「献芹」ってなんと読む?「けんせり」ではないですよ!
明日、6月14日は『世界献血者デー』です。世界保健機関(WHO)が制定した国際デーのひとつで、安全な血液製剤の必要性の啓発と、自活的かつ無償の献血に協力している人々に感謝する日、とされています。献血へ協力すると、自身の血液検査もしてもらえる、というメリットもございますので、積極的な献血、ぜひご検討くださいね。本日はまず「献」という字の入ったクイズから始めましょう。
【問題1】「献芹」ってなんと読む?
「献芹」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「ものを贈ることをへりくだっていう語」「君主に忠義を尽くすこと。また、それをへりくだって言う語」などの意味です。
<使用例>
「献芹ではございますが、どうぞお納めください」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 献芹(けんきん) です。
「献芹(けんきん)」は中国から渡来した言葉で、故事成語です。田舎の男が、自分の食べていた芹(せり)がとてもおいしくすばらしいものだ、と感じ、「ぜひ領主さまに味わってほしい」と献上した…というエピソードにもとづいており、日本古来の言い回しですと「粗品」「つまらない物ですが…」などと同じニュアンスの謙遜表現です。目上の方への贈り物や、ビジネス上のご進物の際に使える、フォーマルな表現です。
さて、献血は注射をして行いますので、2問目は「刺」という字の入ったクイズです。
【問題】「刺を通ず」ってなんと読む?
「刺を通ず」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「名刺を通じて面会を求める。名刺を渡す。また、名乗って案内を請う」という意味です。
<使用例>
「先生との御面会をお求めでしたら、まずは秘書に刺を通じていただくと、お話が進みやすいと思います」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 刺を通ず(し-を-つう-ず) です。
「刺」という字は、「刺(さ)す」と読む通り、「とげ」「針」「相手を非難する」などの意味に使いますが、全くイメージの違う「名札」という意味もあるのです。「名刺」という熟語に使用されている理由がわかりますね。「刺を通ず」、使いこなせると便利な表現です。
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本日は、6月14日『世界献血デー』にちなんで、
・献芹(けんきん)
・刺を通ず(し-を-つう-ず)
の読み方、意味、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本血液製剤機構ホームページ/日本赤十字社埼玉赤十字血液センターホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















