“人間”の尊さに敬意を表す「HUMAN BEING」コレクション
毎年1月と7月に、異なるコンセプトをもとにハイジュエリーコレクションを発表する「ブシュロン」。7月に発表されるコレクション「カルト ブランシュ」は、フランス語で“白紙委任”を意味する通り、クリエイティブディレクターのクレール・ショワンヌが、自由にテーマを選び、独創的かつ大胆なクリエイションで私たちを魅了します。
「HUMAN BEING」と題した今回、クレール・ショワンヌが「カルト ブランシュ」のテーマに選んだのは、「人間」の存在そのものです。AIなど人工的なものが溢れるいま、人間だからこそ持つ個性や感情、そして、人の手であってこそ成すことのできる手仕事の尊さに想いを込めました。
コレクションでは、ジェムストーンを連続して配した統一感のあるデザインを特徴とする、伝統的なクラスターネックレスがベースに。延べ14,000時間以上に及ぶ制作時間を経て、ネックレスとリングで構成される5つのジュエリーセットが披露されました。
■雨粒のようにダイヤモンドが降り注ぐ「RAIN」
雫形のクリスタルの中に、ダイヤモンド一石一石を手作業で立体的に、層を重ねながら緻密に配置。ダイヤモンドがまるで雨粒のように肌の上に降り注ぐような、幻想的な世界が見事に表現されています。
■つぼみから開花するまでをシンメトリーに描いた「FLOWER」
細密画家との協働により完成した作品。まるでピンククォーツそのものから、花が咲いているかのようです。
■光をテーマに繊細なモルガナイトが響き合う「LIGHT」
さまざまな大きさとカットのモルガナイトを巧みに配置し、石と石の間を光が自由に通り抜けるように仕立てられています。
■ヴィクトリア朝時代のタトゥーの芸術美に着想を得た「TATTOO」
ポピーやバラ、セミや蝶、鳥や蛇など、メゾンが大切にする動植物から選ばれたモチーフがスモーキークォーツの裏面に彫刻され、まるで肌の上に描かれたタトゥーのように優美な意匠が実現されています。
■千鳥格子をジュエリーへと昇華させた「CHECKERS」
単に千鳥格子柄を宝石に描くのではなく、オニキスに直接彫刻を施すことで、テキスタイルの質感を忠実に再現。彫刻には、時計製造分野で用いられている精密な技術が用いられています。
人間のクリエイティビティや職人技に取って代わるものは、今後も決して現れないと信じるクレール・ショワンヌの深い想いを宿した「HUMAN BEING」コレクション。多様で卓越したサヴォワールフェールが、私たちの心に深く響きます。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 池尾園子

















