定番! 秋のブラウスコーデをご紹介します。白、黒、ネイビーなど、ブラウスの色別に、大人の女性のお手本コーデをピックアップしました。

【目次】

白ブラウスを使ったコーデ


【1】HAUNTの白カシュクールブラウス×黒スカート

品がよくて鮮度もたっぷり!カシュクールブラウスで好感度の高い着こなしに
ブラウス(HAUNT代官山/ゲストリスト〈HAUNT〉)、パンツ(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、ネックレス・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

白シャツに代わるアイテムとして注目のカシュクールブラウス。深めのVカットやリボンベルトが女力を発揮しながらも、ハリのあるコットン素材で清涼な印象。ブラウスに華があるぶん、細身パンツやポインテッドトウですっきりと仕上げるのが正解です。

【2】デザインワークスの白ブラウス×デニムパンツ

白のもつ品格を最大限に生かしたブラウスはデニム合わせでセンスよく
ブラウス(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード×グレンウッド〉)、リング(シャンテクレール 東京店)、バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

ブラックデニムを選んだカジュアルな日でも、どこかにリッチ感を漂わせたいもの。そんなときは、カットソーではなく、「華ブラウス」の出番です! フロントにはピンタックを、袖にはレースを施したリッチな一枚を主役に、ゴールドチェーンのバッグやボリュームリングでスパイスを効かせましょう。

【3】ADOREの白ブラウス×黒パンツ

きちんと感と旬のバランス感がちょうどいい大人のためのメリハリ配色
ブラウス(ADORE)、パンツ(VINCE 表参道店)、ネックレス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

シャリ感の効いた軽やかなコットンブラウスは、長めのカフやボートネックなどさりげないデザインに旬のモード感が香っています。チェーンバッグやアンクルストラップのパンプスで、女らしいエッセンスを! 首元に黒のネックレスを添えれば、顔周りがぐっと引き締まります。

【4】ペセリコの白ブラウス×黒スカート

爽やかな白ブラウスと黒のハンサム小物でこなれ感を楽しんで
ブラウス・靴(ウールン商会〈ペセリコ〉)、スカート(レキップ)、帽子(ボルサリーノ ジャパン)、バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

シャツ仕立てのノースリーブブラウスが主役の、知的な着こなし。比翼仕立てのブラウスは、袖のシャーリングやリボンなどフェミニンなディテール使いが魅力です。とろみ素材のひざ下丈のスカートを合わせれば、たちまちこなれ感のあるカジュアルスタイルに。オールブラックの帽子やスリッパサンダルで、ハンサムなエッセンスを加えて、あくまでクールにまとめましょう! 

【5】アクリスの白ブラウス×黒ロングスカート

軽やかにひらりと揺れる8枚接ぎのパネルプリーツ
スカート(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ブラウス(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、ピアス・リング(シャンテクレール 東京店)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious9月号』小学館、2018年

パウダリーな表面感のある二重織り生地で仕立てた黒のプリーツスカートと、とろみのある白のシルクブラウス。素材自体に複雑な奥行きがあるから、無難な印象に終わらない洗練モノトーンスタイルに仕上がります。スカートは、歩くたびにオーガンジー×サテンのアンダースカートが優美にのぞきます。

【6】セブンティの白ブラウス×黒レーススカート

お互いに引き立て合うフェミニンなマテリアル
スカート(サン・フレール〈エルマンノ シェルヴィーノ〉)、ブラウス(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、ピアス・リング(シャンテクレール東京店)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious9月号』小学館、2018年

ミニマルにまとめた着こなしに、スカートの華やかなレースやブラウスのやわらかな質感が際立ちます。スカートは、大柄のフラワーモチーフの艷やかなマクラメレースを使った、巻きスカート風の仕立て。生地の重なる部分が斜めに走るラインが美脚を印象づけます。

