「殴打」ってなんと読む?「きょうだ」ではないですよ!
明日、10月2日は「国際非暴力デー」です。2007(平成19)年に国連が制定したこの記念日は、教育や啓発活動を通じて非暴力のメッセージを広めるための日。非暴力と平和、寛容、理解の文化を世界に根づかせることを呼びかけています。日付は、非暴力の哲学の先駆者である、インドのマハトマ・ガンジーの生誕日にちなんでいます。
それを踏まえて本日は「暴力」をキーワードにした日本語クイズをお送りします。
【問題1】「殴打」ってなんと読む?
「殴打」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「ひどく殴りつけること」という意味の言葉です。
<使用例>
「喧嘩両成敗とは言うけれど、一方的に殴打されたなんて、警察沙汰にするべきよ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 殴打(おうだ) です。
この熟語、「強打」「凶行」などのイメージと混乱するのか、「きょうだ」とカン違いして読まれるケースがございます。正しくは「殴打(おうだ)」です。「殴(オウ)」は高等学校で学習する程度の常用漢字の音読みです。常用漢字としては難しい部類ですが、正しく覚えておきましょう。
では2問目にまいります。
【問題2】「暴戻」ってなんと読む?
「暴戻」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「荒々しく、道理に反する行いをすること。また、そのさま」という意味です。
<使用例>
「その時代、この地域の人々は、暴戻な領主の悪政に苦しめられていました」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 暴戻(ぼうれい) です。
「戻(レイ)」も高等学校で学習する程度の、やや難しめの常用漢字の読み方です。「解約返戻金(かいやくへんれいきん)」などにも使われますね。「戻」の字には「もとる。道理に背く」という意味もあり、「暴戻」ではその意味でこの字が使われています。
***
本日は、10月2日『国際非暴力デー』にちなんで、「暴力」をキーワードにした日本語から、
・殴打(おうだ)
・暴戻(ぼうれい)
を取り上げ、読み方や意味、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/国連広報センターホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















