「素戔嗚尊」ってなんと読む?「すせんめいそん」ではないですよ!

本日はいきなりクイズから始めますよ!

【問題1】「天照大御神」ってなんと読む?

「天照大御神」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「いちばん偉い神さま」として有名です。

<使用例>

「天照大御神が、弟の乱暴ぶりで機嫌を損ねて、岩戸にこもった逸話は有名よね」

かな10文字です。
かな10文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は…  天照大御神(あまてらすおおみかみ) です。

日本神話の主神である女神の名前で「天照大神」とも表記します。
日本神話の主神である女神の名前で「天照大神」とも表記します。

明日・10月17日は古来、宮中祭祀のひとつ『神嘗祭(かんなめさい)』の行われる日です。『神嘗祭』は日本全国の総氏神とされる「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」に、その年収穫した新たな稲穂を奉納し、五穀豊穣を祈る儀式ですので、信教の別はさておき、教養として知っておきたい神さまのお名前をおさらいいたしました。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)」は、『古事記』『日本書紀』にも書かれている、神々の住まう高天原(たかまがはら)の主神で、太陽神です。皇室の祖神とされております。『神嘗祭』には宮中だけでなく、伊勢神宮でも大規模な祭祀が執り行われます。

さて、例文でもふれた「天照大御神が機嫌をそこね、天岩戸(あまのいわと)にこもってしまった」という神話は大変有名ですが…。というところで2問目のクイズです。

【問題2】「素戔嗚尊」ってなんと読む?

「素戔嗚尊」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「天岩戸伝説」で天照大御神の機嫌を損ねた弟神の名前です。

<使用例>

「素戔嗚尊といえば、ヤマタノオロチを倒した、勇猛な神さまね」

かな8文字です。
かな8文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 素戔嗚尊(すさのおのみこと) です。

「須佐之男命」とも表記します。

「素戔嗚尊」は『日本書紀』などで使われている表記、「須佐之男命」は『古事記』などで使われている表記です。

「天照大御神」は「太陽神」であることがわかりやすい表記ですが、「素戔嗚尊」はどういう意味でしょう?「すさ」という音は「荒れすさぶ=荒々しい」、「の」は「~の」を意味する助詞、「お」は「男」、「みこと」は「貴人や神の敬称」です。意味のある音で構成した名前に、ふさわしい漢字があてられた形です。素戔嗚尊はヤマタノオロチを倒した神話が有名ですが、そもそもなぜヤマタノオロチのいる地域にこの神さまが現われたかといえば、「蛮行がひどく、神々の住まいである高天原(たかまがはら)を追放」されて放浪していたからなのです。

天照大御神と素戔嗚尊は、「国生み」をしたといわれる夫婦神、伊弉諾(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)の生んだ「三貴子(さんきし/みはしらのうずのみこ)」といわれる神で、「三貴子」にはもうひとり「月読尊(つくよみのみこと)」という男神が挙げられます。神話の神さまのお名前は難しいですが、中でも有名な「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」と「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」は、教養として読めるようにしておきたいところです。

***

本日は、10月17日『神嘗祭』にちなんで、「日本神話の神さま」の中でも有名な

・天照大御神(あまてらすおおみかみ)

・素戔嗚尊(すさのおのみこと)

の名称を取り上げ、読み方や意味、背景などをおさらいいたしました。

この記事の執筆者
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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/宮内庁ホームページ/伊勢神宮ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