簡単にできるのに、ヘルシーで見た目も美しい料理が話題の料理家・寺井幸也さんが教える、自宅で簡単にできる「幸せレシピ」連載。
今回は、レモンの香りとシュワシュワっとした炭酸が夏らしい「レモンサワー」に合わせるおつまみレシピを教えていただきます。幸也さんが選んだのは、「鯛のカルパッチョ」。ほんのりコクのある白身魚のカルパッチョは爽やかなレモンサワーと相性抜群。カルパッチョは和えるだけの簡単レシピなので、忙しい夜でもササッとつくれます。
さらに幸也さん直伝、自家製レモンサワーのつくり方も合わせてご紹介。レモンは疲労回復にもなるクエン酸やビタミンCが含まれているので、夏バテする時期にもぴったりです。
動画で観る、和えるだけで簡単オシャレ!「鯛のカルパッチョ」のつくり方
■材料(2名分)
・鯛の切り身(他の白身魚で代用可) 130g
・レモン 1個
・オリーブオイル 50ml
・ドレッシングビネガー 50ml
・塩、こしょう 各少々
・フェンネル 1本
(1)レモンは半分に切る。容器にオリーブオイル、ドレッシングビネガー、レモン1/2個分の果汁を入れてしっかりと乳化するまで混ぜる。
(2)鯛の切り身に塩、こしょうをふる。(1)のマリネ液に浸して、手で鯛全体にマリネ液をなじませる(マリネ液は、仕上げにかける用に、少し残しておく)。
(3)残りのレモンをスライスして、フェンネルとともに(2)の鯛にのせる。ラップをして保存用ビニール袋に入れ、冷蔵庫で1〜2時間冷やす。
(4)冷やした鯛を取り出し、レモンスライスとフェンネルは取り除く。キッチンペーパーで鯛のマリネ液を拭き取る。
(5)鯛を薄くそぎ切りにする。
(6)器に鯛を盛り、スライスしたレモンやセルフィーユなどのハーブ、食用花(すべて分量外)を飾り付けし、残しておいたマリネ液をかけて完成。
「爽やかレモンサワー×鯛のカルパッチョ」のおいしい関係とは?
■幸也さん直伝!【自家製レモンサワーのつくり方】
鯛のカルパッチョと好相性のレモンサワーを、いつもよりおいしくつくる「コツ」を、特別に教えていただきました。
(1)てんさい糖大さじ1に炭酸水を少々加えて溶かし、シロップをつくる。
(2)グラスに氷を入れて麦焼酎45mlと(1)のシロップを入れる。レモン1/2個を絞り入れて混ぜる。(レモンはそのままグラスに入れる)
(3)炭酸水を注ぎ入れて軽く混ぜて完成。
食べた人が笑顔になる♯幸也飯の「幸せレシピ」連載。今回は、夏になると特に飲みたくなる、涼しげなレモンサワーに合わせたいおつまみ料理、「鯛のカルパッチョ」をご紹介しました。レモンサワーは自宅で手づくりすると格段においしくなるのでぜひお試しを。酸味のある爽やかなレモンサワーには、オリーブオイルのマリネ液に漬け込み、こっくりとした白身魚のカルパッチョがぴったりです。
- TEXT :
- 寺井幸也さん 料理家
- MOVIE :
- 大槻誠一
- COOPERATION :
- インソムニア 赤坂
- WRITING :
- 広瀬蒼乃
- EDIT :
- 石原あや乃