【目次】
- 「キウイの日」とは? 9月1日になった理由
- 「キウイの日」は誰が制定した? ゼスプリとの関係
- そもそもキウイフルーツとは? 原産地や名前の由来
- キウイにはどんな栄養がある?
- おいしいキウイの見分け方は? 食べごろのサインと追熟方法
- キウイを長持ちさせる保存方法は? 常温・冷蔵・冷凍のコツ
- 「キウイの日」に知っておきたい豆知識|グリーンとゴールドの違いも紹介
【「キウイの日」とは? 9月1日になった理由】
■9月1日は「キウイの日」
「キウイの日」は、夏の暑さで疲れた体と弱った肌をキウイで癒し、元気になってほしいという思いを込めて制定された記念日です。日本記念日協会により、認定・登録されています。
■日付の「由来」
「キウイの日」が9月1日なのは、「キュー(9)イ(1)」と読む語呂合わせが由来です。
【「キウイの日」は誰が制定した? ゼスプリとの関係】
■誰が制定した?
「キウイの日」を制定したのは、ゼスプリインターナショナルジャパン株式会社です。ゼスプリはニュージーランドに本社を置くゼスプリインターナショナルグループの日本法人で、キウイフルーツの輸入・販売を行う企業。キウイフルーツの生産者を株主とし、世界各国へキウイフルーツを輸出・販売しています。日本でも、ニュージーランド産を中心としたキウイフルーツを販売しています。
■キウイの魅力を伝える活動も
ゼスプリは、キウイフルーツをよりおいしく、安全に届けるため、農園から店頭までの品質管理や品種改良、研究開発などにも取り組んでいます。「キウイの日」も、こうしたキウイフルーツの魅力を広く知ってもらうための取り組みのひとつです。
【そもそもキウイフルーツとは? 原産地や名前の由来】
■そもそも「キウイフルーツ」って?
キウイフルーツは、マタタビ科マタタビ属のつる性落葉樹になる果実です。原産地は中国中南部から南西部とされ、中国では古くから食用にされてきました。日本のマタタビやサルナシ(コクワ)も、キウイフルーツと同じマタタビ科の植物です。
■ニュージーランドで本格的に栽培
キウイフルーツは20世紀初頭にニュージーランドへ伝わり、本格的な栽培が始まりました。その後、品種改良が進められ、現在のような果実として世界各地で栽培されるようになりました。
■名前の由来は…
「キウイフルーツ」という名前は、ニュージーランドの国鳥として知られる飛べない鳥「キーウィ」に由来します。果実の褐色で毛の生えた外見が、鳥のキーウィに似ていることから名づけられたとされています。なお、中国では「鬼桃」「縄梨」「藤梨」などの名前で呼ばれてきました。かつては英語では[Chinese gooseberry]と呼ばれていましたが、ニュージーランドで「キウイフルーツ[kiwifruit]」という名称がつけられました。
【キウイにはどんな栄養がある?】
■ビタミンCが豊富
キウイフルーツは、ビタミンCを多く含む果物です。ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるほか、抗酸化作用をもつ栄養素として知られています。
■食物繊維やカリウムも
キウイフルーツには、食物繊維やカリウムなども含まれています。食物繊維にはおなかの調子を整える働きがあり、カリウムは体内のナトリウム排出を促す働きがあります。また、キウイフルーツには、たんぱく質分解酵素のアクチニジンも含まれています。肉などのたんぱく質を分解する働きがあるため、料理にも利用されているのですね。
■グリーンとゴールドでは栄養成分に違いも
キウイフルーツには、果肉が緑色の「グリーンキウイ」と黄色の「ゴールドキウイ」などがあります。品種によって栄養成分にも違いがあり、特にビタミンCの含有量はゴールドキウイのほうが多いとされています。同じキウイフルーツでも、品種によって味わいや栄養面に違いがあることを知っておくと、目的や好みに合わせて選びやすくなりますよ。
【おいしいキウイの見分け方は? 食べごろのサインと追熟方法】
■「食べごろ」のサインは「弾力」をチェック!
