「流行のブラウンを、マントで取り入れて軽やかに」

もともと大のマント好きで、マントあるいは
ケープ、ポンチョと呼ばれるような
そでの無いアウターが、白、黒、赤、紺、茶、
布帛やニット素材など、少しずつ集まってきました。

アウター_1,パンツ_1,バッグ_1,時計_1,靴_1,ブーツ_1
スウェットパンツのすそをブーツインして、軽快さを強調してみました。マント/ウールリッチ カットソー/UNIQLO:C パンツ/UNIQLO バッグ/フェンディ ブーツ/ホーマーズ

今年、新たに加わったのが、このチェックのケープ。
肩にかけて、ストールのように巻きつけて着ると、
布地に表情が出て、なんともドラマティック。
歩いたときも、すそが軽やかにひるがえります。
マント好きの理由は、このドラマティックさにあると
改めて実感しているのですが、このマント系、
なかなか本格的な寒さが訪れない今の気候には、
本当に便利。下に着るトップスを少し厚手にすれば、
年末まで、コレ一枚で対応できそうです。

チェックなのも優秀で、この日のような
トップスとボトムス1対1の
シンプルなコーディネートに、
羽織るだけでコクを出してくれます。
ブラウンはこの秋冬の流行色だそうですが、
ときにヤボったくなる可能性もある色なので、
動きのあるマントで、生き生きと、
フレッシュに着こなせるのが嬉しいですね。

「愛用の時計は、ストラップを替えて印象を一新」

時計_2
トーチュのストラップは、それまでは真紅でした。効かせ色として活躍したのですが、新たなグレージュは、なじませカラーとして、コーディネートに深みを与えてくれそう。時計(手前)「トーチュ」、(奥)「タンク ルイ カルティエ」/ともにカルティエ

全身の写真では隠れてしまったのですが、
時計はカルティエの「タンク ルイ カルティエ」。
夏はあまりの暑さに、装いもカジュアルになり、
レザーストラップの時計から遠ざかっていましたが、
秋冬は少しきちんとした装いもしたい…という
思いが出てきました。そこで自分の気持ちを
後押しするためにも、久々に時計のストラップを
替えてみようと決意したしだいです。

長方形ケースの「タンク ルイ カルティエ」には
黒と見まがうほどダークなブラウンを。
ブティックの方のおすすめカラーだったのですが、
ともするとカジュアルになりがちな茶系が、
グッとシックに、エレガントに仕上がりました。
また、トノー型の「トーチュ」には、ケースの
ピンクゴールドと相性のいいグレージュを。
やわらかく、温もりのある雰囲気は、
秋冬の着こなしにぴったりです。

どちらももう20年来、大切にしている
愛着のある時計ですが、ストラップを変えたら
見事に新しい印象となって、甦ってくれました。
これからの時をともに過ごせる、自分にとっての
「一生もの」について思いを馳せることが
最近、増えてきましたが、この2本の時計は、
紛れもなく、MY「一生もの」と言えそうです。

(写真/エディターF&J 文/エディターJ)

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