年齢とともに深刻化する白髪の悩み。白髪があると、確実に老け印象は上がるもの。どう対策すればいいのか? 白髪を増やさないために、日常生活でできることがあります。
最も重要なのは、生活を整えること。ほかには、血流をよくしておくことも必須です。理由は、血液に乗って新鮮な酵素や栄養が頭皮に届くから。
血流が滞っていると、頭皮に新鮮な酸素や栄養が行き届かず、老化を促進することになりかねません。髪悩みをこれ以上増やさないためにも、血流アップは不可欠。そこで今回は、血行促進のための美容液とマッサージをご紹介します。
白髪を増やさないための「血流アップ美容液&マッサージ」
毛穴からしっかり吸収させて効果を出す「血流アップ」の頭皮用美容液5選
ひと昔前までは、頭皮用のアイテムといえば、毛生え薬的な立ち位置なものが多く、男性が使うものというイメージがありました。けれど、今や女性にとっても必須のアイテムとなっています。
それはナゼかというと、髪のうねりや白髪、薄毛などの女性の髪悩みには、すべて頭皮の血行不良が絡んでいるからなのです。血液がスムーズに流れていないと、新鮮な酸素や栄養が運べず、新陳代謝が低下してしまいます。すると、健やかな髪ではなく、悩みを抱えた髪になる可能性が高くなってしまうのです。
そこで、近年の頭皮用美容液は、女性のホルモンバランスを考慮に入れながら、血流を促したり、メラノサイトに働きかけたりと、髪悩みを一網打尽にする優秀なアイテムが多数、登場しています。ぜひ日々のヘアケアに取り入れて、白髪予防に活用してください。
■1:アーユルヴェーダで使われてきた伝統的な植物のパワーで髪は太くしなやかになる「アヴェダ インヴァティ アドバンス ヘア&スカルプ エッセンス」
髪を太く、健やかに育むため、血流や毛包周りの活力をアップします。
■2:うねり、細毛、白髪など、老化をケアし、美しい髪を育む頭皮へと導く
「プロフェッショナル ザ・ヘアケア フューチャーサブライム トータルスカルプケアセラム」
細毛、うねり、白髪と、あらゆる老化の髪悩みに対応する、プレミアムな頭皮エッセンス配合です。
■3:有効成分を高濃度に配合!使うほどに、強く美しい髪を実現する
「シスレー ヘア リチュアル フォーティファイング セラム フォー ザ スカルプ」
頭皮の力を活性化し、密度の高い髪へ導くため、ミネラルやビタミン、植物エキスなどの有効成分を高濃度配合しています。
■4:頭皮のフローラを整え、豊かで健康的な黒髪を育む新発想のエッセンス
「ミルボン オージュア・グロウシブ グロウエッセンス」
地肌や髪に影響を与えている頭皮の細菌群に着目した有効成分で、健やかな黒髪を育む効果があります。
■5:白髪、薄毛、かゆみなど、あらゆる髪悩みに精通した名品
「コスメデコルテ ステムノワール」
エイジングによる抜け毛ややせ髪を防ぎ、豊かな黒髪をつくり出す、薬用の発毛促進剤です。
頭皮エッセンスの効果を最大限に引き出す「血流アップ」マッサージ
頭皮用美容液を塗る習慣をつけたら、さらに効かせるために、ぜひ血流をアップさせる頭皮マッサージも合わせて習慣にしましょう。新しい髪が生えてくる環境がよくなると、白髪だけでなく、薄毛やうねりなどの髪悩みにも効果的です。
(1)頭皮全体をマッサージ
頭皮用美容液を頭全体にまんべんなく塗ったら、両手の指の腹を使い、額の生え際から後頭部に向かって、全体的にらせんを描くようにマッサージしていきます。
(2)後頭部のツボをプッシュ
親指を耳の後ろに当て、首の付け根部の左右にある「完骨(かんこつ)」というツボをゆっくり押す。次に、両手の中指を重ね、首の付け根の中央にある「瘂門(あもん)」というツボもゆっくり押す。
(3)側頭部をゆっくり引き上げる
耳上に手のひらの付け根を置き、頭皮を頭頂部のほうへ引き上げるようにしながら、ゆっくりと3回圧迫する。
(4)頭頂部のツボをじっくり押す
最後に、頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」というツボに、両手の中指を重ねて置き、ゆっくりと真下に向かって押し、終了。
白髪を増やさないためには、美容液とマッサージ以外に、生活習慣の改善をすることも欠かせません。ミネラル(とくに銅)を豊富に含む食事をしたり、サプリメントを補ったり、質のよい睡眠をとるように心がけたり、できることから対策していきましょう。
- PHOTO :
- 玉置順子(t.cube/人物)、恩田はるみ(静物)
- HAIR MAKE :
- 尾花ケイコ
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- EDIT :
- 長田和歌子、佐藤友貴絵(Precious)