【7】ステファノ モルタリの白ブラウス×オレンジタイトスカート

艶やかなファーとゴールドが奏でるゴージャスなバッグで盛り上げて
ブラウス(三喜商事〈ステファノ モルタリ〉)、スカート(ストラスブルゴ〈ストゥールス〉)、ピアス・バングル(showroom SESSION〈ヒロタカ〉)、ベルト(フラッパーズ〈アロン〉)、靴(JIMMY CHOO)、バッグ『STARDVST』(ヴェルサーチ ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious9月号』小学館、2017年

オフショルダーのブラウスとタイトスカートで女らしく。ファーバッグやサンダルは黒でそろえ、ぐっと引き締めましょう。

黒ブラウスを使ったコーデ


【1】Theoryの黒ブラウス×黒レーススカート

ラッフル&レースの黒スカートに大人の甘さを託して
ブラウス(Theory〈Theory〉)、スカート(オットデザイン〈ルーム エイト ブラック〉)、ピアス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2018年

総レースのスカートは、リボンステッチとラッフルの裾あしらいで、ほんのり甘め。シャープさをたたえるノースリーブの黒ブラウスとのコンビで、大人が憧れる絶妙な甘辛バランスが完成します。足元のモードなアンクルストラップのサンダルで、さらに女らしく軽やかな肌魅せを演出しましょう。

【2】アリクアムの黒ブラウス×キャメルのタイトスカート

ホワイトのトリミングが黒×キャメルの装いにクリーンな印象を与える
ブラウス(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、ベルト付きタイトスカート(三喜商事〈ストラネス〉)、眼鏡(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、ピアス(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、バッグ『トッズ セラ バッグ』 (トッズ・ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious9月号』小学館、2017年

愛せずにはいられない、黒ブラウス×キャメルスカートの着こなし。バッグもリンクさせてオンスタイルの完成度を高めましょう。

【3】ランバンの黒ブラウス×黒スカート

素材の異なる黒を重ねた贅沢なフリル使いに心ときめいて
ブラウス・スカート・バッグ(ランバンジャパン)、ピアス・リング(TASAKI〈TASAKI〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious9月号』小学館、2017年

異なる質感を用いたフリルだけでなく、襟元にパールビジューをあしらった黒のブラウスは、大人の女性を美しく見せる、心強い味方に。全身を黒でまとめることで、華やかなディテールが引き立ち、圧倒的な存在感をもたらしてくれます。透け感がありながらも、とろみのあるマットなウール素材なので、フォーマルな場にもマッチ。襟から前立てへと流れるアシンメトリーなフリル部分は、よく見ると異素材合わせになっています。ハリ感のあるコットンをコンビ使いすることで、ドラマティックなボリューム感を生み出してくれるのです。

【4】シャッツィ・チェンの黒レースブラウス×グレープリーツスカート

色香漂うブラックレースはモノトーンでまとめて品よく
ブラウス(シャッツィ・チェン)、スカート(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、眼鏡(ミクリ ジャポン〈アランミクリ〉)、ネックレス(ジョージ ジェンセンジャパン)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

繊細なレース使いにうっとりせずにはいられない、着映え効果の高い「印象派ブラウス」。上質なシルクの一枚は、モノトーン柄のプリーツスカートと合わせることで、きちんと感が求められるシーンにも映え渡ります。センシュアルなブラウスだからこそ、手持ちのデニムに合わせて、カジュアルダウンさせてもおしゃれです。

【5】フィラージュの黒ブラウス×カーキタイトスカート

たおやかな女らしさの香るシルクサテンのブラウス
ブラウス・スカート・ピアス(ルック〈フィラージュ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2017年

しなやかな艶をたたえたシルクブラウスは、ややボリューム感のあるスリーブとロングカフスが華やかなデザインポイント。付属の共布のボウタイは、リボン巻きやひと結びで垂らすなど、自在にアレンジを楽しめます。全体を切れ味よくまとめるタイトスカートを合わせてビジネスシーンに最適な着こなしが完成します。

ネイビーブラウスを使ったコーデ


【1】デレク ラムのネイビーブラウス×ブレスレット

Cartier
ブレスレット『ラブ』・リング(カルティエ)、ブラウス(ブランドニュース〈デレク ラム〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

