【目次】
- 「レジ袋ゼロデー」とは?日付と制定の目的
- レジ袋削減の取り組みと有料化の開始時期
- レジ袋有料化の対象・対象外になる袋とは?
- レジ袋有料化の対象・対象外になる袋とは?
- エコバッグの選び方と衛生的に使うポイント
【「レジ袋ゼロデー」とは?日付と制定の目的】
10月5日は「レジ袋ゼロデー」です。2002(平成14)年、日本チェーンストア協会がごみの減量を目指し、買い物袋(エコバッグ)の持参を呼びかける目的で制定しました。
今では、買い物の際にエコバッグを持参することは、身近な習慣になっています。「レジ袋ゼロデー」が制定された2002年当時は、レジ袋を無料で受け取ることが一般的でした。この記念日は、レジ袋を減らすことを通して、ごみの削減について考える日なのです。
【レジ袋削減の取り組みと有料化の開始時期】
■実は1990年代から始まっていた
レジ袋を減らそうという取り組みは、全国一律の有料化よりずっと前から始まっていました。日本チェーンストア協会では、1995(平成7)年以降、レジ袋の削減に取り組み、マイバッグの持参などを呼びかけてきました。
その後、自治体や小売店などにも、レジ袋の削減や有料化の動きが広がります。例えば富山県では、2008(平成20)年4月から県内の主要なスーパーなどでレジ袋の無料配布を取りやめる取り組みが始まりました。
■2020年、全国でレジ袋が有料化
こうした取り組みを経て、2020(令和2)年7月1日から、全国の小売店を対象にプラスチック製買物袋の有料化がスタートしました。それまで無料で受け取ることが多かったレジ袋が原則として有料になり、買い物の際に袋が本当に必要かを考えるきっかけとなりました。
【レジ袋有料化の対象・対象外になる袋とは?】
■有料化の対象になる袋は?
2020(令和2)年7月から始まったプラスチック製買物袋の有料化では、購入した商品を持ち運ぶための「持ち手のあるプラスチック製の袋」が対象です。スーパーやコンビニなどでもらう、いわゆるレジ袋がこれに当たります。ただし、プラスチック製の袋ならすべて有料になるわけではありません。制度では、素材や用途などによって対象外となるものが定められています。
■こんな袋は有料化の対象外
紙袋や布袋、持ち手のない袋などは、有料化の対象外です。また、環境への負荷を減らす一定の基準を満たしたプラスチック製の袋も対象外となります。具体的には、具体的には、フィルムの厚さが50マイクロメートル以上で繰り返し使用を推奨する表示のある袋、海洋生分解性プラスチックの配合率100%またはバイオマス素材の配合率25%以上について、第三者による認定・認証を示す表示のある袋です。
「レジ袋有料化」といっても、すべての袋が一律に対象になっているわけではないのですね。
【レジ袋有料化の対象・対象外になる袋とは?】
■レジ袋1枚を断ることで、何をどれくらい削減できる?
レジ袋を1枚断ることは、ほんの小さな行動に思えるかもしれません。しかし、レジ袋をつくるためには原料となる資源が必要。使い終わった袋は廃棄物にもなります。環境省が2013年に示した『3R行動見える化ツール』の計算例では、Lサイズのレジ袋を2,000回辞退した場合の削減効果が示されています。これを1回当たりに換算すると、原油換算で3.23mL、廃棄物発生量で6.8g、二酸化炭素(CO₂)で約33gとなります。 これは当時の算定条件に基づく値であり、実際の削減効果は袋の素材や重量、製造・廃棄方法などによって変わります。
もちろん、これは一定の条件に基づいた試算で、レジ袋を1枚断れば必ずこの量が削減されるという意味ではありません。それでも、買い物のたびにレジ袋を受け取らない選択を重ねれば、資源の使用量や廃棄物を減らすことにつながります。
■「もらわない」という選択が大きな変化に
有料化の前後を比較すると、レジ袋を使わなかった人の割合は大きく上昇しました。 環境省の調査では、直近1週間の買い物でレジ袋を使わなかった人の割合は、2020(令和2)年3月の30.4%から、同年11月には71.9%へ上昇しています。
ひとりが減らせるレジ袋は、1回の買い物では1枚か、数枚程度かもしれません。でも、多くの人が同じ選択を続ければ、資源の節約やごみの削減という大きな変化につながります。レジ袋を断ることは、毎日の買い物から始められる身近な環境への配慮なのです。
【エコバッグの選び方と衛生的に使うポイント】
■買い物の量に合うサイズを
エコバッグは、大きければよいというものではありません。普段の買い物量に合ったサイズを選ぶことが大切です。小さすぎると荷物が入りきらず、大きすぎると中身が少ないときに持ち運びにくくなります。
食品をまとめて購入することが多い人なら、容量に余裕があり、底が安定するタイプが便利。一方、コンビニなどで少量の買い物をすることが多いなら、コンパクトに折りたためるタイプが向いています。
■衛生面にも配慮を
食品を入れることの多いエコバッグは、汚れたら洗えるものを選びましょう。農林水産省も、エコバッグは定期的に洗うことを勧めています。頻繁に洗う場合は、乾きやすい素材のものを選ぶのもポイントです。
また、肉や魚などの汁が漏れる可能性がある食品は、ポリ袋などに入れてからバッグに入れると安心。食品用と日用品用でエコバッグを分ける方法もあります。
■持ち歩きやすさと耐久性もポイント
エコバッグは、必要なときにすぐ使えることも大切です。折りたたんでバッグや車の中に置いておけるものなら、買い物の際にも忘れにくくなります。さらに、重い食品や飲料を入れることを考えると、持ち手や縫い目がしっかりした、丈夫なものを選びたいところ。デザインだけでなく、自分の買い物スタイルに合った使いやすさにも注目して選んでみましょう。
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「レジ袋ゼロデー」は、レジ袋を減らすことを通して、身近なところからごみや資源について考えるきっかけにする日です。2020(令和2)年の有料化を経て、エコバッグを持って買い物をすることも、すっかり身近な習慣になりました。
大切なのは、無理なく続けられる方法を選ぶこと。自分の買い物の量やスタイルに合ったエコバッグを持ち歩き、「袋はいりません」と伝える…こんな小さな選択の積み重ねが、環境への配慮につながっていくと思うと、ちょっと嬉しくなりませんか
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- 参考資料:『日本国語大辞典』(小学館) /『デジタル大辞泉』(小学館) /日本チェーンストア協会「日本チェーンストア協会の環境問題への取り組み」(https://www.jcsa.gr.jp/topics/environment/approach.html) /環境省(https://www.env.go.jp) /経済産業省「2020年7月よりレジ袋有料化がスタートします」(https://www.meti.go.jp/policy/recycle/plasticbag/plasticbag_top.html?utm_source=chatgpt.com) /サステナブルスイッチ「10/5は「レジ袋ゼロデー」有料化した効果は?おすすめマイバッグも!」(https://sustainable-switch.jp/environment/shopping-bag-221005/) /農林水産省「賢く楽しくお買い物!~エコバッグでも食中毒予防~」(https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/ecobag.html?utm_source=chatgpt.com) :

















