古くからの避暑地として知られる軽井沢。たとえば格式あるホテルのダイニングや、歴史ある建物を利用したレストランなど…特別な空間で、贅沢なフルコースをいただきながら、スローなひとときを満喫できるのも、この地ならではでの時間の過ごし方。

そんな軽井沢のレストランのなかから、この記事ではフランス料理店だけをピックアップ。プレステージなレストランの予約を得意とする『一休.comレストラン』で口コミ評価が高いフレンチ・レストランを3軒、厳選してご紹介いたします。 この夏、涼を求めて軽井沢を訪れた際には、是非立ち寄ってみてください。

【目次】

ディナーにおすすめ|軽井沢フレンチ


【1】ドメイヌ・ドゥ・ミクニ

ドメイヌ・ドゥ・ミクニ
ドメイヌ・ドゥ・ミクニ 情報提供:一休.com

モダニズム建築の傑作として知られる「旧飯箸邸」。その建物を使用したフレンチレストランが、「ドメイヌ・ドゥ・ミクニ」です。

設計は20世紀の建築界最大の巨匠、ル・コルビジェに師事した坂倉準三氏によるもので、昭和16年に建てられたこの木造の屋敷は、老朽化などを理由に取り壊しの危機にさらされたこともありましたが、東京・世田谷より移築され、現在この軽井沢の地で新たな時を刻んでいます。

この貴重な空間で、軽井沢の美しい自然を存分に味わいながら、おいしい料理に舌鼓を打つ…そんな、これ以上ない寛ぎが迎えてくれます。

ドメイヌ・ドゥ・ミクニ
ドメイヌ・ドゥ・ミクニ 情報提供:一休.com

野菜、豚、牛など、上質な食材が豊富な軽井沢。そうした自然の恵みを新鮮な状態で、本来の香りを損なわず調達できるのは、現地ならではの贅沢です。一皿一皿にはっきりと表れる、素材の違いを堪能しましょう。追分の美しい風景と調和し、ゆったりと時が流れていきます。

人気のディナープランは「【軽井沢の四季を楽しむプラン】軽井沢ならではの旬の食材を堪能するディナーコース 10,800円」。

一例として、ある日のメニューは、先付「ホワイトアスパラのポッシェ、オランデーズ風味」、前菜1「厚切り茄子の菜園風、茄子のピューレとフォアグラのコポー添え」、前菜2「シトロネルをピケした帆立のポワレ、カリフラワーのクスクス」、メイン・魚料理「鱈の低温調理、ソースピルピル、オリーブとトマト風味のチュロス」もしくは肉料理「仔羊のプティポワクルーテ、プティポワのニョッキとキャロットコンフィ」、チーズ「当日お薦めのフロマージュ」、デザート1「リュバーブのソルベとエミルション」、デザート2「ヌガーグラッセと洋梨の赤ワイン煮」…といった内容。

軽井沢の四季折々の食材で織り成す心なごむ料理の数々が、穏やかな癒しを誘います。

問い合わせ先

  • ドメイヌ・ドゥ・ミクニ
  • 営業時間/11:30~14:30(L.O.)、17:30~21:00(L.O.)
    定休日/不定休
    予算/ランチ 6,000円?7,999円 、 ディナー 10,000円?11,999円
    席数/24席(個室2室)
    喫煙可否/全面禁煙
    住所/長野県北佐久郡軽井沢町大字追分字小田井道下46-13

ドメイヌ・ドゥ・ミクニ の詳細・Web予約はこちら >>

高級ホテルの中にある|軽井沢フレンチ


【1】メインダイニング/万平ホテル

メインダイニング/万平ホテル
メインダイニング/万平ホテル 情報提供:一休.com

昭和11年築の老舗ホテル本館にある「メインダイニング/万平ホテル」。窓の外に広がる中庭には、四季折々、軽井沢の豊かな自然の姿が。格天井やステンドグラスが彩る店内は確かな伝統を感じさせ、時を経た老舗ホテルだけが持つ情緒が漂います。