愛の証として人気を集める『ラブ』ブレスレット。濃厚なイエローゴールドが際立つミラーポリッシュ仕上げの存在感のある輝きは、凛としたエレガントな美しさを演出します。細タイプを加え、太さ違いのものをミックスさせて重ねづけすると、表情が立体的に。シンプルなネイビーのブラウスがゴールドを引き立ててくれます。

【2】グッチのネイビーボウブラウス×ベージュパンツ

端正パンツスタイルには躍動感のある華やぎで大人の余裕と遊びを表現
ストール・ブラウス・パンツ・ピアス・ブレスレット・リング・バッグ(グッチ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

ボウブラウス+端正パンツの定番スタイルにこなれ感を授けるのが大人の流儀です。洋服に映える華やかな一枚を選択し、アシンメトリーな巻き方で外すのがポイント。

カジュアルなブラウスのコーデ


【1】白ボウブラウス×黒フレアパンツ

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オリヴィア・パレルモ ©IMAXtree/アフロ BY:『Precious8月号』小学館、2018年

不動の人気ファッショニスタ、オリヴィア・パレルモは、育ちのよさを感じさせるフェミニン・モノトーンの達人。ボウブラウスにモードなフレアパンツを合わせるセンスに注目です。

体のラインを拾いすぎず、理想のシルエットをキープしてくれるセミタイトスカートは、知的な女性のデイリーアイテム。ほんのり肌の透ける黒ブラウスに、キャメルスカートをハイウエストに合わせたレディライクな着こなしには、フラットでもヒールに匹敵する女らしさを取り入れたいところ。黒だからといって決めすぎることなく、リボンディテールで甘さも楽しめる余裕は、おしゃれ上級者の証です。フラットシューズは甲を美しく見せる深めのVカットに沿うよう、斜めにあしらわれたリボンがスタイリッシュ。

【2】リビアナ・コンティの白ブラウス×グレースカート

進化したハイウエストのタイトスカートでスタイルアップを狙う!
スカート(SANYO SHOKAI〈ポール・スチュアート〉)、ブラウス(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ネックレス(セシル・エ・ジャンヌ)、バッグ(和光〈マウロゴベルナ〉)、バッグに巻いたスカーフ(アマン〈フィナモレ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2017年

ベルト付きのハイウエストスカートは、年齢とともに気になるおなか周りをすっきりカバーしてくれる優れもの。ラップタイプだから、脚さばきもスムーズ。白ブラウスが、仕事にふさわしい緊張感を与えてくれます。

【3】トモウミ オノの白ブラウス×淡グレージュスカート

しなやかシルエットで繊細グラデーションにいきいきとした遊び心を
ニット(アオイ〈マルゴン〉)、ブラウス(チェルキ〈トモウミ オノ〉)、スカート(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ〈マッティオリ〉)、ブレスレット(ケイテン)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2017年

淡グレージュのスカートは、イレギュラーなヘムが今らしい一着。同系色のブラウスで縦ラインを強調しつつグレーのカシュクールでアウトラインを引き締めて、スタイルよく仕上げましょう。端正なトープのバッグもショルダー使いでどこまでも軽やかさを意識。

【4】ヌメロ ヴェントゥーノのベージュブラウス×サーモンピンクパンツ

最愛のベージュを主役に繊細な色味をていねいに重ねて
ブラウス・パンツ・バッグ(IZA〈ヌメロ ヴェントゥーノ〉)、眼鏡(ミクリ ジャポン〈スタルク アイズ〉)、時計(パテック フィリップ)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)  撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

落ち感のきれいなベージュのブラウスは、肌触りもよく晩夏から秋へのブリッジアイテムとしても活躍。淡いサーモンピンクのパンツと合わせて、優しげなムードを楽しみましょう。ブラウスはセットインのタイプを、パンツはセンタープレスを選んで、すっきりとしたラインを目指すのがおすすめです。仕上げにスタッズ付きのバッグやビジューモチーフのパンプスで輝きをちりばめると、着こなしにメリハリが生まれます。