「客月」ってなんと読む?「きゃくげつ」でなありません!
明日、9月25日は令和8年の『中秋の名月』です。旧暦では7~9月を「秋」としており、その真ん中、旧暦8月15日の「十五夜(じゅうごや)」に見る、美しい月のことを言う古来の言葉です。
この日には「お月見」をする風習がございますが、『中秋の名月』は、天文学的に必ずしも満月と重なるわけではございません。今年は2日、満月より早い月となります。晴れて、美しい月が見えるといいですね。
ということで、本日は「月」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「客月」ってなんと読む?
「客月」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「先月。前月」という意味の、古風な言い回しです。
<使用例>
「客月のお茶会で頂いたお菓子は、非常においしかったですね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 客月(かくげつ) です。
「客」という字の意味で筆頭にくるのは「招かれてきた人」「料金を払う人」などですが、ほかに「旅人」や「過ぎ去ったこと」などの意味もございます。「客月」では「過ぎ去ったこと」という意味で、この字が使われております。同じ用例で「客年(かくねん/きゃくねん)」という言葉もございます。
では2問目にまいりましょう。
【問題2】「祥月」ってなんと読む?
「祥月」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「人の死後一周忌以降の、死去した月と同じ月」「『祥月命日』の略」などを意味する言葉です。
<使用例>
「来月は祥月命日だから、お墓参りに行かなくてはね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 祥月(しょうつき) です。
「祥」は「さいわい。めでたいこと」を意味する字です。なぜこの字を故人の亡くなった月に使うかといえば、「祥月(しょうつき)」は一周忌以降に使用する言葉ですので「喪明けの祭礼の月」というニュアンスです。喪に服し悲しむ期間を過ぎ、懐かしんで供養することができる、という「さいわい」を表しています。
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本日は、9月25日、令和8年の『中秋の名月』にちなんで、「月」という字の入った日本語から、
・客月(かくげつ)
・祥月(しょうつき)
という読み方や意味、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/国立天文台ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















