N.Y.在住ファッションジャーナリストのケティ・ヨークの金言がここに!「Precious」ご意見番がファッションSNAPをパトロール【「大人のおしゃれの洗練は “最後のひと手間” で決まるのよ!」】

最新のN.Y.スタイルのレポートでおなじみケティ・ヨークが、今回は、雑誌やSNSで見られるさまざまなファッションSNAPから、今、おしゃれな人たちをピックアップ! センス溢れる佇まいを支える、それぞれの「最後のひと手間」を解き明かします。

「素敵な人を見ていると、心惹かれるのは服そのものではなく小物の効かせ方やバランス、細部に宿る美意識なのよね」(ケティさん)。

ケティ・ヨーク
「流行あってのファッションだけれど、大人はそれに乗せられてはダメ! 常にエレガンスを胸に刻んで」というモットーのもと、折に触れ、Preciousでは大人の装いのあり方を指南。長年サングラスがトレードマークだったが、近年は眼鏡のおしゃれを探求中。

〈Ketty’s eye〉バッグをどう持つか、でおしゃれが変わる!

「今回、改めて発見したのが、おしゃれな人は、バッグの抱え持ちをしているということ」とケティ。それも大きめバッグを、ときには中身が溢れんばかりにして、抱えていると指摘。確かに、バッグを普通に手にさげるよりも、小脇に抱えることでこなれた印象になっていることが、挙げられたSNAPから、よくわかります。

「私もふだん、着こなしが締まらないかしら、と思うときには、よくバッグの抱え持ちをしているの。重心が上がり、トータルバランスもよくなるのよ」

もうひとつ注目するのが、クラス感のある小さめバッグを、アクセサリーのように効かせるアプローチ。

「小さなバッグを腕や指に引っ掛ける仕草で、シンプルな服も華やかに見違えるわ。今はスマホにお財布も入るから、これで十分。それが大人の遊びであり、余裕よね。鮮やかなカラーのミニバッグなら、ダークカラー中心の秋冬スタイルのいい差し色にもなって、よりハイセンスね」

ひと頃人気だった2個持ち、3個持ちは、おしゃれの最前線からは姿を消したよう。「あれこれ持つのではなく、お気に入りを潔く一点持つのが、今の傾向ね」

Ketty’s comment「大きめバッグは脇で“抱え持ち”すればなんだか決まらない、も解決!」

齊藤木綿子さんによる女性のイラスト
 

Ketty’s comment「小さめバッグは、アクセサリーの一部として持つのがおすすめよ」

齊藤木綿子さんによる女性のイラスト
 

〈Ketty’s eye〉大人こそ、ベルトのスタイルアップ力を活用して

ここ数年、注目度がじわじわと高まっているベルト。

「トップスをウエストにインする着こなしが定着してきたから、ベルトが欠かせなくなってきているわ。一本加えるだけで、ウエスト位置が明確になり、スタイルアップするのよね。SNAPでもおしゃれな女性は、たとえデニムでも、きちんとベルトをつけているわよ」とケティ。

特にベルトが必要なのが、復活傾向にあるヒップハングボトムだそう。「ヒップハングを大人がベルトなしで着るのは、もってのほか。だらしなく見えてしまうわ。ベルトでウエストマークすれば、こなれ感も高まるわよ」。

また、アウターの上からオーバーベルトをする楽しさも推奨。

「オーバーサイズアウターの上からベルトをして、自分でウエスト位置を決める、という使い方もおすすめ。いずれにしても、ベルトって、使い続けていないと、億劫になるもの(笑)。使っていくことが、おしゃれ上手への第一歩よ。まずは、ベルト通しのあるボトムには、必ず取り入れるところから、始めてみて!」

Ketty’s comment「オーバーベルトの自由なアレンジが粋!」

齊藤木綿子さんによる女性のイラスト
 

Ketty’s comment「戻ってきたヒップハングボトムにはベルトがマストよ!」

齊藤木綿子さんによる女性のイラスト
 

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ILLUSTRATION :
齊藤木綿子
EDIT&WRITING :
長瀬裕起子、福本絵里香(Precious)