和菓子を食べてみたくなる日本語クイズ!

明日、6月16日は『和菓子の日』です。全国和菓子協会が制定した記念日で、日付は日本の歴史上、和菓子にまつわる神事があった日にちなんでいます。また、「餅16個」「銭16文」など、和菓子にまつわる吉事には、16という数字が関連するものが多いようです。

昨今では「和菓子離れ」というワードも登場しておりますが、日本の四季折々の美、風土、恵みと連動し、工夫をこらした和菓子の文化、この機会にぜひ触れてみませんか?

ということで、本日は、初夏の和菓子にまつわる日本語クイズをお送りします。

【問題1】「水無月」という名の和菓子、どんなお菓子?

以下の画像の中から、「水無月(みなづき)」という名称の和菓子を選んでください。

「水無月」はどれ?
「水無月」はどれ?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… ①の画像 です。

正解は①!「水無月(みなづき)」は「陰暦6月」を意味する和風月名です。
正解は(1)!「水無月(みなづき)」は「陰暦6月」を意味する和風月名です。

和菓子「水無月」は、白い外郎(ういろう)記事に小豆(あずき)をのせて三角形に切ったお菓子です。陰暦6月30日に、新年から半年たったところまでの穢れを払い、残り半年の無病息災を祈願する「夏越祓(なごしのはらえ)」で供えたり、食したりする風習がございます。白く三角形の外郎は、暑気を払う氷片を模しており、小豆には魔除けの意味がございます。

ちなみに(2)の画像は「練り切り」で、「練り切りあん…白あんに求肥(ぎゅうひ)や山芋などをつなぎとして加え、練り上げた、成形しやすいあん」を主原料とし、季節の素材を合わせたり、その時期らしいデザインにしたりと、見た目の美しさも追及した上生菓子です。四季折々、また、そのお店ならではのデザインなどが楽しめる高級和菓子です。

(3)の画像は「わらび餅」です。現在ではコンビニスイーツでも見かけるようですが、盛り付けや形状で印象が変わりますよね?山菜として食されるワラビの根からとれるデンプン・蕨粉(わらびこ)」を練り上げてつくります。

では、2問目にまいりましょう。

【問題】画像のお菓子は何まんじゅう?

以下の画像の「葛粉(くずこ)と蕨粉(わらびこ)で作った生地であんを包み冷やした、透明度の高い涼やかな和菓子」の名称「〇まんじゅう」の「〇」に入る漢字一文字をお答えください。

何まんじゅう?
何まんじゅう?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 水 です。

「水まんじゅう」といいます。
「水まんじゅう」といいます。

似たお菓子に「葛(くず)まんじゅう」がございますが、こちらは蕨粉は配合せず、葛のみで生地をつくります。

「水まんじゅう」に配合する蕨粉は、1問目でふれた「蕨餅」でも登場しましたね。こちらは蕨粉のみで生地をつくるのが基本です。…これだけ見ても、和菓子がいかに繊細に「生地の食感」をつくり分けているかがうかがえますね。和菓子を「地味」と考える向きもあるようですが、日本人らしい非常に細やかな「調理のこだわり」「職人技」を味わえるジャンルかと思います。ちなみに、この時期に繊細な生地の味わいを楽しむおまんじゅうには、生麩(なまふ)を使う「麩(ふ)まんじゅう」もございますよ。

こちらが「麩まんじゅう」。餅とは全く異なる「むちっ」とした食感の生地です。

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本日は、6月16日『和菓子の日』にちなんで、今の季節らしい和菓子の入門編的な情報をクイズでお届けしました。

この記事の執筆者
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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/全国和菓子協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)/photo ACホームページ
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ILLUSTRATION :
小出 真朱