キウイの食べごろは、見た目だけでは判断しにくいものです。皮の色は熟度の目安にならないため、手で優しく包み込むように持って、ほどよい弾力があるかを確かめましょう。全体にふんわりとした弾力を感じるくらいが食べごろです。強く押すと傷むことがあるため、優しくチェックしてくださいね。
■硬いキウイは常温で追熟
まだ硬いキウイは、冷蔵庫に入れず、室温で保存すると追熟が進みやすくなります。追熟とは、収穫後の果実が時間の経過とともに熟していくこと。キウイは収穫後も追熟する果物なので、硬さを確認しながら食べごろを待ちましょう。
■早く追熟させたいならりんごやバナナと一緒に
できるだけ早く食べごろにしたい場合は、りんごやバナナなどと一緒にビニール袋に入れて、室温に置く方法があります。りんごやバナナから出るエチレンが、キウイの追熟を促します。追熟が進みやすくなるため、毎日硬さを確認し、食べごろになったら冷蔵庫へ移しましょう。
【キウイを長持ちさせる保存方法は? 常温・冷蔵・冷凍のコツ】
■硬いキウイは常温で
まだ硬くて食べごろではないキウイは、常温で保存して追熟させます。冷蔵庫に入れるよりも追熟が進みやすいため、食べごろになるまで室温に置いておきましょう。
■食べごろになったら冷蔵庫
手で包むように持って弾力を感じるようになったキウイは、冷蔵庫で保存します。冷蔵すると追熟のスピードを遅らせることができます。ただし、冷蔵庫に入れても追熟は続くため、早めに食べるようにしましょう。
■食べきれないときは冷凍保存も
完熟したキウイをすぐに食べない場合は、冷凍保存もできます。丸ごと、またはスライスして、乾燥を防ぐために保存袋などに入れて冷凍します。冷凍したキウイは、そのまま食べたり、スムージーやシャーベットにしてもおいしいですよ。
【「キウイの日」に知っておきたい豆知識|グリーンとゴールドの違いも紹介】
■グリーンとゴールドはどう違う?
キウイフルーツには、果肉が緑色の「グリーンキウイ」と黄色の「サンゴールドキウイ」があります。色だけでなく、味や食感、栄養面にもそれぞれ特徴があるんですよ。グリーンキウイは、甘さと酸味のバランスがよく、さわやかな風味が特徴。食物繊維が豊富なのもポイントです。一方、サンゴールドキウイは、酸味が少なく、トロピカルでジューシーな甘さが楽しめます。ビタミンCが豊富で、平均的な1個で、成人の1日当たりのビタミンC推奨量を上回るとされています。
また、収穫の時期にも違いがあります。サンゴールドキウイは、年によって多少前後しますが、4月中旬から10月中旬が楽しめる時期。グリーンキウイは4月末から12月末までと、より長い期間楽しめます。
「甘いキウイが好きならサンゴールド」「甘酸っぱく、さわやかな味が好きならグリーン」と、好みに合わせて選ぶのもおすすめです。栄養面では、ビタミンCを重視するならサンゴールド、食物繊維をとりたいならグリーンという選び方もできます。
■皮ごと食べられるキウイも
ゼスプリのグリーンキウイやサンゴールドキウイは、皮ごと食べることもできます。皮ごと食べると、果肉だけの場合に比べて食物繊維などを多く摂れるとされています。皮はよく洗い、食感が気になる場合は無理に食べる必要はありません。消化機能が未発達な小さな子どもや、胃腸の弱い人は、皮をむいて食べるほうが安心です。
■キウイとヨーグルトは食べるタイミングがポイント
グリーンキウイをヨーグルトに入れて時間を置くと、苦味が出ることがあります。これは、グリーンキウイに多く含まれるたんぱく質分解酵素「アクチニジン」が、ヨーグルトの乳たんぱく質に作用するためです。食べる直前に混ぜれば、苦味が出にくくなりそうです!
■「酸っぱい=ビタミンCが多い」ではない
酸味の強いレモンはビタミンCが豊富というイメージがありますが、酸っぱさとビタミンCの量は必ずしも比例しません。ゼスプリ公式では、サンゴールドキウイのビタミンC含有量がレモン(全果)を上回ることを紹介しています。
■「朝キウイでシミになる」ってホント?
「朝にキウイを食べるとシミになる」という情報を見かけることがありますが、ゼスプリ公式が紹介する分析では、キウイ果実から、紫外線への感受性に関係するフロクマリン類は検出されなかったと報告されています。
■硬いキウイは「ハズレ」ではない
買ったキウイが硬くて酸っぱくても、それだけで「ハズレ」とは限りません。キウイは収穫後も追熟するため、硬いものはこれから食べごろを迎える可能性があります。常温で追熟させ、ほどよい弾力が出たところで味わうのがおすすめです。
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私たちが店頭でよく見かけるキウイは、ゼスプリが輸入しているサンゴールドキウイとグリーンキウイの2種類ですが、このほかに、期間限定のルビーレッドキウイやオーガニックキウイなどもあるそうです。特にルビーレッドキウイは、3月下旬から5月下旬のごく限られた期間にしか店頭に並ばない特別なキウイ。赤い果肉と、熟したベリーのような上品な甘さが特徴です。甘いキウイが好きなら、おすすめはサンゴールドキウイ。甘酸っぱい味がお好みなら、グリーンキウイがおすすめです。「キウイの日」には、ぜひ食べ比べてみてくださいね!
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- 参考資料:『日本国語大辞典』(小学館) /『デジタル大辞泉』(小学館) /『日本大百科全書 ニッポニカ』(小学館) /ゼスプリインターナショナルジャパン(https://www.zespri.com/ja-JP) /一般社団法人日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/) /文部科学省「日本食品標準成分表・食品成分データベース」(https://fooddb.mext.go.jp/freeword/fword_select.pl) :

















