒を頂きましょうか?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 小夜時雨(さよしぐれ) です。
「小夜(さよ)」の「小(さ)」は、語調を整える役割をする接頭語です。つまり「小夜」は「『夜』の洒落た言い方」になります。「時雨(しぐれ)」は、季語として使う場合は冬、「初冬に降る一時的な通り雨」ですが、「春時雨」「秋時雨」という使い方もしますので、「小夜時雨(さよしぐれ)」に関しては「夜に降る一時的な通り雨」という解釈で、冬に限定せず使っても問題ないと思われます。こうした美しい語感を持つ日本語を、さりげなく日常で使いこなせると素敵ですよね。
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本日は、6月11日『雨漏り点検の日』にちなんで、
・濛雨(もうう)…あたりを薄暗くして降る小雨
という言葉の豆知識と、
・小夜時雨(さよしぐれ)
の読み方、言葉の背景などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