ステンドグラスは、国会議事堂の天井を飾るそれと同様、職人・宇野澤秀夫氏の手によるもので、軽井沢の移り変わりが描かれています。また、ホテルロビーには亀のステンドグラスが掲げられ、万平ホテルの前身である「旅籠亀屋(1764年開業)」の面影を今に伝えています。

この地を訪れた際にはこれらの文化財に触れ、軽井沢とこの宿が刻んだ歴史を体感してみてください。

メインダイニング/万平ホテル
メインダイニング/万平ホテル 情報提供:一休.com

落ち着いた空間でいただくのは、創業120余年の伝統を受け継ぐ前田一シェフが手掛ける王道フレンチ。「虹鱒のムニエル 万平醤油風味」は、洋風調味料の調達が困難だった当時からの伝統のメニューで、ていねいに焼き上げられた虹鱒の骨までやわらかくいただける逸品です。

このほか、秘伝のレシピでつくる「カレー」など、ここでしか味わえない一皿が並びます。旬の食材を使用した、軽井沢の四季香るコース料理もおすすめです。

人気のプランは、ランチプラン「【アップグレード】選べるメイン等全4品!ジョンレノン直伝のロイヤルミルクティーに伝統のアップルパイ付 4,871円」。サラダ、スープ、メイン(肉or魚)と続く3品に、デザートとしてお取り寄せでも大人気の「伝統のアップルパイ」、また、このホテルが常宿だったというジョン・レノン直伝のレシピで淹れる「ミルクティー」が付いた、特別なプランです。

世界的なスターも愛した伝統あるホテルのもてなしを体感しながら、心からリラックスしたひとときを。

問い合わせ先

  • メインダイニング/万平ホテル
  • 営業時間/12:00~14:00(L.O.)、18:00~20:30(L.O.)
    定休日/なし(冬期休館日あり)
    予算/ランチ 5,000円?5,999円 、 ディナー 12,000円?14,999円
    席数/100席
    喫煙可否/全面禁煙 ※館内喫煙ブースあり
    住所/長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925 万平ホテル1F

メインダイニング/万平ホテル の詳細・Web予約はこちら >>

【2】ソノリテ/旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン

その土地の環境を生かした個性的なホテルを展開する、ヒルトンの新ブランド「キュリオ・コレクション」。その日本初進出となるのが「旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン」、豊かな緑に囲まれたプライベート空間です。

1階にあるフレンチレストラン「ソノリテ」もさすが、ヒルトンらしい洗練と高級感を感じさせます。「ソノリテ」=共鳴を意味する店名には、食事やサービスがゲストの心に沿い、美しいシンフォニーを奏でることを目指した店の姿勢が表れており、世界に名だたる一流のもてなしでもって、リゾート地で過ごす寛ぎのひとときを演出してくれます。

共鳴というコンセプトは料理にも息づいており、地元信州の季節の食材を取り入れるのはもちろんのこと、その魅力をより引き出すために、信州にこだわらず各地の特産品を組み合わせて、珠玉のハーモニーを生み出します。

おすすめのプランは、ランチプラン「【序章から終章まで】1品1品にシェフの想いをこめて... 物語を紡ぐように愉しむ特別コース5,346円」。例えば「獺魚をまつる」と記載されたメニューは真鯛のポワレだったり、「温故知新」と名付けられた一皿はホワイトアスパラとアイスの競演だったり…。皿の上で食材と食材が物語を紡ぐように共鳴しあい、好奇心を刺激します。

プロローグからエピローグへ、流れるように展開するシェフの世界観を、じっくりと堪能して。

問い合わせ先

  • ソノリテ/旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン
  • 営業時間/7:00~10:00(L.O.)、10:00~11:30(L.O.)、11:30~13:30(L.O.)、13:30~17:30(L.O.)、17:30~20:30(L.O.)、17:30~22:00(L.O.)
    定休日/なし
    予算/ランチ 5,000円?5,999円
    席数/90席(半個室2室)
    喫煙可否/全面禁煙
    住所/長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢491-5 旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン 1階

ソノリテ/旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン の詳細・Web予約はこちら >>

※本記事で紹介したプランの価格はすべて税込です。
※本記事は2018年8月3日(金)時点での情報をもとに作成しています。

この記事の執筆者
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